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RC-Fの中古車を買うときのポイント。狙いは2014~2015年モデルです。|KUHL Racing LEXUS RC F
今回は、好評の中古車の買い方シリーズ&新しいエアロのご紹介をしたいと思っております。今回の車種は、レクサスのRC-Fです!RC-Fも、中古車で購入しやすいおクルマの一種となっており、2014年の終わりぐらいからリリースされているので、モデル年式は長め。マイナーチェンジが、2019年に行われていますが、実はエクステリアの変更がほとんど行われていません。初代の2014年モデルでも古さを感じさせないので、中古車が本当におすすめです。
2019年のマイナーチェンジの際は、以下のような点が変更されました。
・馬力が4馬力程度向上
・フロントバンパーにカナードを追加
・サイドステップの形状が変化
・車重が20kg程度軽量化
・ローンチを追加
現在でも新車での発売は行われていますが、それぐらいのイメージなんですね。そのため、2014年~2015年の初期モデルで十分満足できるおクルマが購入できるのではないかと思います。RC-Fの中古車のタマ数については、2014年~2015年モデルが全RC-Fの中古車の7割~8割を占めているんですね。
だから、初代の方がタマ数が豊富であるぶん、走行距離・価格・オプション等を自由に選べるという利点があります。そういう意味でも、中古車を買う場合は2014年~2015年モデルがおすすめです。では、詳しく見ていきましょう。
2023.5.1
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こちらの2台の走行距離は、赤色(2014年モデル)が3万km、白色(2015年モデル)が7万kmです。走行距離が倍ぐらい違うので、価格は赤色が649万円、白色が599万円と50万円程度の価格差があります。この差額の理由は走行距離です。ボディカラーですがやはり白の方が30万円ほど高い傾向にあります。6万km後半で、この赤いボディカラーだったら、もっと安くなるということです。
初代モデルは全7色あるのですが、人気のカラーは定番の白と黒です。そのため、白と黒は価格も高くなります。白と黒の差額はほぼ同じで、30万円ほど安い金額となるのが赤色・ガンメタ・青色です。さらに10万円ほど安い金額となるのがオレンジ・シルバーです。僕の好きなシルバーが、中古車の場合はお買い得になっております。では、それぞれ仕様を見ていきましょうか。
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こちらのおクルマの仕様はどちらもベースグレードです。初代はベースグレードだけでしたが、その後15年モデルからカーボンエクステリアパッケージが加わったんですね。ボンネットルーフ・リアウイングがカーボン仕様となっていて、値段も新車より83万円高くなっています。ちなみに、ベースグレードとカーボンエクステリアパッケージの中古での価格差は、おおよそ30万円ほどです。
ボンネット・ルーフがカーボンになると、かなりスパルタンなおクルマとなります。スパルタンなのがお好みの方はエクステリアパッケージがおすすめですが、一般的にはベースグレードの方がおすすめというカタチになってきます。ベースグレードの方が人気もタマ数も圧倒的に多いのも利点です。カーボンエクステリアパッケージの場合は、タマ数が少ないので、ボディカラー・走行距離もあまり選ぶことができません。
ベースグレードを選択して30万円分の価格差をエアロパーツ等に充てた方が、個性を出すことができるのでおすすめ。こちらは全部新品のパーツ・ホイール・車高調が入っています。KUHL KARS AICHIはKUHL初めての中古車センターなのですが、ここではフルノーマルを仕入れてきて、新品のエアロパーツ・足回り・ホイールタイヤ・マフラー等をインストールをしてお得に販売しています。ということで、まずはエアロパーツが完成したので、こちらからご紹介していきます。
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こちらはKRUISEというKUHLのシンプル系エアロブランドからのリリースです。それでは、まずはフロントのディフューザーから見ていきます。
フロントディフューザーはこのように、非常にシンプルなデザインとなっています。そして、厚み15mmの少し低めのサイドフィンを設けています。だから、バンパーの一番低いところから15mmしかダウンしていません。このようにローダウンしても十分な地上高が確保出来ています。
ディフューザー両端にはサイドフィンを設けることにより、フロントダウンフォースを稼ぎ、デザインアクセントにもなっています。エアロパーツのライン取りは、純正バンパーラインに沿った形状とし、主張しすぎないシンプルなスタイリングを意識してみました。続いて、サイドへいきましょう。
サイドは、純正のサイドステップの下につけるタイプのディフューザーです。フロントと同様、サイドディフューザーも15㎜のみのダウン設定としていますので、充分な地上高が確保できます。後方部分がフィン形状で反り上がっているのが特徴です。サイドフィンが少し主張しますが、前方からセンター部分は、意匠は入れず、フラットに仕上げていますので、全体的にシンプルな印象にまとまっているかと思います。では、リアいきましょう。
RC-Fのリアは、マフラーが斜め縦置きとなっているのが大きな特徴。純正でこのようなレイアウトとなっています。マフラーを横置きに変更をすれば、エアロを下へ通すこともできます。ですが、今回は敢えてこの斜め縦置きのレイアウトをそのまま使い、3分割仕様のエアロとさせて頂きました。
センターのパーツはフローティングタイプとなっていますので、空洞になっています。結構跳ね上げています。底面から結構奥行きがあるのですが、そこから更にガバっと上がってきて、フィンは控えめな感じであまり主張させないデザインとなっています。かなり後方延長・上方延長をしているというイメージです。このおクルマはマフラーまわりの迫力があるので、センターをこれだけカチ上げても意外と目立たず自然な感じで馴染んでいます。
そしてリアサイドにはサイドフィンを設けたリアサイドディフューザーを装着しています。リアセンターディフューザーのみ装着、もしくはリアサイドディフューザーのみの装着など、単体での組み合わせももちろん可能です。続いて、リアウイングにいきましょうか。
トランクエンドにはトランクスポイラー(リアウイング)を装着しています。トランクの後ろ側に付けるカタチになっていまして、かなりカチ上げています。そして、折り曲げてエッジ感を効かせ、クォーターパネルまで延長をしています。今回はLCの時と違って可変ウイングです。ラインに沿って可変ウイング上がりますので、安心して下さい。エアロが以上の4点ですね。では、マフラーいきましょうか。
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マフラーは車検対応で116パイとかなりの大口径です。このようなマフラーを斜め縦置きにしているということで、結構スペース的にはギリギリで収めました。迫力のあるボディのおクルマなので、これぐらいインパクトがあるマフラーがあってもいいかなと思います。こちらのおクルマは、テールエンドはヘアラインのブラックカラーで黒く引き締めてます。
こちらのおクルマは、ヒートブルーグラデーションということで、青色のグラデーションカラーでゴールドに光らせています。サウンドはどちらも同じです。価格は若干黒テールの方が高くなっています。じゃあ音いきましょうか。こちらはV8・5L・477馬力ですからね!じゃあいきますね。結構抜けるような音がします!車検対応ですのでうるさすぎることもなく、ジェントルな感じのいい音だと思います。
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どちらも足回りはBRITZさんの車高調でローダウンしています。そしてこちらはデモカー仕様ということで、かなり下げてあります。ホイールは、VERSというKUHLオリジナルホイールブランドの鋳造2ピース。メッシュタイプのKCV01というホイールで、20インチを入れてあります。タイヤはFALKENさんのFK510です。
こちらは5本スポークのKCV03シリーズです。両方ともかなりコンケーブがガツっと効きているのがポイント。ホイールはどちらも自由に選択することが可能です。
そして、RC-Fはブレーキがかなりデカいのが特徴。ホイールに下駄を履かせるというのですが、通常はディスクが10mm・15mmあたりで、少し手前に出てくるディスクを使用します。ビッグキャリパー対応ディスクなのですが、KUHLの場合は逃げるんです。
見ていただいたらわかる通り、このコンケーブ角度で下駄を履かせる必要がないから、リムが深く取れるという仕様になっています。こういうキャリパーのデカいクルマには、VERSシリーズのホイールがおすすめでございます。
フルキットを全部装着しますと、おおよそ180万円分の新品オプションパーツが装着されているというカタチになります。それでトータル649万円のプライスということは、オプションの方で50万~60万ほど値引きをさせていただいているという計算になります。ですので、こういうカスタムした状態の中古車を買いたいという方には、非常にお得なシステムとなっております。
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RC-Fの内装カラーは4色あります。こちらはレッドカラーで全部レザーとなります。レザーの種類に若干の違いが見られますが、イイ感じですよね。バケット形状のシート・ステッチの色の変更・ダッシュボード・メーターパネルフード等にこだわりが感じられます。
コンソールボックス・ドア等にはアルカンターラ(人工皮革スエード)が使用されたりしています。そして、なぜかステッチの色がバラバラとなっているのがRC-Fの特徴。続いて、内装の見るべきポイントについてご紹介していきます。
ボタン周りはカーボンになっています。ただ、カーボンの場合はこのようにクリアが浮いてくるケースがあります。こちらは諦めて受け入れるか、クリアが浮いていないタマを探すか、あるいは新品がまだ手に入りますので交換してしまうという方法で対策できます。
このおクルマは内装のシートが非常に綺麗なんですね。ただ、すごいバケットになっていてホールドが凄いので、この部分がほつれるんですよ。だから、おそらく6万km後半ぐらいまで乗っていると、乗り降りの際に擦れてしまってどうしてもこのような感じになります。張り替えたり上から色を塗ったりとかして補修することは可能です。
内装のシートカラーについてですが、こちらのおクルマはフレアレットと呼ばれるカラーです。これが一番人気のあるカラーだと思います。2番人気がブラックにオレンジのアクセントが入っているタイプのカラーがあります。そして、ブラックと白のカラーがあります。合計4色があるのですが、10万円ずつぐらい差が出るケースが多いという印象です。赤にこだわらず、白あるいは黒でいきたいという方は、少し安く買える可能性はあります。
ナビは純正で「F」と表示されていて、カッコイイですよね。このおクルマに関しては、内装はキレイです。天張りもあまりヤレてませんし、シートも助手席も運転席もキレイです。ただ、カーボンパネルのクリアが少し浮いてしまっています。気になる方は、カーボンパネルの交換を考えた方がいいかもしれないですね。この内装の状態で、3万km台で、お値段が649万円。RC-Fは、600~650万円ぐらいの予算感という感じになりますね。もう少し走行距離を伸ばせば、500万円前半とか、上手くいけば499万円でカスタムカーを買えるケースもあります。
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実はこのRC-Fは、全体的に走行距離が少ない傾向にあります。この3ヶ月間のオートオークションを分析してみましたが、距離8万km以上のクルマがわずか10%しかありませんでした。3万km台の在庫が40%を占めています。これは普通のおクルマと比較すると、非常に少ないんですね。ですので、通勤で毎日乗ったり長距離を乗ったりするようなクルマではなく、非常に趣味性が高いクルマであると言えます。全体的にクルマの状態も非常に良い中古車市場となっています。
新車で1,000万円近いおクルマがこれぐらいの金額で買えるということを考えると、非常に割安感もありますよね。これからガソリン車が無くなっていくんじゃないかというなかで、敢えて5L・V8・477馬力を乗り回してみるのも良いのではないでしょうか。
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RC-F用のエアロパーツが完成したので、これからKUHLではフルカスタム中古車をガンガン販売していきたいと思いますので、よろしくお願いします。KUHL KARS AICHIの方で展示をさせていただいておりますし、全国で7店舗展開している他のKUHL店舗へご来店やお問い合わせをいただいても大丈夫です。
また、KUHL ONEというオンラインオーダーのECシステムにおいても、在庫のある中古車を全部検索を行うことができます。気に入っていただいたら、そのままおクルマをオーダーすることも可能です。店舗で担当営業と話しをしながら細かい仕様を決めていきたいという場合は、最寄りの店舗の方にご来店いただけると嬉しいですね。
ノーマルでベース車両を探してきて、イチからオリジナルのおクルマを作り上げることも可能となっています。在庫が無い場合はオートオークションを中心に、予算・仕様を考慮してお好みのベース車両をお探しすることも可能です。ということで、今回はRC-Fの中古車の買い方でした。ありがとうございました。
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