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    中古のND系ロードスターを買うときの狙い目ポイント語ります。| KUHL Racing MAZDA ROADSTER

    今回は、中古車カスタムコンプリートカーの第2弾です!前回はレクサスLCの中古車購入時のポイントをご紹介させていただきましたが、第2弾はロードスターについてご紹介していきます。

    ロードスターは、グレード・カラー・走行距離等の違いで相場が大きく変わる中古車なので、そのようなポイントを分かりやすくお伝えできればと考えています。

    こちらはパッと見はみんな同じ赤色となっていますが、特別仕様車等を除いた一般的なグレードの場合は、ロードスターの中古車相場での人気のカラーリングの1位は白と黒です。

    赤のイメージが強いですよね?イメージカラーだと思いますし、実際に新車で購入する際には価格が高いカラーとなりますが、実は白と黒が一番人気。赤は白・黒と比べて10万円ほど安い価格となっています。そしてグレーやセラミックメタリックという今廃版となっているパールホワイトに近いカラーがあるんですけれども、そのあたりのカラーは白・黒に比べると20万円ほど価格が安くなります。

    このような傾向があるため、新車の時に特別塗装色で高かったおクルマが、逆に中古車になるとお得にご購入頂ける場合もあるというのが、中古車の面白いポイントのひとつと言えます。

    2022.12.15

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    ロードスター3台のカスタム内容・ポイントについて解説

    じゃあとりあえず、カスタムしている内容から見ていきましょう。こちらは3台とも同じエアロを装着したカスタムとなっています。

    幌(ほろ)タイプの車種とその隣2台がロードスターRFというハードトップ仕様の車種です。エアロは全車種共通で装着することが可能。マフラーも全グレード車検対応となっていますので、安心してご購入いただけます。

    エアロパーツはこの黒い部分でツヤありの黒で塗装を施してあります。

    そしてこちらは、ボディカラーのレッドで塗装してあります。かなりシンプルな15mm厚の薄型のディフューザーとなっており、センタ部分は空洞です。

    続いてサイドステップにいきましょう。こちらは交換タイプになっています。

    今回は黒で塗装をしてあるので、サイドステップは赤と黒の2分割ツートンカラーとなっています。厚みは15mmで、シンプルなデザインです。こちらは赤一色で仕上げてあります。

    塗り分けのサイドステップの方が代金が若干高く、塗り分け費用が15,000円ほどかかっております。

    そしてリアもいきましょうか。

    リアはセンター2本出しマフラーとなっており、迫力のある2分割フローティングディフューザーが特徴です。真ん中にマフラー、そして両サイドのフローティングディフューザーは吊り下げ式で空洞になっています。覗いていただくと、マフラーパイプが見えるようになっています。

    こちらはすごくこだわって作っております。この隙間から横パイプが見えた方がいいかなということで、センターパイプが来てそれが両サイドにUの字にパイプを巻き込んで、そして再びセンターに来ているという構造になっています。

    エンジンから来るトルクアップも狙って設計しています。マフラーがしっかり見えてもいい、魅せるエアロパーツとなっています。後ろから見たら、結構こだわっている感を強く感じられますよね。ボディ一体で見せると、より一層エアロが強調されるというイメージになっています。

    純正はセンターマフラーではありませんが、ロードスターは元々ライトウェイトスポーツだと思うので、やんちゃな感じがあるセンター出しマフラーが似合うかなと考えました。

    オプションで、スワンネックウイングという吊り下げ式のカモメみたいな形をしたウイングもございます。

    足回りは定番のBRITZさんの車高調を装着。結構低くなっていますが、実際はもうちょっと落とせると思います。

    ホイールは、KUHLオリジナルブランドのVERSホイール・18インチを装着。2ピースですので、リムの幅(インセット)はミリ単位で設定可能。

    ロードスターは、実はダブルフィッシュボーン。フロントを落とせば落とすほど、前後ともキャンバーが付いてくる仕様です。そのため、ローダウン量があれば結構リムが取れるのが特徴です。そして、タイヤはFALKENさんのFK510を装着しています。

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    ロードスター3台のプライシングとその理由について解説

    こちらのロードスター3台のお値段について解説していきます。左の車両はベーシックモデルのSグレードで価格が279万円、残りの2台がRFグレードで価格が339万円と349万円になります。

    この価格の違いがどういう風に付けられているのかについて解説します。まずSグレードとRFグレードでは、新車で70万円ほど価格差があります。RFの方が1年遅れで発売がされています。

    Sグレードの方が、新車の状態で車両本体が70万円安いということです。だから、当然こちらの方が中古車の方もお安くできます。

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    ベーシックでリーズナブルなSグレード

    こちらのSグレードは価格が279万円なんですけれども、なんといっても126万円分のオプションが装着されているのが大きな特徴。新品パーツが結構たくさんついています。

    ちょっと高い印象を受けるかもしれませんが、購入後に新品パーツを付けてカスタムしたいなと思っていただける方であれば、コンプリートカーをご購入いただいた方が非常にお得です。

    走行距離3万km台で修復歴はもちろんございません。グレードは最もベーシックなSグレードとなっています。

    ロードスターの場合、1番人気はRSグレード。レカロシート標準装備・ビルシャインダンパー等が付いて車高調も代わります。

    KUHL KARS 愛知でご購入いただく場合は、例えばブリッドさんとかレカロさんとかのシートも取り扱っていますので、お好きなものへの変更が可能です。

    KUHLの場合は、ダンパーは変わってホイールも新しくなるので、RSを選ぶ必要はあまり無いという感じにはなります。

    後は乗り方で選ぶという方法もあります。例えばSグレードの場合、エアコンがマニュアルであったりナビゲーションが装着できない等、装備品のランクが少し落ちるんですね。

    一度中を見てみましょう。せっかくなので上の幌(ほろ)も開けてみます。

    こちらは手動で開閉する仕組みとなっておりワンタッチで簡単に開きます。ガチャっとするとロックがかかる仕組みとなっています。カバーがありますので取り付けて頂くと、このあたりの隙間は気にならなくなります。

    やっぱりオープンカーいいですよね?

    エアコンは、先ほど言ったようにマニュアルエアコン。モニターはありません。ナビゲーションの装着ができないため、社外の置き型モニターナビを付けるか、スマホのGoogleマップを使うという方法で代替します。

    あとは、スピーカー等の装備品が少し簡素化されているという感じです。シートはベーシックな感じで赤のステッチが入っており、高級感も十分にあると。

    エンジンパワーが違うといったことは無いので、このSグレードはおすすめのグレードとなります。1ランク上げると、Sスペシャルパッケージ・Sレザーパッケージとなり、こちらのグレードになるとナビゲーションが使えるようになります。

    SパッケージとSスペシャルパッケージの中古車相場は、走行距離が同じぐらいで10万円くらいの価格差となります。ですので、例えばパールがどうしても欲しいけれども予算を抑えたいという場合は、パールのSスペシャルパッケージよりもSパッケージを選択することで、同じ距離で10万円ほど価格を抑えるということも可能です。

    そして、Sスペシャルパッケージより上のSレザーパッケージ。こちらの場合もおおよそ10万円ほど差が生じます。少しゴージャス仕様でいくのでしたら、SスペシャルパッケージもしくはSレザーパッケージを選択するのがおすすめです。

    価格のイメージとしては、3万km・300万円以下のフルカスタムでだいたいSスペシャルパッケージ・Sレザーパッケージは乗れるという感じです。当時のメーカーオプションがついていると、少し値段が高くなります。

    あとはロードスターで走行距離がどのくらいから変化してくるのかが気になりますよね。

    こちらのソフトトップのおクルマは、2015年登録のモデル。ちなみにソフトトップND型のロードスターは2015年から発売されているんですけれども、タマ数が圧倒的に多いのが2015年の初期型です。発売から7年経過をしているということです。

    中古車の走行距離の目安は、一般的には年間8,000kmが基準となります。従って、7年落ち・走行8000kmの条件の場合は、56,000kmぐらいが基準の走行距離となります。

    60,000kmを超えてきたおクルマの場合は、一気に価格が安くなります。おおよそとなりますが、1万km・2万km・3万kmという走行距離ごとに、8万円~10万円くらいの値段の差が出てきます。

    例えば、値段を抑えてロードスターを狙うとしたら、2015年モデルの6万km超えモデルで価格が安かったら適正価格であると判断できます。

    中古車の相場としては、大体年間走行距離8,000kmを超えたものが距離が多めということで安くなる傾向にあります。

    ちなみにこの後ろのクルマは2015年モデルのSグレードで3万km台・ボディの状態も非常に良好。ということで、279万円のプライスを付けさせていただいております。

    逆にSスペシャルパッケージにしたいと思ったら、同じ内容で5万km・6万kmの走行距離のおクルマを選択すれば、同じぐらいの価格になるということですね。

    こちらが3万kmで279万円ですので、例えば5万km・6万kmのSスペシャルパッケージだったら、逆にもっとお安くなる可能性もあります。

    あと、走行距離を乗っているから一概にダメというわけはないんですね!毎日通勤等で使われていて、オイルのメンテナンスなんかも完璧にやっているおクルマであれば、逆に放置している1万kmとかよりも非常に調子が良かったりします。

    ですので、走行距離が多いからというよりも、どのようなメンテナンスをして乗ってきたかが重要な判断ポイントとなります。

    機関系はちゃんとメンテナンスをしているか、シートとか内装の汚れがどうなっているかという点を見極めていきます。

    ロードスターの場合は結構カスタマイズをして乗られているケースが多いのも留意すべきポイント。車高調なんかが変わっていたり、あるいはサーキットを走られているおクルマもございます。

    こういったおクルマの場合は、しっかりとした見極めが必要。まずは下回りをこすっていないかは必ずチェックしてください。中古のホイールが付いている場合は、タイヤの片減り等を見て頂けると、ある程度そのクルマの素性みたいなものが分かってきます。

    KUHLの場合は、全てフルノーマルのおクルマを仕入れてきて、新品のパーツでカスタムを行っていますので、このような心配は一切必要ございません。

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    ハードトップ仕様のRSグレードは超おすすめ!

    じゃあ次はRFグレードを見ていきましょう。個人的には、このRF-RSは超おすすめの車種で価格が339万円。右のおクルマはRF-Sで349万円。この2台は10万円の差ですから、これらの違いについて解説します。

    新車の価格を言っておきますと、RSが当時で約373万円ほどでした。Sの方は324万円でグレードによる価格差が50万円ほどあります。

    ところが、中古車では価格の逆転現象が起こっています。こちらのSグレードは126万円分のオプションが付いているため、トータルコストは新車より高くなっていたりもします。

    RSの方が走行距離が4万km台、Sの方が2万km台となっているため、RSグレードの方が中古車では安くなっています。それと細かいですけれども、少し飛び石があります。自己修復歴はもちろんありません。

    このような程度的なものもお値段の差が付く原因となります。これだけでグレードの価格差が埋まっちゃうケースもあるということです。

    レカロシート・ビルシュタインバンパー・ホイールなんかも本来であれば入っていますし、装備的にはRSの方が良いですしね。カスタマイズのために外していますけれども。

    ではオープンしてみましょう。こちらは電動オープン仕様となります。

    このように自動で屋根が収納されます。そして、赤のパイピングが入ったレカロシート。

    ナビゲーション等はモニターが付いています。ベースグレードはマニュアルエアコンでしたが、こちらはオートエアコンとなっています。

    ちなみにマニュアルとオートマの価格差についえは、10万円ほどでマニュアルの方が高いです。こちらも、カスタムをする前提であれば、Sパッケージの方がいいのかもしれないという理由になります。

    RF-Sは、オートエアコン・LSD標準・エンジンが2L。正直一番良いんじゃないかなと思います。

    2016年当時発売時は、2Lのエンジンで158馬力でトルクが20.4。2018年の7月以降のモデルは、184馬力まで上がっています。RFも初期モデルのタマ数が非常に多いので、この158馬力モデルが多い状況となります。
    ちなみにエンジン1.5Lのタイプは、131馬力でトルクが15.3となります。排気量が少ないぶん、少しパワーとトルクも細い感じとなります。

    しかし、こちらのソフトトップは990kg、RFのハードトップは1,100kgですので、100kgほどエンジンの大きさの影響で重くなってはいます。実際エンジン自体はとてもパワフルなのですが、車体が若干重いという感じです。

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    今回ご紹介した3台はKUHL KARS 愛知、またはKUHL ONEで購入可能!

    ロードスターの中古車のポイントをご紹介しました。この後ろに並んでいる3台のロードスターは、KUHL KARS 愛知の方に展示をさせていただいています。

    なかなか店舗に遠くていけないとか、忙しくていけないとかいう方はKUHL ONEというオンラインオーダーシステムでお見積りのシミュレーション・在庫確認・実際のご購入等が可能です。

    簡単に仕様のチェンジ・シミュレーション・お見積りができますので、ぜひKUHL ONEを活用して色々と試してみて下さい。

    今回はロードスターの中古車購入時のチェック方法・チェックポイントについてご紹介させていただきました。ありがとうございました。

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