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【KUHLのエアロ】30系後期アルファード用に最後のバンパーエアロを作りました|KUHL Racing TOYOTA ALPHARD
今回は、30系後期アルファード用に6個目の新作エアロが完成したので、デモカーと合わせてご紹介していきたいと思います。
30系後期では今のところ最後のエアロであろうということで、エアロ名は「ファイナルエディション。」KUHLレーシングブランドからド派手なフルバンパーエアロが完成しました。
デモカーはホワイト・ブラックの2台を用意していますが、たくさんのパーツが組み合わさって違う仕様となっていますので、それぞれご紹介していきます。
2022.8.3
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今回の目玉である新作エアロは、グリル一体型のフロントバンパー。メッキのグリルはもう外してしまってですね、代わりにネットを入れて横にバーを設置。ちょっとスポーティーに見えるように意識してデザインしました。
グリルとバンパー部分が一体で、アンダーのディフューザーは別体です。グリル内の縦ステーや塗り分けで色を変えているのがポイント。
ヘッドライトのところにはKUHLの商品である目隠しカバーが付いているんですけれども、当たらないように、でも伱間が空き過ぎないように、というクリアランスもこだわりのポイント。それからバンパー・フェンダー・ヘッドライトのチリ調整についても、ミリ単位のピッチングでバチっと収まって
マスターの段階で殆どピタッと合わせて、生産型ができて製品サンプルがあがったら、またそこで少し調整を加えてから商品化しています。一体型のバンパーですけれども、精度にはメチャクチャ自信があるので、ぜひ付けてみてください。
ヘッドライトの下の部分は別体なんですけれども、ヘッドライトから下に繋がってきて横に流れていくというように1本のラインで見えるようにしているのがバンパーデザインのポイント。真ん中にこうスリッドラインを入れて、シャープな感じに見えるように仕上げています。
エンブレムは純正をそのまま移植。クリアランスの部分も全部移植をしています。あとグレードによってはバンパーの横にもあるんですけれども、そこも装着できます。
そしてこの奥行きが深いんですよ。このエンブレムの位置を見て頂けるとわかるんですけれども、エンブレムの位置は変わってないので、そんなに出しているわけではなく、逆に奥に入れているんですね。奥で当たらないようにギリギリまで追い込んで、深くこう立体感を出してみました。
金属ネットは粉体塗装を施していますので飛び石にも強く、中がみえにくい。中が透けて見えるとちょっと嫌じゃないですか。だから見えにくい仕様にしています。
フォグランプは純正を移植する形で使用。十分な地上高を確保しているので、車検も大丈夫です。フォグランプの上部にはフィンを設けていますが、一体型ですが塗り分けでちょっと別体風にしています。
バンパー左右のちょっと上にあがってガッと下に落ちている部分、ここは今回の迫力のポイントかなと思います。この横が出ていますが実はそれほど出していないので、バンパーの全長はほぼ変わっていません。
ライン取りを本当に柔らかくしているので、もうデザインは直線的なんですよ。ものすごく直線的なんですけれども、面は柔らかくしているので、結構直線的には見えにくいというデザインです。
下についているリップだけは別体で、実は既存の商品を使っています。白のデモカーに装着しているのは、RS2タイプのディフューザー。前方の延長は控えめで縦フィンも控えめ。
非常に低く見える形にしているので、あんまりバンパーから出ている感がせず収まりが良いディフューザーに仕上がっています。
地上高も純正バンパーと全く同じなので、ダウン量はこの厚み15mmだけ。高さはほぼ一緒なので、15mmの純正から下がると思っていただければ。
ちなみにディフューザー無しでバンパー単体での装着もOKです。そうすると純正とサイズは変わらない仕様となります。
黒も作ったんですけれども、黒の方のフロントディフューザーはRSワンタイプになっているので、フィンがやや高くなっています。前方への延長もRSワンタイプの方が前に出ています。
黒の方が角ばった感じがあるので、迫力アップを狙う方はこちらがおすすめ!あんまりディフューザーを主張したくないという方はRS2タイプがおすすめ!こういう選択もできます。
フルバンパーを黒で塗るとですね、こちらの黒のデモカーのイメージとなります。黒一色で塗ってあります。もちろん白一色で塗るということも可能です。
ステー・フィンの部分とかは、半艶のマットブラックで今回は塗装をしていますが、ガンメタなんかで塗ってもいいかもしれないですね。
あとボンネットが違うんですよ。今回はどちらもKUHLオリジナルのFRPで作ったボンネットになっています。
まずこちらのタイプが今までリリースさせて頂いていたタイプ1の方ですね。ヘッドライト部分にノーズを延長してさらに下に延長をするという仕様になっているので、ロング&ローノーズという形のちょっとスポーティーな仕上がりになるようにしています。
この凹んでいる部分に水が溜まるんですが、実は純正ボンネットと同じ高さなんですよ。純正ボンネットよりも真ん中を少し下げているので、水が溜まってしまいます。
後ろのこの部分は少し盛り上げて高く上げているんですね。真ん中を下げてちょっとスポーティーにしたという感じです。
今回のタイプ2はなんといっても水がたまらない(笑)。流れ過ぎるぐらいさらっと流れますので。この部分をめちゃくちゃ盛り上げました。
それからさらに攻めて延長をしました。ここに折れ線のプレスがはっきりとこう出るので、山になった部分がちょっと伸びてきていると。シャープな感じが出ていますよね。
中央は面になっているんですけれども、この面はほぼ純正と同じ高さなんですけれども、ここはめちゃくちゃ下がっています。で、まっすぐ引っ張ると板がのっかったみたいになるので、丸くちょっとラウンドをさせていますね。柔らかくラウンドをして作り直していると。
後ろから見てていただくと、ここで2cmほどタイプ1よりも高く上げて山を作りました。そして筋目を入れてワンポイントのアクセントを作らせて頂いています。
ちなみにこの2種類のボンネットは、純正のグリルにも装着OK。今回のバンパーエアロを付けなくても、純正グリルのまま乗りたいよという方はこちらのボンネットだけ装着をしていただくことも可能です。
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サイドは2種類あるんですけれども、今回のサイドステップは従来品を使いました。こちらはRSタイプディフューザーという純正のサイドステップの下に付けるタイプのディフューザーです。
開けるとボディー側に少し残る形になっているため少し足の乗り降りがしにくいかなとは思うんですけれども、一体型になっているのでビジュアル的にはサイドステップ・サイドディフューザーという雰囲気は出ていると思います。こっちはですね、下側が残りますのでクリアランスができるわけです。
こちらは逆に分割になっているんですね。純正のサイドステップのカバーを外して交換で装着するタイプになっています。
そして、前側とドア側はこのようになっています。スライドドア側も4分割になっていると。乗り降りはこちらの方がしやすいとは思います。
このように裏側までしっかりと成型しており、開けた時も面が作られるという、かなり凝ったサイドとなっています。
例えばなんですけれども、立体駐車場とか横にブロックがあるような駐車場に入れた場合には、ドアが開く高さが低くなっているためドアが開かなくなるんですよ。
通常のローダウンで乗って頂くと、純正のドアなら開くんだけど、2.5~3.0cmほど下がるので開閉できない場合がございます。側道とかに止めた場合に当たる可能性がある。
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オーバーフェンダーも付いておりまして、白は20インチ、黒は21インチとなります。
普通の21インチの場合、このようにフェンダーが被った感じは作れないのですが、この9mmワイドフェンダーは10mmほどフェンダーアーチを下げているので、丸かぶりをするめちゃ落ちているかのようなビジュアルになります。
9mmワイドなんで、ホイールも9mmで攻めることができます。
こちらは21インチなんでかなり深いリムが攻めれる。例えば、太いホイールであったり6mm0のホイールが履けるようになります。インセットがマイナス方向に9mm分いけると。
こちらはVERSホイールというKUHLオリジナルのKCV01という20インチの2ピースメッシュホイール。ディープコンケーブというこのガッと折れたこの深い立体感が特徴。
KUHLのエアロは立体感と深い奥行きにこだわっているんですけれども、ホイールもおなじであると。タイヤは255のサンマル20、FALKENさんのFK510を入れてあります。
こちらはKCV03シリーズの21インチ・5本スポーク。ディスクの角度は同じです。一番の違いは、こちらのステップイン。2段リムにすることによって、21インチに幅を広げている。ですので、ディスクは20インチなんですよ。タイヤは255のサンマル21、FALKENさんのFK510をこちらに入れてあります。
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ということで、リア周りをご紹介していきます。
今回は控えめな8度キャンバー。10jの±0が入っています。クスコさんのアッパーアームでガバっとキャンバーを付けているので、パームとかは下降してあります。デモカースペックですので。
21インチの方は、エアフォースさんのダイヤモンドキッドエアサスとクスコさんのアッパーアームでこういう感じ。そしてKUHLの9mmワイドフェンダーでリム被りのスタイリング。
スライドドアはドアが開くギリギリでセッティングをしているので、これがまた綺麗に開くんです。ギリギリですけれどもクリアしていますよね。2mm無いぐらいでほんのうっすらと向こう側の光が見えています。ファイナルエディションですから攻めました。
リアの方のエアロはどちらも新作なんですけれども、種類が違うんですね。
白はマフラー無しのフルバン。
黒は4本だしマフラーありのフルバン。
という感じで、バンパー自体もビジュアルも違うタイプとなっています。
バンパーとディフューザーは2分割になっているんですけれども、バンパーエアロに関しては、従来品のRS-GTというリアバンパーをそのまま使用。
ディフューザーはマフラー無しのタイプと新しいタイプのディフューザーの2種類を開発しました。
2分割タイプは下は別体式になっているからこそ深い伱間があるのが特徴。バンパー自体はほぼ純正に近い感じでシンプルに仕上げています。
下の部分はつまみ出したM字の膨らみを作って後方へ少し延長。このリフレクター部分はガッと中の方へ入れて空間を作ってさらに奥行きを作っていますので、ものすごい立体感が出ているリアバンパーという感じに仕上がっています。
今まではここに116パイの4本出しマフラーが付く仕様だったんですが、ノーマルのマフラーでシンプルに乗りたいという方も多かったので、今回はここにフィンを追加。ノーマルマフラーのまま装着可能ですが、迫力は出るよという仕様にしています。
黒のデモカーもバンパーは一緒。下のディフューザーが新開発です。マフラーは4本出しの黒テール。めちゃくちゃこだわりたっぷりのブラックのテールエンドを新たに開発しました。
黒のマフラーにしたかったんですけれども、なかなかいいテールエンドが見つからなかったので、今回はヘアラインを入れて貰ったんですね。クリアーの塗装をかけることで、汚れにくくかつマット感があるガンメタに近いような黒すぎないブラックに仕上がっています。
カラー・ヘアライン・ハス切りカット・内側のパンチングとこだわりたっぷりのテールエンドです。
今まで通りのヒートブルーグラデーションカラーとヘアラインブラックを選べるようにしていきたいなと思っています。
それからこのフィンがメチャクチャあるディフューザーのデザインがポイント。9枚フィン。でもデザイン上は実は5本だけなんですよ。
ディフューザーから繋がっている部分になっていて、両サイドがあくまでもフィンじゃなく一連の流れでフィン・枠という感じのデザインになっているんです。
ボディが同色だから9枚フィンに見えますけれども、だからこちら(白)だと見える部分を白で塗っているのでエアロの造形がよく分かるじゃないですか。
フィンは黒で塗って頂くと派手な感じは消えていくので黒でもいいのではないかなと。フィンごと9本見せるぞという場合は、すべて白で塗って頂くとインパクトは大です。
そして、この真ん中の部分を別体に付け加えたという形のディフューザーになっているんです。ここの部分からさらに後方延長をして、上面は反り上げて真ん中にスリットラインを入れて、15mmの厚みで膜を作っていると。
マフラーが出ていますけれども、テールエンド・スライド式となっており、奥でボルトで止まっているだけなので、ご希望の位置で合わせることができます。
マフラー自体は車検対応マフラーなので、安心して付けて頂いて大丈夫です。
バンパーのなかに食い込ませることによって、実は純正バンパーから5cmぐらいしか下がっていないという形になっています。ですので、通常の車検に通る車高でボタンを押して頂いていた場合は、輪留めまでマフラーが当たることなく駐車できます。
そんなマフラーですけれども、音を聞いてみましょうか。ちなみにちゃんと左右両方から排気します。
アイドリングの時は結構太めで、回すと結構高音になるのが特徴。テールエンドが大きく4本になっているので、トルクはあがる効果はあると思いますし、通常よりもちょっと低音になっていくという感じになりますよね。
ただ抜けが良く作ってあるので、回すとしっかりと抜けていきますので、気持ちよく乗って頂けるのではないかなと思います。
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純正のウイングの上に乗っかっているウイング。タイプ1とタイプ2があるのですけれども、こちらはタイプ1の方ですね。1の方がちょっと大きめです。
この翼端板があって、そしてここのサイドの部分がクッと上がっているデザインになっているのがポイント。1/1の空洞実験でこの形状とこの翼端板が、結構空力的に効くんです。
リアのガーニッシュはメッキのはずなんですけれども、フロントがメッキが全部なくなっていたのでリアも無くそうということで、メッキのガーニッシュの上に黒の樹脂パーツを被せて付けました。後方にちょっと長くしてスポイラー風のデザインになっているというのが特徴です。
白の方もウイングは同じ種類で、同色で被せるとこういうイメージになります。
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こちらのクルマはフルエアロが付いた状態でコンプリートカー販売を行っています。5月に結構な改良が入って安全装備とかが充実しましたので、ぜひこの機会に新車コンプリートカーでの購入もご検討下さい。
それでは、コンプリートカーに含まれている装備品をご紹介します。
ボンネットは1と2どちらを選んでいただいても価格は同じ。グリル一体型の新作のバンパー・アンダーのフロントディフューザーもセットに含まれるんですけれども、これもどちらを選んでいただいても同じ金額となっています。
それから、サイドディフューザーは一体型の方が基本設定という形になって、分割の方はね、少し追い金がかかります。
そしてリアバンパー・ディフューザー。こちらのマフラー無しタイプが基本設定になります。ということで、エアロパーツが6点セットで付いています。
通常コンプリートのベースはBRITZさんのZZR車高調が基本となります。エアサス変更ももちろんOK。
VERSホイールのKCVシリーズ20インチ、FALKENさんの20インチのタイヤ、こちらも標準設定。
そして、KUHLオリジナルのフロアマット。
■コンプリートカーに含まれる装備品一覧
・KUHLオリジナルエアロパーツ6点セット
・BLITZ車高調
・VERSホイールのKCVシリーズ20インチ
・FALKENタイヤ
・KUHLオリジナルフロアマット
オプション総額は工賃込みでだいたい約185万円ぐらいになります。気になる価格は次の通り。
■アルファード・2.5L S・2WD・ブラック
・498万円(税込)
■アルファード・2.5L S・2WD・ホワイトパール
・501万3,000円(税込)
白の方は、このツートンの塗り分けが追加になるのと、パールホワイトのボディカラーで少しアップがありますので、少し高くなっています。
どちらも約88万円のお値引きがありますので、非常にお得にご購入いただけます。
こういうカスタムカーに乗りたい方、アルファードを検討しているという方は、ぜひKUHLのコンプリートカーのご購入を検討して頂けると嬉しいです。
ちなみに、フルカスタム・フルスペック仕様の場合は、以下のお値段となります。
■アルファード・2.5L S”タイプゴールドⅢ”・2WD・ブラック
・671万7,000円(税込)
因みに値引額は約111万9,000円。
パーツが増えれば増える程お値引きが増えていくというのが、KUHLのコンプリートカーの特徴です。
ということで、本日はこのアルファード・ファイナルエディションのバンパーエアロが完成しましたというご紹介動画でした。ありがとうございました。
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