CATEGORIES:エアロパーツ
新型プリウス用にDIYで装着できるエアロパーツを作りました
新型プリウスにDIYで装着できる新しいエアロパーツが完成しました。それが「KUHL STYLE KIT」です。これは、東京オートサロン2024、ならびに大阪オートメッセに出展したハーフタイプのエアロであり、薄型ディフューザーのKRUISE、オーバーフェンダーのKUHLRACINGに加わる、新しいブランドラインとして誕生します。
ノーマル車高でも似合うエアロパーツをコンセプトとするKUHL STYLE KITですが、どのようなエアロなのかご紹介します。
2024.4.5
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KUHL STYLE KITは、これまでKUHLが開発してきたエアロのようにFRP製ではなく、ABS製となります。FRP製のエアロは職人による手仕上げを行う関係上、デザインの自由度は高められる一方、納期が長くなってしまうという欠点がありました。
FRP製エアロは非常に複雑な工程を経て製造するため、1日かけてフロント/サイド/リアのワンセットができるかどうかでした。ですが、ABS製のエアロは真空成型機を用いて量産が可能です。
そのため、FRP製エアロと比較して、大幅に納期を短縮することに成功。例えば、フロントの1本のみであれば、10分に1本製造することができます。塗装工程もクオリティを維持しつつ簡略化が可能であるため、購入された方のもとに素早くお届けすることができるのです。
また、ABS製エアロの大きなメリットとして、割れにくさがあげられます。FRP製エアロは性質上、飛び石などが当たるとグラスファイバーが剥がれ、えぐれたような傷になることがあります。
しかし、ABSで作られたエアロは弾力性に優れており、飛び石などが当たり傷が付いたとしても、FPRのように欠けにくい特性があります。これは、段差などで下回りを擦ってしまった場合も同様であり、エアロ自体がしなることによって割れることを防ぎます。
ただし、FRP製エアロの質が悪いということではなく、硬さで割れや傷から守るのがFRP。弾力性やしなやかさで保護するのがABSであるというイメージとなります。
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今回のエアロは、バンパーに被せるタイプのハーフエアロです。純正バンパーの三分の一ほどの幅がありながら、一体感を高めるデザインによって純正車高・純正ホイールのままでも似合うフロントビューとなりました。両サイドに設けた立体的な凹凸と、スポーティなカナード風エッジが特徴です。
また、今回はエアロを3分割構造としました。これは、ライトなエアロパーツシリーズという位置づけであるKUHL STYLE KITのエアロを購入したオーナーが、自分で車に装着できるようにしたものです。
エアロの内部に骨組みを設置することで、プラモデルのように取り付けることを可能にしました。これにより、これまでエアロの装着はハードルが高いと思っていたオーナーにも、選びやすいエアロになっているのではないでしょうか。
さらに、エアロの中央部に装着するネームプレートは、今回別体パーツとしました。このネームプレートには、希望の文字を入れることができ、オリジナルのネームプレートを装着できるようになっています。これにより、オリジナリティが高まり、所有欲も満たすことができます。
純正バンパーと比較して、地上高の下げ幅は15ミリ、前方への延長はほぼないサイズに抑えました。純正のスタイルにスポーティさをプラスし、運転もしやすいエアロとなっています。
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サイドステップは前後の2分割としました。ボディ下部にむかって絞る面にスリットを入れることで、分割箇所が見えにくい設計になっています。
ドアのラインにあわせ、中央付近から一気に絞るラインをとり、奥に入り込んだ部分を立体的なデザインとすることで、後部座席への乗り降りのしやすさも確保しています。
また、メタリックカラーのドアハンドルは、KUHLとAISINのコラボレーションにより生まれたパーツです。これは、ドアハンドルごと交換するパーツとなっており、ゴールドやブラッククロームなど、色も選べる仕様です。
通常、メッキなどの金属系の塗装を施すと、スマートキーの感度が落ちてしまうことがあります。しかし、このドアハンドルはAISINの特殊塗装の技術により、スマートキー感度に影響することなく、金属調の塗装を施すことができるようになりました。
このドアハンドルはプリウスに限らず、クラウンやアルファード、ヴェルファイア、ハリアーなど、トヨタ車を中心にラインナップしていく予定です。
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リアも、フロントと同じく純正バンパーに大きく被さるスーパーハーフタイプのエアロです。こちらも、3分割の設計で、オリジナルのネームプレートを取り付けることができます。
デザイン面では、KUHLが得意とする3Dデザインとエッジを組み合わせることで、純正プラスアルファの存在感をアピールするリアビューとなっています。地上高の下げ幅は15ミリ、純正マフラーのまま装着することが可能です。
トランクリッドに取り付けるウイングは、KUHL STYLE KITではなく、KRUISEブランドにラインナップしている、60プリウス用の共通リアウイングです。FRP製の3分割キットとなっているため、DIYレベルで装着できるようになっているのが特徴です。
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ここまでは車高調によるローダウン状態でスタイリングを紹介してきましたが、上の写真は純正車高に車高を上げた状態です。車高を下げていなくても、KUHL STYLE KITがボディにマッチしているのがわかるのではないでしょうか。
次は、エアサスを用いて車高をフルに下げた状態です。KUHL STYLE KITは、優れたフィッティングと洗練されたデザインにより車のカタマリ感をアップさせ、カスタム派のオーナーにも選んでもらえるエアロを目指しています。
タイヤはファルケンFK520、225/35/20をチョイスしました。ファルケンタイヤの特徴として、扁平で履かせたとしてもロードノイズを抑えることができるという特徴があり、プリウスが持つ静粛性を確保することができます。
ホイールはVERZ-WHEELSのKCV01としました。VERZホイールならではのコンケイブデザインで立体感をだし、Y字メッシュで足回りの軽快さをアピールできます
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フロント・サイド・リアの3点がセットとなったエアロパーツの価格は、以下のようになります。
■60PRIUS KUHL STYLE KIT エアロキット BASIC SET(未塗装)
・60PRIUS KUHL STYLE KIT フロントエアロ
・60PRIUS KUHL STYLE KIT サイドエアロ
・60PRIUS KUHL STYLE KIT リアエアロ
ベーシックセットの価格は、207,900円(税込)となります。次はコンプリートカーの仕様・価格についてご紹介します。
■コンプリートカーに含まれる装備品一覧
・KUHL STYLE フロントエアロ 1トーン塗装
・KUHL STYLE サイドエアロ 1トーン塗装
・KUHL STYLE リアエアロ 1トーン塗装
・BLITZ ZZ-R 車高調
・VERZ-WHEELS VERZ/DDR シリーズ 19インチ各色から選択可能
・国産タイヤ19インチ
※デモカーの為追加オプションパーツが装着されています。 20インチにインチアップはオプション設定となります。
オプション総額は工賃込みでだいたい約110万円ぐらいになります。
気になる価格は次の通り。
■60プリウス・2.0L Gグレード・2WD
・405万円(税込) お値引額 約24万円
今回紹介した60プリウス用KUHL STYLE KITとコンプリートカーですが、KUHLでは60プリウスの新車にKUHL STYLE KITだけを装着したプランも用意しています。このプランだと、価格は349万円(税込)です。
また、そのほか車体にエアロ、ホイールをインストールしたコンプリートカープラン。さらに車高調やエアサスをプラスするプランなど、オーナーの好みによってオプションを追加していく購入方法も用意しています。
商談をご希望される場合は、店舗は全国に9店舗(栃木・埼玉・名古屋・大阪・福岡・愛知)ございますので最寄りの店舗を訪れて頂く事は大歓迎です。また、KUHL・ONEというオンライン注文システムもご用意しておりますので、グレードの変更・ガラスフィルムやコーティングをした場合の金額などのシミュレーションも簡単にできるようになっております。そのまま注文も出来ますので、店舗にくるのが難しい方にも簡単に購入イメージを持って頂けると思います。それではぜひとも「60PRIUS KUHL STYLE KIT」をご検討頂きます様よろしくお願いいたします。
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