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    LC500をオーバーフェンダーでワイドボディにしました。12.0Jのホイールを装着|KUHL Racing LEXUS LC500

    今回ご紹介するおクルマは、LEXUS LCのワイドボディです!東京オートサロン2023、そして大阪オートメッセ2023に展示させていただきました、メインカーのうちの一台です。もちろん、純正でワイドボディというわけではありません。KUHLで片側5cm、サイドディフューザーの張り出しまで入れると、おおよそ2m20cm近い横幅になったLCのワイドボディを作らせていただきました。これはなかなかの迫力ですよね!一応比較対象として、標準ボディ・ノーマル状態・エアサスの赤色のLCもあちらにご用意しています。
    では早速見ていきましょう。

    2023.5.30

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    ワイドボディ・オーバーフェンダー仕様のLEXUS LCを見ていきましょう!

    LC500

    この真横から見ている感じでは、オーバーフェンダーが付いている感じはしませんよね。今回のワイドボディは、ノーマルのデザインをワイドに膨らませるイメージで作りました。そのため、結構ノーマルのプレスラインをそのまま活かしたワイドボディになっているのが特徴です。横から見ても、おそらくリアウイングが跳ね上がっているなーというぐらいのイメージですよね。少し角度を変えて見てみると、ワイド感も出てきました。斜め前方から見るとかなりワイドです。

    LC500

    LC500

    LC500

    特に、リアはかなりワイド感が出ています。リアで5cm拡がって、更にサイドステップでまた出しているのがポイント。サイドステップごと出して、サイドディフューザーで再び出して、といった感じのスタイリングで仕上げています。純正風にめちゃめちゃこだわったので、だいぶ純正風となっています。

    LC500

    リアは、実はまだマスターモデルなんで、本来は給油口があります。スムージングをしているわけではないです。製品自体は、このようなカットラインになっています。マスターなんで若干チリがあっていないところがありますが、製品版ではキッチリと調整をさせていただきました。エアロパーツの厚さは6mmです。厚みだけ少しこちらの方に出てくるという感じになっています。

    LC500

    LCはプレスラインがきれいに走っていまして、これに合わせて貼り付けているので、あまり違和感のない感じで作ることができました。基本的にスムージング仕様ではなく、そのまま貼り付けるタイプのフェンダーで考えています。かなりナチュラルなんだけど、大きく広げましたというコンセプトになっています。ワイド仕様(白)とノーマル仕様(赤)で見比べましょう。

    LC500

    LC500

    フロントのフェンダー・リアのフェンダーに注目してみて下さい。特にリアフェンダーの厚みが全然違いますよね。フロントのフェンダーは片側5cmのワイドとなっています。

    LC500

    純正のプレスラインをそのまま活かしているのがポイント。こちらは交換タイプとなります。純正のラインを活かしているので、さほど違和感なく拡げられているという感じです。

    LC500

    フェンダー交換をして、ワイドにしていますが、ドア自体は純正です。ドアは全開に引き上げて、広げることはできます。

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    ホイールはVERSブランド最高峰のクローネを装着!

    LC500

    今回のもう一つのポイントは、ホイールです。VERSシリーズ最高峰ブランドであるクローネのホイールです。このホイールをキレイに入れるために5cm拡げました。このホイールは、これまでのウルトラディープコンケーブを更に上回るコンケーブ角度になっており、LCのワイドボディ・GTRのワイドボディ等、KUHLのワイドボディ車しか履けない専用ホイールとなっています。

    LC500

    20インチディスクを使って21インチにしているので、2段の2ステップになっています。スポークが突出せず1段目のラインに収まっているのが特徴。キレイに1段目に収まっているサイズでインストールをするには、片側が5cmのワイドが必要であったということです。ホイールありきでフェンダーのサイズを決めて作っているということですね。

    LC500

    このホイールを作りたかった理由は、コンケーブの限界に挑戦をしたかったためです。ちなみにフロントは11J、リアは12Jを使っています。-30から-40ぐらいが楽勝で入ってしまいます。マスターなんで肉厚になっていたりしますが、ホイールに余裕を持たせています。デモカースペックで製品化すれば、-40以上も余裕でできます。こういうワイドボディで、スーパーコンケーブのホイールが欲しい方は、ぜひご検討下さい。

    LC500

    ワイドボディがこのホイールを履けないということはありません。鋳造の2ピース・KCVシリーズがありますが、もちろんあちらで作ることもできます。

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    そして、足回りはエアフォースさんのエアサスペンション。スーパーパフォーマンスダイヤモンドキットをインストールさせて頂いています。次はエアロの説明へいってみましょう。

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    ワイドボディならではの迫力のエアロ

    LC500

    こちらのアンダーのディフューザーは、ワイドボディに合わせて幅広のロングにしています。こちらのボディ専用ということです。こちらは薄型タイプで標準ボディ専用品なのですが、比較してみるとエアロの幅も全然違います。デザインは踏襲しつつ、広げてるという感じになっています。

    LC500

    フィンの長さも違うし、張り出し感も変えていて、迫力が出るようにデザインしています。グリルはワンポイントなんですけれども、ブラッククロームカラーで塗装してあります。

    LC500

    こちらがノーマルの状態で、メッキの枠があってグレー風味となっていますが、これをブラックのキャンディカラーで上から塗装をするとこのように仕上がります。

    LC500

    メッキの方は透ける塗料であるカラークリアとなりますので、光を通します。メッキ部分はこのようにブラッククローム系の綺麗なカラーをグレーの上に乗せているので、ややゴールドっぽいような特徴的なカラーとなっています。LCに乗っている方におすすめの塗装です。こちらはKUHLで施工することが可能です。そしてサイドステップは、弓なりに拡がるという感じになっているのがポイント。

    LC500

    純正のイメージを残していますが、逆Rを付けてものすごい張り出し感を感じるイメージにデザインしています。逆に中に追い込むとスペースがたくさんできるので、ディフューザーがものすごくデカく見えます。横にワイドに張り出して低く見えるというイメージで仕上げてあります。今回のワイドボディで特にこだわっているのは、リアフェンダーのこの部分。

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    ここからウイングになっています。変わったデザインですよね。跳ね上がっていって、ウイングになっている。オーバーフェンダーからグルっと繋がってます。シンプルに見えつつデカいという感じになっています。後付け感がでないように、この部分は一体にしてしまっています。ですので、このフェンダーを付ける方は、こちらのパーツは必須となります。そして、プレスラインが効いているのがポイント。

    LC500

    Sパッケージのクルマとなるのですが、可変リアウイングは埋まっているのでもう全く使えません。溝だけは残ってしまうのですが、Sパッケージに乗りたいという方はこちらは受け入れて頂くしかありません。その代わり、この迫力のあるウイングはダウンフォースが効きます。これだけカチ上がっていますからね!

    LC500

    純正のフェンダーと純正のトランクの上にガバッと乗っかっている感じです。これだけ出て厚みがありますからね。リアバンパーよりは出ていて、ディフューザーよりは収まっています。そして、リアフェンダーが被ってきて、下のバンパー部分は別体になっています。

    LC500

    純正バンパーのプレスラインに合わせてプレスラインを引いてあります。バンパー部分は純正です。それから、今回装着している4本出しのマフラーは、これから試験を受けて車検対応に合格をしたいなと思っているんですけれども、大問題が発生しています。このままだとですね、バンパーが燃えそうなんです。

    LC500

    カットラインを隠しつつ奥行き感を出してマフラーをインストールするためのマフラーカバーなんですが、マフラーが大きすぎてくっついてしまっています。ということで、クリアランスが本当に1mmぐらいしかないんです。116パイなんで、これを100パイにすれば全く問題ありません。しかし、できればこのビッグサイズのマフラーを入れたいので、マフラーの部分をどうしようかなと考えています。このあたりの課題は、製品化して市販していくうえで考えなければならないポイントになります。

    そして純正バンパーの下に着いているのが、アンダーのディフューザー。これもワイドに拡がって迫力が出てやや低く見えるのがポイント。完全に空洞になっていて、後ろから後続車が付いた時に風の流れを感じさせる、というようなイメージ。迫力あるなーと感じられるようにデザインしてあります。

    エアロはまだ原型のマスターモデルの状態です。製品化はこれからですね。現車を大阪の藤井寺にあるKUHLのエアロ工場へ持ち込んで、マスターモデルへ修正をかけながら生産型を起こしていきます。そうすると、量産モデルが作れるようになりますので、製品化することが可能となります。実はですね、ありがたいことに既に何台かオーダーを頂いています。

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    気になるワイドボディLCコンプリートカーの予想価格は?

    LC500

    おおよその金額も出すことができます。例えば、こちらのLCのガソリン・V8・Sパッケージ・初代モデルで、走行距離5万kmぐらいのおクルマの場合だと、エアサスまで組んで中古車ベースで1,200万円くらいのコンプリート価格となります。例えばこのおクルマをワイドボディにするとなると、リアフェンダーのカット・溶接・アーチ上げ等の作業も必要となります。それから組付け塗装等を入れてコンプリートカーにする場合は、おおよそ200万円アップぐらいでご用意できます。赤色をベースにして頂くと、大体1,400万円ぐらいからお作りできます。白色・黒色に関しては1,500万円ぐらいの総額になってくるかなという感じです。人と違ったインパクトのあるLCに乗りたいという方は、ぜひご検討いただけると嬉しいです。

    KUHL各店舗の方で予約受付・見積もり作成等を行うことが可能です。おかげさまで、KUHL KARS AICHIオープンの時に作らせて頂いた標準ボディのLCは、もうかなりオーダーを頂いており、車高調仕様からエアサスまで幅広く販売させて頂いています。今回ご紹介したワイドボディも加えてコンプリートカーをやっていきたいと思いますので、ぜひご検討頂けますと幸いです。コンプリートカーでのご購入に興味のある方は、KUHL KARSAICHI、もしくは全国に7店舗あるKUHLの最寄りの店舗まで、お気軽にご相談下さい。ということで、本日はLEXUS LCのワイドボディをご紹介させて頂きました。ありがとうございました。

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