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    【KUHLのエアロ】R35 GT-Rにファイナルエディションが登場しました。|KUHL Racing R35 GT-R

    今回紹介するクルマはGT-Rです!R35型の最終のエアロにしようということで、名前はファイナルエディションです。

    ファイナルエディションは全部で3種類ありましてこちらの記事で紹介するデモカーは「Ver5 35R-FINAL EDITION」でフロントバンパー・サイドステップの2つのみが新作。街乗りにも適したデザインとなっています。

    そして東京オートサロン2022でお披露目されたワイドボディキット、センター4本出しマフラーの「Ver6 35R-FINAL EDITION WIDE TYPE1」や「Ver7 35R-FINAL EDITION WIDE TYPE2」のコンプリートカーも大変好評を頂いております。

    それでは早速見て行きましょうか。

    2022.9.28

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    今回のGT-Rは2015年中期モデルがベースモデル!

    今回ご紹介するGT-Rは、2015年中期モデルの最終型がベースモデルとなっています。

    中期のみでリリースされていたこの赤色はキャンディー系のカラーになるんですけれども、晴れている日には凄く良い発色をするので、なかなか魅力的なカラーだと思います。

    バンパーも、今回は中期モデル用に製作を行っています。厳密には17モデル以降を想定したバンパーとなります。ボンネットに17モデルのものを使っていますので、それを交換しているというわけです。

    一応全年式に装着できるバンパーとなっていますが、オーダー時にはモデル年式をお伝えいただくという形にはなります。

    特徴的なのが、ここのプレスライン。

    17モデルはボンネットのプレスがきつくなっており、この部分がちょっと盛り上がっているのが特徴。08~15年モデルまでは、もう少しフラットなんですね。

    パッと見はかなり純正に近い感じでデザインを仕上げています。違いが分かりにくいかもしれませんが、実は全然違うんです。

    向こうに停まっている青いクルマが2020年モデルですよね。こちらは、バンパーはノーマルで、下にクルーズというKUHLのエアロブランドのシンプル系のディフューザーだけ付けた状態です。

    バンパーの開口部がかなり広くなっていますよね。

    2017年以降のGT-Rのフロントフェイスが、実はかなりお客様から人気がありまして、そのため17のバンパーデザインをイメージさせるというコンセプトで作ったのがこちらのバンパーなんです。

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    新作バンパーは人気の2017年モデルのデザインをコンセプトに製作

    モーショングリルの部品には敢えて純正品を使っているのがポイント。それ以外のパーツは全てKUHLの商品という感じで仕上げています。

    こだわったポイントは、センターラインの厚みで、純正モデルだと真ん中部分がだいぶ分厚いです。

    ここの部分は牽引フックカバーがあるのでこれ以上の上に上げられないため、敢えてTフックカバーを使っています。こちらはKUHLの専用品となります。

    ここの部分から少しカットを上げて、更に真ん中の部分は埋め込んでいますので、下の開口部を拡げることができたということです。

    この裏にインタークーラーがありますので、ここのフィンをバンパーと一体で持っていってインタークーラー部分にしっかりと風が当たるようにと考えているんですね。

    冷却効率は確実に上がるだろうと思います。

    逆にこちらのほうは純正のバンパーのイメージで、グーッと奥の方に緩やかにアーチをかけながら、かつ物凄い奥行きを取っています。

    お客様のチューニングの仕様によって、カットを変えれるようにしているのもポイント。

    例えばこちらは今純正のオイルクーラーが付いているんですけれども、オイルクーラーで風を当てたいということでしたので、サイド部分に穴を開けています。

    この奥に見えるのがオイルクーラーです。これはかなり冷却性は高いと思いますよ。逆に右側は冷却する必要があるものが付いていないので塞いであります。

    例えばDCTクーラー、ミッションオイルクーラーを付ける場合は右側に配置をする場合が多いので、そういった場合は逆に右サイドに穴を開けていただいてもOK。冷却性を考えて色々とアレンジをすることができます。

    最も大きく違うという部分は、このサイドダクト。

    純正だと、ダクトが空いていないんですね。

    少し穴が開いていて、ここまではガッツリ開いていないという状態になっています。その代わりにデイライトが入っているんですよ。

    今回はデイライトは無しにさせていただいて、その代わりに奥行きをかなり奥に持っていっていますので、一体感がかなり強調されていると思います。

    こちらはオイルクーラーと冷やしたいということで、開口部を大きく取りました。ダイレクトに風が当たります。

    このバンパーでサーキット走行したり、ドリフトして走らせた場合に結構熱を持つので、2つ排気口を作ることで冷却効率を上げました。

    ガンガン走る人は当然ミッションも冷やしたいと思うので、こちらの方も同じように冷却効率を上げておいた方がいいんだろうなということで、このレイアウトにしました。

    風の流れが分かるような、風が入って行くようなイメージのデザインとしても考えていますが、どちらかというとかなり性能に振っています。

    この辺りで風が巻くように作ってあるのも、実はフロントのダウンフォースが結構上がるからなんですね。

    この辺りで風が少し滞留をすることで、フロントを沈めるというような効果を持たせつつ、見た目の格好よさも重視して、下の部分を広く強調させています。あと、今回はバンパー一体型です。

    純正バンパーの下方向には、実は10mmぐらいしか下がってなくて、若干前に伸びている部分が不利かもしれませんが、フロントには2cmぐらい延長をかけて、下方向は10mmダウンしています。

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    ローダウンにはエアフォースのエアサスを採用

    今回のGT-Rは街乗りも非常に乗りやすいのではないかなという感じですね。今回はエアフォースさんのエアサスでローダウンをしてあります。

    エアフォースさんのエアサスは、可動域が高いのが特徴。12cmとか10cm以上は上がるので、ガッツリ下に下がって尚且つシッカリ上がってくれるんですね。

    1回上げてみましょうか。

    一気に全上げ、上がるところまで上げます。

    純正より遥かに高いですよね。

    これだけ上がるので、かなりの段差も乗り越えられると思います。

    走行時はちょっと跳ねちゃうので、やや落ち着かせた走行車高にしてみるといいですね。やや高めかもしれないですけれども、これで90・80mmぐらいのイメージなので、もう10mmぐらい下げてもいいかもしれない。

    低めで走るのであれば、これぐらいのイメージかな。じゃあ全下げいきます。こういう感じ。

    GT-Rはガンガン走らせる方も結構いますし、ドレスアップ系のユーザーさんも多くいます。

    エアサスの可動域は大きいので、停めてあるときにこういうスタイリングだと、迫力があるかと思いますのでおすすめです。

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    シンプルかつ迫力のあるサイドステップ

    じゃあ次はサイドステップ行きましょうか。

    サイドステップも今回は非常にシンプルに仕上げました。

    サイドディフューザーは以前からあるものを使っているんですけれども、ここの部分を17モデル以降のデザインをイメージしながら迫力アップを狙いました。

    ボディが大きく広く見えるようにしっかりと広がり感を出しながら、さらにちょっと上げてアクセントを付けています。

    サイドの下にディフューザーをプラスオンをすることで、かなり立体感があるデザインに仕上げています。上の部分はシンプルにして、下の部分を付けることで立体感を出すというイメージですね。

    ちなみにこれは別体となっていますので、上だけ装着することも可能。上のサイドステップは純正と全く高さは一緒です。下のディフューザーを付けずにシンプルに乗りたい方はこれでOKです。

    サイドステップは全モデルに対応OK。初期型から後期型までいけます。

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    ホイールはVERSブランド最高峰のクローネを装着

    ホイールは、KUHLのオリジナルブランドであるVERSホイールの一番最高峰のホイールを装着しています。

    クローネの特徴は、ディスクが鍛造で2ピースとなっている点。今回はマットブラッシュドでいわゆるクリアーが吹かれていないマットなホイールを装着しています。

    リムはアレンジができるんですけれども、こちらもマットブラックリムに変更。シックに抑えました。

    鍛造ホイールならではのこの深いコンケーブもクローネの特徴。ウルトラディープコンケーブと名付けてあります。

    どうしても鋳造だと強度的な問題とかも出てきますが、鍛造の方は充分な強度を出すことも可能。リム幅は11.5となります。

    クローネは、ディープコンケーブとウルトラディープコンケーブという2種類のコンケーブラインがあるんですけれども、標準ボディのGT-Rの場合はフロントはディープコンケーブとなります。

    リアにウルトラディープコンケーブを入れるとなると、全部コンケーブの角度が変わります。

    ちなみにフロントはこういう感じですね。

    GT-R純正の大きいブレーキキャリパーをしっかりとキレイに交わすことができるのが特徴。通常は大体ビッグキャリパー対応ディスクを用いて、内側の方に10mmとか15mmとか厚みを持たせて、キャリパーを逃がすのがここの部分です。

    厚みを持たせることによって、ブレーキキャリパーとホイールの干渉を避けるというのが通常のホイールです。下駄を履かせるとか言いますよね。

    特に、GT-Rはブレーキキャリパーが大きいので、どうしても普通のホイールだと当たってしまうんですね。そうすると、どうしてもコンケーブが緩くなったり、あるいは、リムが浅くなるというような形になってしまうので、それを避けるためにこのブレーキを逃がすコンケーブの落とし込みを作ってあります。

    1段2段落として、ここの部分でブレーキ・キャリパーを逃がしつつ、できるだけ深いデザインに見えるホイールとなっています。

    ちなみにファルケンさんのFK51の20インチタイヤを入れさせていただいています。

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    迫力のGT2用リアバンパー×ディフューザー×ミドルマウントウイング

    こちらがリアビューですね。こちらもKUHLの商品となっています。

    ファイナルエディションの一つ前にGT2というモデルがあるんですけれども、そのバンパーを装着。

    東京オートサロン2022でお披露目したワイドボディーでリアバンパーのセンター4本出しバージョンもございます。こちらはより派手でインパクトのあるスタイルとなっています。

    ウイングはミドルマウントとなっており、少し高さを上げています。翼端板と天面が別体になっているタイプのウイングですね。

    後ろから見て頂くと、中にこう絞り込んだシンプルなデザインになっているのがよく分かります。

    この部分と土台はアルミで削り出して作ってあります。アルミの土台でも、トランクに対してフィッティングは良いんですね。トランクが歪みやすくなるので裏板も当ててサンドイッチで挟み込んで、強度がしっかりでるようにしてあります。

    純正ウイングにハイマウントが付いているデザインとなっています。

    元々GT-Rって全車ウイングが標準装備であるため、外すと穴が残るんですけれども、その穴をこのトランクスポイラーで隠すことができます。

    KUHLで人気のあるメニューとしては、トランクスポイラーだけ付けてウイングレス仕様で乗って頂くというパターンも多いですね。

    リアのバンパーも見ていきましょう。

    KUHLのエアロの特徴は立体感というところもあるので、こちらのバンパーは純正よりも立体感が増えるようにデザインをしています。

    この辺りから少し後ろに反りだしておいて、奥行きもかなりあります。

    ここは別体になっているんですよ。

    だから、リアに関しては、バンパー・アッパーディフューザー・フローティングディフューザーの3分割になっているということです。奥行きが気になるんですけれども、これの裏は空洞になっていないんですね。

    カップリングでいう袋形状になっておりまして、空気が溜まってしまうので穴をガチッと塞いで壁になっています。だから触って頂くと袋状になっているのがわかります。

    KUHLのGT-R用のバンパーは、通常のFRPのおそらく2倍以上の強度は出ているのが特徴。KUHLのエアロパーツは全体的に物凄く強度が高く、最低でも1.5倍の強度が出るように作ってあるんですけれども、GT-Rの場合は更に強度を上げていますので。

    触って頂くとしっかりしているのが分かりますので、ぜひ触ってみてください。

    ドライカーボンのディフューザーが底面についているんですけれども、整流効果をかなり高めるために、フローがキレイに隠されています。ディフューザーもセンターから床下をずっと這ってくるんで、エアロは非常にスプーンが大きいのが特徴。

    見て頂くと、メチャクチャ奥の方まで繋がっているのがわかります。フィンは斜めにデザインをしたいので別体にしています。

    ステーで止めているのでかなりガッチリしており、さらに奥のほうにもマフラーを吊るために専用金具を用意してマフラーを吊りつつバンパーも固定をしていますので、とんでもなく丈夫。まず揺れないです。

    フィンも別体となっていますので、オーダー時にフィンの枚数を指定して頂ければ、2本でも3本でも選択することが可能です。

    バンパーだけの装着もできますが、基本的にはセットの方がおすすめ。

    あるいはリアバンパーと下のディフューザーだけ装着して、アッパーディフューザーという激しく見える部分は無しというスタイルでも大丈夫です。

    ノーマルマフラーは多分付けれると思いますが、相当奥に入るので、恐らく横の壁が焼けてしまい、見た目も良くなさそうですので、基本的には付けれないと考えて頂いた方が良いかと思います。

    専用の130パイの大口径4本出しマフラーを付けて頂くのが良いかと思います。

    バンパーはここで終わりなんで、このアッパーディフューザーとアンダーディフューザーが下に伸びているので、かなり後方にマフラーを出しているという感じです。

    じゃあ、ちょっとマフラーの音いっちゃいましょう。エンジン始動しますね。

    これがアイドリング。ちょっと回してみます。

    明らかに抜けが良い音がしますよね。このおクルマは中古車をベースに作らせて頂いていますので、中のところにも焼きが入ってしっかりサウンドが出るようになっています。

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    R-35 GTRのエアロ・ファイナルエディションの価格は?

    ということで、GT-Rのエアロ・ファイナルエディションの紹介でした。KUHLのオンラインストアからエアロパーツの価格をご確認いただけます。

    35R-FINAL EDITION エアロパーツ
    ・フロントバンパー 21万円
    ・サイドステップ 11万円
    ・サイドステップディフューザー 8万8,000円
    ・リアバンパー 18万5,900円
    ・アッパーディフューザー 9万7,900円
    ・リアフローティングディフューザー 21万8,900円
    ・トランクスポイラー 11万円
    ・スワンネックGTウィング ローマウント 22万円
    ・スワンネックGTウィング ミドルマウント 24万2,000円
    ・マフラー 28万4,900円 

    フロントバンパーは15年モデルまでに乗って頂く方には、7万円ほどの純正のグリルを用意させていただく必要がありますが、これは別料金となります。

    フィンは2枚付きますが、追加したい場合は、1枚3万1,900円で装着できます。

    スワンネックGTウイングはFRP未塗装品で22万円、カーボンクリア塗装済で27万5,000円になります。

    コンプリートカーで買った場合は、割引率は非常に大きくなります。

    コンプリートカーの販売はもちろんやっておりますので、KUHL最寄りの店舗までお問い合わせを頂けると嬉しいです。

    今回はR35GT-Rのエアロ・ファイナルエディションのご紹介でした。ありがとうございました。

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