カーライフ
2021-8-31
最もお得に買える新車購入時期はいつ?減税対策や交渉術も徹底解説!
新車がお得に買える時期は大きく分けて3つあり、金額も大幅に変わってきます!今回は最もお得に購入できる時期やその理由、減税対策をお伝えします。また、タイミングを逃さないためのテクニックや値引き交渉術も合わせて徹底解説しています。
安くなる新車購入時期はいつ?おすすめ購入タイミングベスト3!
新車が安くなるおすすめ購入タイミング、ベスト3を発表します。車の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
メーカー・ディーラーの決算期!2〜3月が新車購入に最適
2〜3月は最も新車を安く購入できるタイミングです。なぜなら車がどれほど売れたかわかる「販売登録台数」は3月の年度末決算で確定するため、ディーラーは目標達成に向けて大幅な値下げやサービスを行ってくれるためです。
メーカーは株主に少しでも利益を還元したいと考えているので、3月末に「納車」まで済ませられるよう、ディーラーをサポートし目標達成を目指しています。また値下げだけではなく車の買取にも力を入れているので、買取の際に思わぬ高額査定がつく場合も多いでしょう。
どのディーラーも2月上旬頃から「決算キャンペーン」 を開催しています。ドライブレコーダー無料サービスなどお得に新車を購入できるチャンスですが、非常に混雑しますので早めの商談を心掛けるのがおすすめです。
6〜7月も半期決算で新車購入がお得?ボーナスで新車ゲット!
本決算ほどではありませんが次にお得に新車が購入できるタイミングは半期決算となる9月です。本決算で達成できなかった目標をリカバリーしようと、どのディーラーも値引きに力を入れています。
また、ボーナス時期の6〜7月は「夏商戦」と呼ばれ顧客はボーナスが入ったことにより購入意欲が高まり、高額車や高グレードが売れやすい時期となっています。
6〜7月の場合も6月中には契約を済ませましょう。7月に入ると子供たちが夏休みに入り客足が減ってしまうため、ディーラーとしては6月の商戦に力を入れる傾向が強いからです。
半期決算と夏商戦、どちらも購入タイミングを逃さないように気をつけましょう。
逃すな!モデルチェンジで大幅値下げのチャンス!
数年に一度訪れるモデルチェンジ時期は、大幅値下げのチャンスです!モデルチェンジとは同じ車種でもシャシー(骨格)など、内装・外装がともに新しい車に切り替わることを指します。
車種によってモデルチェンジのサイクルは異なりますが、5〜7年が一般的です。モデルチェンジをすると新型車に人気が集中し旧型車は人気が無くなります。大幅な値下げが可能となり新型車にこだわらないという方におすすめです。
モデルチェンジ前の最終型は熟成の域に達していて不満点を感じにくく、特別仕様車やグレードも多く用意され納得の1台が見つけやすいのもポイントです。
時期を見極めた購入で減税対策も?意外な節約術
車を所持していると掛かる自動車税ですが、購入時期を見極めることで減税対策が可能です。普通自動車と軽自動車では節税の金額が異なりますのでそれぞれ解説します。
①普通自動車
自動車税は毎年「4月1日時点」で車を所持している方に対して課せられます。普通自動車の場合4月2日以降に納車すると、5月から翌年3月までが課税対象となるため減税したい方にとっては1ヵ月分お得になるというカラクリです。
②軽自動車
軽自動車になると恩恵が大きくなり4月2日以降に納車されると翌年の4月1日まで税金が発生しません。まるまる1年分お得になります。
車の納期はバックオーダーやパーツの在庫などで変動し不確実ですが、 4月1日付近に納車予定の方なら少し先延ばしにしてもらうことで節税を狙えるかもしれませんので、ディーラーに相談してみましょう。
新車購入は購入1ヶ月前からスタートが当たり前!?
新車購入は遅くとも納車される1ヵ月前には行動を始めましょう。新車購入には車種選びをはじめ相見積もりを取ったり値引き交渉を行ったりと時間が掛かりますし、ディーラーの繁忙期なら尚更です。
上記で挙げている決算期や夏商戦に合わせてお得に新車購入するためにも、早め早めの行動を心掛けてください!
人生の一大決心!どのタイミングで新車購入が一般的?
一般的に新車が購入されやすいタイミングとは人生の転機となる「結婚」や「出産」です。 家庭を持つことでライフスタイルが変わる可能性があり頻繁に買い換えることもできなくなるので、長く乗り続けられる新車の需要が高まると言えます。
「結婚」や「出産」を機に購入されやすい車種はミニバンやSUV、軽自動車が定番です。ミニバンやSUVは多人数で乗車できますし荷物も多く積むことができますので、買い物や遠出、レジャーなど家族に大人気です。
また、軽自動車は維持費を抑えられる家計の強い味方で、近年は室内空間が広大になり車中泊が楽しめるほど進化しています。
購入時期以外にも新車を安く購入するコツ4選!交渉術も!
決算や夏商戦以外でも新車は安く購入できます。ここでは交渉術を含めたテクニック4つを紹介します!
①相見積もりを取る
「競合車種」の見積りを取っておくと値引き交渉に役立ちます。日産のセレナを例にすると競合車となるのはトヨタのノア・ヴォクシー、ホンダのステップワゴンです。
消費者が他社製品に流れてしまうのを防ぐためにディーラー側は値引き交渉に応じやすくなるはずです。ちなみに、人気車種でないほうが大幅に値引きされやすい傾向にあるので覚えておきましょう。
またアルファードやルーミーなど同じミニバンでも、セレナとクラスが違う車種では競合車種に当たらないため相見積もりの意味がないので気をつけてください。
②購入の意思があることを伝える
購入の意思がしっかりあることを伝えるのも大切です。ディーラーとしては購入意欲のある人を他店に取られたくないという考えがあるので、「今日買います」など言葉と態度で伝えましょう。
その際「200万円にしてくれたら今日買います」といった具体的な金額を示すと提案が通りやすくなるはずです。しかしディーラーとしても長く付き合っていく以上、無理に交渉してくる方や横柄な態度の方には値引き交渉に応じない可能性がありますので、謙虚な姿勢は忘れないでください。
③友人や知人にディーラーを紹介してもらう
紹介があるとディーラー側は面倒な駆け引きがなくなり紹介者の顔を立てようと、値引き交渉に力を入れてくれます。
また、限定的ですが著名な車ブロガーや車YouTuberがディーラーと提携している時があります。名前を出すと値引きやその他のサービスが受けられる可能性がありますので、SNSの情報もうまく活用していきましょう。
④残価設定ローンを利用する
残価設定ローンとは購入した車を数年後に売却し乗り換えることを前提にしたローンです。月々の支払額が少なく済み乗り換えの際に再度購入してもらえるため、オーナーとメーカー双方にメリットがある仕組みです。
フルローンとは異なり支払額は購入時にその車両が数年後にどのくらいの価値があるか(残価率)を差し引いた、残りの金額分となるため月々の費用が抑えられます。
【2021年最新版】コロナ禍で新車選びに変化が?
コロナ禍の影響で人との接触を避け家族でキャンプやレジャーを楽しめる、バンやSUVが人気を集めています。バンとは本来貨物や資材を運ぶ商用車のことで、ボディはバスを小型化したイメージと言えばわかりやすいかもしれません。
代表的な車種ですとトヨタのハイエースやグランエース、日産のキャラバンがこれにあたり、価格も高すぎずユーティリティの高さも魅力です。
コロナ禍前より人気があったSUVですが家族でアウトドアを楽しめるとさらに人気が高まり、非常用電源となるオプションのアクセサリーコンセントを選ばれる方が多くなりました。
「おうち時間」だけでなく「くるま時間」も充実させるため、ぜひこの機会にディーラーに足を運んでみてください。