KUHL Fam!

カーライフ

2022-10-19

スズキジムニーのグレードを徹底比較!おすすめの人気グレードは「XC」?

タグ:

ジムニーとは?全てのグレードに共通する車のスペックをご紹介!

スズキ自動車の代名詞といえる「ジムニー」は悪路走破性に優れ、カスタムのベース車両としても高い人気を誇る軽4WD車です。ターゲット層である男性からは特に高い支持を集めており、安価で購入できるワイルドな車両として世界中にファンが存在します。

ジムニーは悪路をものともしない頑強なラダーフレーム構造に、必要最低限な装備に抑えた潔い内装が特徴的です。山間部や積雪地帯に住む方はもちろん、キャンプやレジャーを積極的に楽しみたい方におすすめです。

イメージカラーの「キネティックイエロー」は悪天候でも目立つことを想定した、アウトドアやサバイバルの理念に基づいています。ジムニーの全グレードに共通するスペックを以下の表にまとめました。
 

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,725mm
室内長(全長×全幅×全高) 1,795mm(XC・XL)/1,770mm(XG)×1,300mm×1,200mm
最大乗車定員 4名
燃費 16.6km/L(MT車)/14.3km/L(AT車)
総排気量 0.658L
最高出力 64PS
最大トルク 9.8kg・m

 

車高(地面からボディまでの距離)が高いためエンジンルーム内に土砂や水が侵入しにくい構造で、自然災害が発生しても走行しやすい点も見逃せません。内装は水平基調のデザインを採用し、悪路走行時に車が揺られてもドライバーが車両感覚を把握しやすいです。

コックピットは部位に応じて、光の反射を抑えたり傷や汚れが目立ちにくくなったりする加工が施されています。また、安全機能ではアクセルの踏み間違いによる事故を未然に予防する「誤発進抑制機能」が全車に標準装備されています。

ジムニーには3つのグレードがある!~XG・XL・XCそれぞれの特徴~


ジムニーには3つのグレードがあり、全てにAT車とMT車が存在します。ここでは新車価格と各グレードの特徴を詳しく解説いたします。
 

グレード 新車価格(MT車・税込) 新車価格(AT車・税込)
XC 1,804,000円 1,903,000円
XL 1,681,900円 1,780,900円
XG 1,555,400円 1,654,400円

 
最上位グレードでも200万円を超えることはなく、初めて車を購入する方でも手が届きやすい価格なのは嬉しいポイントです。

XC

最上級グレードの「XC」は、装備がとても充実しており、内装にはメッキ加飾が多く施されています。外装は省電力で実燃費向上にも貢献する「LEDヘッドランプ」や、ブラックカラーの「16インチアルミホイール」を装着し質感が高いです。

ヘッドライトウォッシャーを搭載しているので、ヘッドライトに付着する泥や雪を除去することで走行時の視認性がアップします。「XC」の主な特徴を以下の表にまとめたのでご覧ください。
 

ボディカラー 「12色」
・キネティックイエロー
・シフォンアイボリーメタリック
・ブリスクブルーメタリック
・ジャングルグリーン
・ミディアムグレー
・ブルーイッシュブラックパール3
・シルキーシルバーメタリック
・ピュアホワイトパール
・キネティックイエロー/ブラック(2トーン)
・シフォンアイボリーメタリック/ブラック(2トーン)
・ブリスクブルーメタリック/ブラック(2トーン)
・キネティックイエロー/ブラック(トップ2トーン)
インテリアカラー ブラック×カーキ(撥水加工あり)
主な装備 本革巻きステアリング
16インチアルミホイール
LEDヘッドランプ
ハロゲンフォグランプ
内装メッキ加飾(範囲大)
防汚タイプラゲッジフロア
5:5分割可倒式リアシート
助手席乗降グリップ
スズキ セーフティー サポート
クルーズコントロールシステム

 

XL

中間グレードの「XL」は「運転席・助手席シートヒーター」やリクライニング機能を搭載したリアシートなど、車内の快適性が「XG」に比べて向上しています。ドアミラーにはヒート機能を内蔵しているため、雪や雨が付着しても視界を遮られることなく安全に走行できるでしょう。

「クルーズコントロールシステム」を使えば時速45〜100kmで走行中に、設定した速度を自動で維持できるのでペダル操作の負担を減らすことができます。「XC」の主な特徴を以下の表にまとめましたのでご覧ください。
 

ボディカラー 「8色」
・キネティックイエロー
・シフォンアイボリーメタリック
・ブリスクブルーメタリック
・ジャングルグリーン
・ミディアムグレー
・ブルーイッシュブラックパール3
・シルキーシルバーメタリック
・ホワイト
インテリアカラー ブラック×カーキ(撥水加工あり)
主な装備 ウレタンステアリング
16インチスチールホイール
ハロゲンヘッドランプ
ハロゲンフォグランプ
内装メッキ加飾(範囲小)
防汚タイプラゲッジフロア
5:5分割可倒式リアシート

 

XG

「XG」は最低限の装備や加飾に抑えることで、低価格化を実現しています。「マニュアルエアコン」やリモコンキーのボタンで操作する「電波式キーレスエントリー」など、簡素な内容となっています。
 

ボディカラー 「4色」
・ジャングルグリーン
・ブルーイッシュブラックパール3
・シルキーシルバーメタリック
・ホワイト
インテリアカラー ブラック×グレー
主な装備 ウレタンステアリング
16インチスチールホイール
ハロゲンヘッドランプ
一体可倒式リアシート

 

ジムニーを買うならどのグレードがいい?おすすめや売れ筋のグレードをチェック!

ジムニーを購入する際は快適装備と見た目の質感の良さを兼ね備えた「XC」グレードがおすすめです。「XG」との価格差は16万円程度ですし、衝突軽減やブレーキアシストといった機能を備えた「スズキ セーフティー サポート」も標準装備されています。

後席の快適性も増しますので、さまざまなシーンで使用する方や家族持ちの方におすすめできるグレードです。予算が厳しい方やカスタムに費用を充てたい方は「XL」と「XG」を検討してみてください。

先進の安全性能「スズキ セーフティー サポート」は、42,900円(税込)で用意されていますので、装着することをおすすめします。

ジムニーのおすすめの年式は?1番人気は何年式?

ジムニーの中で最も人気のモデルが、1981年~1998年に販売された「2代目ジムニー」です。マイナーチェンジなどを含めると、約17年間も愛されたロングライフモデルです。

スタイリッシュでミニマムなスクエアボディが特徴で、街中からオフロードまで幅広いシーンで活躍しました。特に1990年〜1995年に製造された「JA11型」は電子デバイスが少なく、走行に関するほとんどの操作をドライバーが行うだけに運転する楽しさが味わえます。

【番外編】ジムニーとシエラは似てる?違いを徹底比較!

ジムニーとよく比較される車種として「ジムニーシエラ」があります。両車の違いがわからないという方は多いのではないでしょうか。

ジムニーシエラを簡単に見分けるポイントは「排気量」と「ボディサイズ」です。スペックを以下の表にまとめましたのでジムニーとの違いを見てみましょう。
 

ジムニーシエラ ジムニー
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,550mm×1,645mm×1,730mm 3,395mm×1,475mm×1,725mm
室内長(全長×全幅×全高) 1,795mm×1,300mm×1,200mm 1,795mm(XC・XL)/1,770mm(XG)×1,300mm×1,200mm
ボディカラー 「JL」 8色 / 「JC」 11色 「XG 」4色 / 「XL」8色/
「XC」12色
最大乗車定員 4名 4名
燃費 15.4km/L(MT車)/14.3km/L(AT車) 16.6km/L(MT車)/14.3km/L(AT車)
総排気量 1.460L 0.658L
最高出力 102PS 64PS
最大トルク 13.3kg・m 9.8kg・m
新車価格(税込) ・「JL」
1,863,400円(MT車)/1,962,400円(AT車)
・「JC」
1,985,500円(MT車)/2,084,500円(AT車)
1,555,400円〜1,903,000円

 
ボディサイズはジムニーよりひと回り大きく、前後ともにフェンダーが大きく張り出した造形が特徴的です。総排気量は「1.460L」となっておりこの値は普通車にカテゴリ分けされます。

(※排気量0.660L以下が軽自動車、0.661L以上が普通車に分類)

意外ですが室内長はジムニーと変わらないため、居住空間における違いはありません。ゆったりとした室内を求めている方は注意してください。

KUHLのコンプリートカーやエアロパーツの開発情報や、こだわりのポイントを紹介する記事コンテンツ
  • 【GR86カスタム講座 #01】オーバーフェンダーの作り方<
  • 【GR86カスタム講座 #02】ワイドボディキットを装着<
  • 新型R35 GT-Rの2024年モデルエアロパーツが完成しました<
  • クラウンスポーツが入庫したのでベストなホイールマッチングサイズを検証しました<
  • 2ピースホイールの仕組みを解説します<
  • N-BOXカスタム用が完成しました。2種類のコンプリートカーがあります<

KUHL MAGAZINE 記事一覧へ