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2022-11-16
RZ34 ホイールマッチング作業 KUHL JAPAN 坂本
皆さんこんにちは!
KUHL JAPANの坂本です。
前回、RZ34にBLITZさんのZ34用、ZZ-R車高調取付作業の紹介を行いました。
RZ34にZ34用車高調は問題無く取付は出来、足回りの構造はほとんど同じという事は確認出来ました。
と、ゆーことで、
今回はRZ34のローダウン量に応じたホイールマッチング業の紹介を行っていきたいと思います。
まずは純正車高でのホイールマッチングです。(画像はローダウン後の画像です。)
この様な感じで測定器を車両にセットして、正確な保安基準の測定角度を調べます。
これで正確な前方30度、後方50度の測定位置が分かります。
フラットリフトを使って車両を持ち上げ、地面からフェンダートップの位置を調整して
それぞれの位置でホイールの出面を測定していきます。
測定に使ったホイールはこちらです。鍛造のVERZ-KRONE KR02です。
サイズは20インチ、フロント10J+20、リヤ10.5J+5です。
純正車高だと、前後共10mm以上ボディーから飛び出してしまいますね(^_^;)
これがホイールマッチングの難しいところでもあるのです。
経験上、これくらいのサイズがローダウンしていくと、いー感じになりそうです。
そして純正車高での測定の結果、フロント10J+33、リヤ11J+27あたりが保安基準適合サイズになりそうですね。
保安基準適合サイズですので、前方30度、後方50度の位置でホイールが外にはみ出さず、
フェンダートップの位置で見るとリムが5~6mm内側に入るイメージですね。
そして車高を下げていって細かく測定していきます。
こちらが純正比約30mmのローダウンになります。
純正の最低地上高が現車では122mmでしたので、30mmダウンだと最低地上高92mmで
保安基準適合ラインの90mmがギリギリとなってしまいます。
車両個体差やスプリングの馴染みやヘタリで車高調を装着したときは最低地上高クリアしてても
車検の時にはNGになってたということも考えられます。
RZ34の場合、純正比20mmダウンくらいがベストな車高ではないでしょうかね。
そして純正比20mmダウンでの測定の結果は、フロント10J+29、リヤ11J+25あたりとなりました。
(これも保安基準の前方30度、後方50度を考慮したサイズです。)
更に測定を進めていきます。
デモカースペック(展示車両、行動走行不可)のフロント60mm、リヤ70mmダウンの画像がこちらです。
この車高だとステアリングを切ってパンプすると、フェンダーにタイヤがヒットしてフェンダー曲がりますよ。
装着するホイールサイズはなんと、フロント10J+8、リヤ11J±0となりました。
純正車高から30mm近く変わってくるのです。これがホイールマッチングの奥深さです。
もちろん車検非対応サイズです。KUHL店舗でもこのサイズのオーダーはお受けできませんので、参考までにして下さいね!
と、ゆーことで、
今回は、メカニック坂本のRZ34ホイールマッチング作業の企画でした。
ありがとうございましたm(__)m
KUHL JAPAN 坂本
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