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2021-11-30

車の値引き交渉に失敗しない4つのコツやNGな交渉術を紹介

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この記事では車を購入する際、交渉が苦手な方でもすぐ実践できる値引き交渉4つのコツや、NGな交渉術3選を紹介しています。先ずは愛車の価格相場を把握し目標値引き額を決定しましょう。さらに中古車の売買や下取りに関するメリット・デメリットも解説しています。

新車購入で値引き交渉はできる?

限定車や登場したばかりの人気車種を除き、新車の値引き交渉は可能です。中古車でも在庫期間が長かったり価格相場より高価だったりする車両は、値引きできる可能性が高いので交渉してみてください。
ただし、中古車の値引き額は新車ほどではなく、目標値引き額は3万円から10万円ほどです。 また、50万円以下の中古車両は利益が出にくいため、値引きができない可能性が高い点も覚えておきましょう。

新車購入の値引き相場はどのくらい?

新車の値引き相場は一般的に車両本体価格の3〜10%程度です。例えば車両本体価格300万円の新車ならば、30万円が値引きの限度額と言えます。
値引きの上限率は店舗ごとに異なるので注意が必要ですが、車両本体価格が高額な車両は利益率が高いので限度額を引き上げやすい傾向があります。
新車の値引き率を高めたい場合はセール期間を狙うのがおすすめで、どの店舗でも最低年に2回は開催されています。具体的な開催時期は3月・6月・12月に行われる可能性が高く、3月と9月の決算期は10%を超える値引きが実現する場合もあります。

交渉が苦手でも大丈夫!失敗しない車の値引き交渉術4選

値引き交渉が苦手な方でも簡単に実践できる、値引き交渉術4選をお伝えします。ぜひ参考にして、お得に新車を購入しましょう。

①目標値引き額を決めすぐに購入する意思を伝える

ディーラーの営業担当者は「目標値引き額」や「すぐに購入します」という言葉に弱く、先に伝えておくと交渉がスムーズに進むケースが多いです。先ずは愛車の値引き相場や家計の状態を把握して、具体的な目標値引き額を算出してください。
その上で購入したい車のライバルとなる、他社メーカーの車両の相見積もりをとっておいてください。例えば、ヴォクシーを購入したい場合のライバル車はセレナやステップワゴンとなります。
また、ノアやエスクァイアなど同系列メーカー車の相見積もりは、交渉材料には使えませんので注意してください。営業担当者はユーザーが他社に流れるのを嫌いますので、確実に購入するという意思を伝えると大幅な値引きが期待できます。

②ディーラーオプションを多く組んで値引き率を上げる

車両本体価格の値引き率はメーカーに依存しますが、ディーラーオプションはディーラーの采配で決められることが一般的です。ディーラーオプションを多く取り付けるとディーラー側は喜びますので、値引き率も比例して高額になります。
カーナビは特に値引き率が大きいと有名ですが、トータルのディーラーオプションの値引き額は30〜40万円が限界です。もちろん、不要なオプションを選択すると損をしてしまうので、本当に必要かどうかよく見極めてください。
また、後々の値引き交渉に使えるように、始めから全てのディーラーオプションを盛り込まないでおくテクニックも存在します。先ずは、車両本体価格の値引き交渉からスタートさせましょう。

③オートローンを組む

実はディーラーの販売利益はオートローンの手数料が占める割合が非常に大きく、オートローンを組むと喜ばれます。そのため一括で支払わずにオートローンの契約を交わすと、値引き額アップが期待できるでしょう。
例えば、購入価格が200万円の車に対し一括で支払える状態でも、150万円は現金で支払い残りの50万円でオートローンを組むといった具合です。オートローンの利子と値引き額はよく計算し、どちらがお得に購入できるか慎重に検討してください。

④友人や知人の紹介を利用する

友人や知人の紹介があると、ディーラーの営業担当者は値引き交渉に応じてくれやすいです。また、普段交渉が苦手な方でも友人・知人から紹介されたディーラーならば、交渉を行いやすいのではないでしょうか。
紹介を受けて訪れるユーザーは購入意欲が高いケースが多く、営業担当者は紹介者の顔を潰せない一面もありますので値引き額には期待が持てます。ただし、いくら紹介を受けていても無茶な要望はしすぎないように注意してください。
あくまでも初対面という意識を忘れず相手の意見もうまく取り入れるという身構えが、交渉をスムーズに進めるコツです。

NGな値引き交渉

自分と営業担当者は対等という気持ちを持って、値引き交渉時にはお互いに気持ちの良い取引を目指してください。その際に避けたい言動3選を紹介します。

①メール商談は値引きされにくい

メール商談は営業担当者との信頼関係を築きにくく、購入に対する熱意も伝わりにくいので大幅な値引きは望めません。メールのみでの交渉は現代的で手軽な一面はありますが、営業担当者も「人」ですので信頼関係を築きたいという思いがあります。
中古車ならば全国から取り寄せるケースもありますので、メール商談は営業担当者と直接会うのが難しい場合やすでに面識のある方のみ有効な手段と言えるでしょう。

②横柄な態度は厳禁

横柄な態度で営業担当者に接するのは、最も値引きに応じてもらえない可能性が高いです。ディーラーとの付き合いは車を購入した後も長く続きますので、「この人の力になりたい」と思われる立ち振る舞いかたが理想的です。
一方的な主張ではなくお互いが寄り添い合う関係性を目指して、交渉に臨んでください。

③商談が進んだのにもかかわらず結論を先送りにする

ある程度の商談や値引き交渉が進んだ段階では、結論を先送りにしてもメリットはありません。他にも値引きの余地がありそうと考える気持ちはわかりますが、購入の意思をはっきり示した方がその後の流れは良い方向に進みやすいです。
営業担当者から「ここが値引きの限界です」と言われたら、今後の付き合い方も含め素直に応じましょう。

下取りの費用を値引き価格に使用できる?下取りのメリット・デメリットも!

下取りとは販売店で新車を購入する際に今まで乗っていた車を同時に売却することですが、下取りの費用は実質的に値引きに使われることもあります。ただし、ディーラーの営業担当者が状況に応じて下取り価格を上げて値引き額を下げたり、下取り価格を下げて値引き額を上げたりして調整するケースもあります。
このような背景から下取りがお得になるかは、一概に言えないのが現状です。ちなみに、レクサスやマツダはブランドイメージを保持するため値引きに応じにくいメーカーですので、下取りの費用が実質的な値引き額となります。

下取りのメリット

下取りの最大のメリットは販売店で車の購入と同時に下取りを行えるので、余計な手間や時間が取られないことでしょう。さらに、新しい車が納車されるまで以前の車に乗り続けられるので、レンタカーやカーリースなどを利用しなくてすむ点もメリットの一つと言えそうです。

下取りのデメリット

下取りの最大のデメリットが下取り費用の低さです。新たに購入する車と乗っていた車のメーカーが違う場合は下取り価格がさらに減少しますので、極力メーカーを揃え、下取り価格の低さを最小限に抑えましょう。
手間はかかりますが一括査定サイトなどで車の買取相場を調査し、中古車専門店などに買取を依頼すると高価買取が実現しやすいです。
 

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