カーライフ
2021-9-22
車のカスタムはどこでできる?おすすめや流行りのカスタムを大調査!
この記事では、車のカスタム初心者が陥りやすいポイントと解決策を記載しています。また意外と知らない「不正改造」についても紹介していますので車検に受からなかった、という問題も事前に防ぐことができます。おすすめや流行中のカスタム、施工してくれるプロショップも合わせてお伝えします!
車のカスタムとは?ダサくならないための初心者におすすめカスタム
車のカスタムとはエアロパーツやホイール、灯火類などを装着しカッコ良くしたり目立たせたりと自分好みの車に仕上げることです。外装だけではなく、内装においても自分のこだわりを表現することができます。例えば、レザーシートに張り替えたり音響システムを搭載して音楽を楽しんだりと、カスタムの仕方は無限に存在します。
他車との違いを出したい、世界に一台だけの車に乗りたい、という方はぜひ車のカスタムの世界に飛び込んでみましょう!
初心者が失敗しないおすすめのカスタムは「簡単に元に戻せるかどうか」で判断してください。初めてのドレスアップとして最適なのは、ホイール交換で純正状態をキープしておくことです。気軽に車の印象を変えられます。
ホイールを交換するだけで、見た目の印象は大きく変わります。選ぶホイールの種類によって、自分のカスタムの方向性が明確になるというメリットもありますよ。
アフターパーツメーカーとして有名な「クールレーシング」は流行を抑えた独自のホイールブランドを持っています。純正然でありながら、複雑な立体感を加えた「スポーク系」や、軽量化を図りキビキビした走りが楽しめる「1ピース鍛造モデル」などがラインナップされています。
クールレーシングでは様々なホイールを車の横に並べて、仮合わせを行ってくれます。また、構造やインチ数による違いや乗り心地など、アドバイスをもらいながら製品を選ぶことができます。ホイール交換は、カスタムの第一歩と言っても過言ではありません。ぜひクールレーシングに足を運んで、理想の一本を見つけてみてくださいね。
車はどこがカスタムできるの?パーツの具体的な箇所
車のカスタムといっても、どのパーツを変更できるかわからない方もいるかと思います。ここでは変更可能な6箇所を解説します。
①外装
車の大部分を占める外装は、エアロパーツ装着やステッカーの貼り付けや塗装による色の塗り分けに及びます。カスタムのアイデアはまさに十人十色です。
②内装
内装はシートにカバーを装着して高級感を演出したり、パネル類を木目柄やアルミ柄に変更したりできます。運転中にカスタムした部分が視界に入りますし、車内の居心地の良さにも関係しますので、外装以上にこだわる方も多いです。
③タイヤのホイール部分
ホイールは手軽に交換できるうえに、見た目の印象を変えやすいのが特徴です。ホイールのデザインや構造は多種多様です。レーシーで軽快なイメージを与える「メッシュ系」、シンプルでありながら力強さと躍動感を感じさせる「スポーク系」など多岐に渡ります。
④灯火
灯火はヘッドランプ内部のユニットを変更したり、デイライトを追加したりできます。デイライトは装着率が高く、純正オプションパーツでも用意されるほど人気があります。
後続車に自車をアピールできるバックフォグも大人気ですが、灯火類は車検の規制が厳しいです。取り付けにはルールがありますので、よく確認しましょう。
⑤ガラス
ガラスは安全性の理由であまりカスタムできません。しかし、フロントガラスを欧州車のようなブルーガラスにしたり、規制の緩いリアガラスにスモーク処理を施したりすることができます。防犯の観点から見てもリアガラスのスモーク化はおすすめです。色の濃さは数種類ラインナップされています。
⑥ミラー
ミラーのカスタムは、純正でも採用が増えている欧州車のようなシーケンシャル(流れる)ウインカーが人気です。またミラーカバーも装着可能でレーシーなカーボン柄や、高級感のあるメッキタイプに変更するのもおすすめですよ。
意外と重要!車のカスタムを始めるときのパーツの順番
車のカスタムを始める際「車高調→ホイール→エアロパーツ」の順に交換すると買い直しや再調整が起こりにくく、効率良く車をカスタマイズできます。車高調(しゃこちょう)とは、車の車高や乗り心地を調整できるサスペンションキットのことです。
先にホイールを決めてしまうと車高をもっと下げたい、となった場合ホイールがフェンダーに干渉する恐れがあります。車高は車のカッコよさを決める最大の要素ですが、まずは自宅や通勤で使う道路事情(凸凹や坂道の有無)を確認しながら、「自分で運転できる車高」をしっかりと把握してください。
車高の低い車の運転に慣れたら、次は車高に収まるサイズのホイールを決めていきます。ホイールカスタムの一例ですが、インセット(ディスク面の出幅)をミリ単位で調整し、フェンダーに対してツライチになるようにセットします。
こうすると車全体にカタマリ感が生まれ、とてもかっこよく仕上がりますよ。ホイールを最初に決めてしまうとこのインセット調整ができなくて、最悪買い直しになる可能性も否めません。
最後に決めるエアロパーツですが、車高を下げた状態の運転に慣れていないと、エアロパーツを破損するリスクが高まります。低い車高の車に慣れてきたら「これ以上低いと厳しい」など運転のクセがわかってきますので、その場合は純正に近い薄型タイプのエアロパーツを選択する、といった対応が可能です。
意外と知らない車のカスタムの注意点
知らなかったでは済まされないのが「不正改造」です。どんな理由であれ不正改造車は公道を走れません。国が定める「保安基準」を満たさない車両は不意な事故を起こすリスクや、他人を巻き込む事故につながる危険性があるためです。ここでは意外と知らないカスタムの注意点を4つ紹介しますので、しっかり確認しましょう。
①サイズ
エアロパーツなどを装着する際は車検証に記載されている数値を基準に、
・全長は±3cm
・全幅は±2cm
・全高は±4cm
そして車両重量は軽自動車と小型車の場合は±50kg、普通車は±100kgの範囲内に収める決まりがあります。
また車高を下げる場合は最低地上高9cm以上を確保する必要がありますので、ショップの方と相談しながら調整してください。
②ランプ
ランプに関する保安基準は、定期的に改正されるほど厳しいです。ランプの色は周囲に自車の存在を知らせる大切なもの、誤認を与えないよう指定された色を選びましょう。
③ステッカー
フロントガラスや運転席の窓ガラスにステッカーを貼り付けると、不正改造に当たります。手軽に施工できるステッカーですが、貼り付けが許可されているリアガラスのみに貼り付けてください。
④サイトでの購入品
通販サイトでは保安基準の適合が取れていない商品も販売されています。例えば、サイズオーバーのリアウイングや爆音のマフラーなどが挙げられます。通販サイトを利用する際は口コミや実績、記載内容を参考に、信頼のおけるサイトから購入しましょう。
2021年のカスタムの流行りは”ちょいイジリ”がポイント
2021年は純正ホイールの”ちょいイジリ”が流行しています。ここでは低コストかつDIYでも楽しめるアイデアを紹介しますので、参考にしてみてください。
①ホイールナット
ホイールを車に固定するために使用されるホイールナットは、材質やカラーバリエーションが豊富に用意されています。軽量で加工しやすい材質のジュラルミンは特に人気が高く、ドレスアップ向きの緻密なデザインが特徴です。
また製品によってはホイールの盗難防止が付いているので、防犯面で安心できます。
②ホイールスペーサー
ボディとホイールの間に挟み込み、インセットを外側に調整できる製品がホイールスペーサーです。フェンダーとホイールのツラが近くなり、車に一体感が生まれます。
ですが、ネジ山の強度を保つためホイールスペーサーの厚さは5mmまでとし、それ以上にホイールを外側へ出したい場合はワイドトレッドスペーサーを検討してください。
③リムテープ
ホイールのリムに貼り付けるだけで大きくイメージチェンジできるのがリムテープです。ボディタイプに合わせ黄色や赤色に変更しスパルタンな印象に変更するなど、手軽に見た目を大きく変えられる商品です。
④エアバルブキャップ
エアバルブキャップはタイヤの空気穴を塞いでいるキャップのことで、純正状態では樹脂製の質素なものが付いています。エアバルブキャップはブランドロゴが入っていたり色が付いていたりと、足元のちょっとしたアクセントになるでしょう。
⑤ホイールキャップ
ホイールキャップはスチール製の純正ホイールに装着しデザイン性を高めるカスタムパーツで、ホイールカバーとも呼ばれ、ドライバー1本で脱着できます。素材はABS樹脂製、クラシックなデザインが近年のトレンドです。
ホイールキャップは衝撃に弱く、走行中外れないよう適正サイズのものを選んでください。
なんとなく始めた”ちょいイジリ”からカスタムの世界にハマる方はとても多いです。これらの施工は十分に安全に配慮して行い、難しい場合は無理せずプロショップの方に依頼しください。
車のカスタムはどこでする?専門店にお任せしましょう
DIYの範囲を超える車のカスタムは専門店にお任せしましょう!実際に自分の目で見ながらカスタムパーツを吟味できますし、スタッフの方とドレスアップの方向性を考えながら的確なアドバイスも貰えます。
コンプリートカーや他のお客さんの車を見ると新たなアイデアが思い浮かぶ可能性もあり、とても良い刺激になりますよ。本格的なドレスアップを楽しむなら行きつけのショップを持つことで、最新のカスタム情報やパーツに触れられる機会が増えるかもしれません。
奥深いカスタムカーの世界で「自分だけのお気に入りの一台」に仕上げてみましょう。