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2023-11-20

【東京オートサロン2024 KUHL出展速報①】メインカーはR35GT-R「2024 EDITION」新作前後バンパー・オーバーフェンダー開発中!KUHLエアロパーツのモデリング手法についてもご紹介!

タグ: GT-RR35R35 GT-RR35GT-RR35GT-R東京オートサロンGT-RR35

いよいよ2023年も年末に差し掛かり、毎年恒例⁉の「東京オートサロン」出展に向けての開発がピークを迎えてまいりました・・・。

ということで今年も「東京オートサロン2024」に向けてのKUHLデモカー出展速報をお届けしたいと思います。

開発中のおクルマを隠すことなく、バンバンお披露目していきますので楽しみにしていてください。

というわけで【東京オートサロン2024 KUHL出展速報】の第一弾は・・・「R35GT-R」となります!

 

「R35GT-R」KUHLが最も力を注いでいるクルマとなっており、下記「FINAL EDITION」エアロキットをリリースさせて頂き「東京オートサロン2022」に出展させて頂きました⇩

まさに「FINAL EDITION」という名称どおり、KUHLにとって最後のR35GT-R用エアロキットとなる・・・予定でした・・・が、今年の東京オートサロンにて前後バンパーが一新された新しいR35GT-R 2024モデルが発表されましたので、改めて「R35 2024 EDITION」なる新作エアロパーツを開発する事としました。

 

ちなみにR35 2024モデル対応の専用エアロパーツ「KRUISE KR-MY24RR」は、先日完成発表させて頂いております⇩

R35 2024モデル専用エアロパーツ「KRUISE KR-MY24RR」の詳細記事はこちらをタップ⇩

➡➡➡KUHLFam!ブログ【KUHL&KRUISE新作エアロ情報!】R35GT-R 2024モデル専用エアロパーツ完成

 

そして今回新たに開発を行っているエアロパーツは・・・「KUHLRACING 35R 2024EDITION」となります。

KUHLエアロブランドの象徴KUHLRACINGブランドからのリリースとなるバンパーエアロ+ワイドフェンダーとなります。

 

ここで改めて「KUHLRACING」なるエアロブランドの立ち位置について説明させて頂きます。

「KUHLRACING」エアロブランドは、まさにKUHLを象徴するとも言える「レーシング」「スポーティ」「3Dフォルム」を強く具現化する攻撃的デザイン造型の最高峰として考えています。

熟練の職人とともに、ワタクシが思うがままにデザインし、カタチにするエアロパーツとなります。

データや機械加工では再現できないほどの深く攻撃的な造型を、熟練のハンドメイド技術により量産化して行くというわけです。

 

KUHLは、真空機械やマシニングセンタ・3Dプリンターなどの最新技術によるエアロ造型&量産にも力を入れていますが、長年培って来たFRPハンドレイアップ技術を捨てることなく、FRP技術でないと出来ないスペシャルモデルとして今後も皆様が驚くほど攻めたエアロパーツをリリースし続けたいと考えています。

 

というわけで前置きが長くなってしまいましたが「KUHLRACING」ブランドからリリースする2024年第一弾が・・・「KUHLRACING 35R 2024EDITION WIDE BODY 」となります。

それではKUHL大阪藤井寺工場での開発状況をご紹介させて頂きます。

R35GT-R 2024仕様バンパーエアロ&ワイドボディ開発速報!純正フェンダーをカットしないオーバーフェンダーを開発中。

先日、ワイドボディウレタン造型からの3DCADデータ完成までをお伝えしました。

今回のワイドボディは純正リアフェンダーをカットする必要のないオーバーフェンダーにて開発を進めています。

デザイン的にはR34GT-Rをオマージュしたようなブリスターフェンダーとなっています。

 

せっかくですのでここで、KUHLエアロパーツのモデリング手法について簡単にご紹介させて頂きます。

まずは発砲ウレタンにてデザインのアウトライン決定を現車合わせにて行います⇩

 

ウレタン造型はもちろんハンドメイドで丁寧に仕上げて行きます⇩

 

そしてこのウレタン造型モデルに対して、3Dスキャニングを行い3Dデータ化に取り掛かります(写真はVRARVA ORCUSの3Dデータ作業風景)⇩

 

こちらが完成したオーバーフェンダーの3Dデータとなります⇩

黄色ラインが今回開発を進めているオーバーフェンダーの立体図面となります。

 

そしてこの3Dデータを基に、3Dプリンターマシニングセンタにて、マスターモデルや雌型の造型を行っていきます⇩

 

マスターモデルや雌型が完成すると、いよいよ現車にてマッチングを行い、マスターモデルの最終形が完成するというわけです。

ワイドフェンダーはただ今、マシニングセンタによるケミカルウッド雌型の切削加工に突入していますが・・・まだまだ開発時間を要します・・・。

毎年の事ですが、この時期になると開発が追い込みに入りますので、生産現場は大変なことになってしまいます・・。

 

R35GT-R 2024仕様バンパーエアロ&ワイドボディ開発速報!2024モデル仕様の前後フルバンパーエアロを開発中。

そしてオーバーフェンダーのマシニング加工と並行して、前後バンパーエアロのモデリングが進行中です。

まずはフロントがこのようになっております⇩

2024モデル純正バンパー形状を参考にしながら「KUHL FINAL EDITION」フロントバンパーとドッキングして造型を行っているところです。

バンパー上部は2024モデル純正バンパーをイメージさせながら、バンパー下部をスポーティに仕上げる方向で進めています。

バンパー左右にはハニカム形状の2024モデル純正LEDデイライトをインストールする予定です。

**写真では大きな開口部の縦フィンが斜めになっていますが、このフィンは2024モデルイメージの垂直形状へと変更していきます**

フロントバンパーはあえてシンプルな形状に留めて、2024モデルのテイストを入れて先進性を出しながらもスポーティでエッジの効いたバンパーになるように造型しています。

これからまだまだデザイン変更が行われていきますので完成を楽しみにしていてください。

 

そしてリアバンパーはかなり攻め攻めのデザインにて開発進行中です⇩

リアバンパーは既存製品の「KUHL GTⅡ」リアバンパーをベースに、デザインチェンジを行っています。

今回大きく変更となるのは、リアアンダーディフューザーとなります。

2024モデル純正の縦型リアバックフォグは、アッパーディフューザーとリアアンダーディフューザーの間に、ステー状にセットします。

 

そして何といっても・・・センター4本出しマフラーを予定しています。

縦型バックフォグ左右の空間に130Φ4本出しマフラーを配置したいと思っています。

そしてリアディフューザー左右を大きく盛り上げて迫力アップを狙います。

現状ではまだ、奥行きも無い状態ですが、これからドンドン削り込んで強烈な立体感を出していきたいと思っています。

マフラー下のフラット部分もカットし、もっともっと奥側に追い込んでいきます。

 

というわけで【東京オートサロン2024 KUHL出展速報】の第一弾として「R35GT-R」の開発速報をお届けさせて頂きました。

来年のオートサロンメインカーとして展示されるこの「KUHLRACING 35R 2024EDITION WIDE BODY」の完成を楽しみにしていてください。

また開発が進み次第、ご紹介させて頂きますので楽しみにしていてください。

 

KUHL東京オートサロン2024に出展させて頂くデモカーはこれだけではありません。

他にも熱い熱い多数のデモカー&新商品を出展させて頂きますのでよろしくお願いいたします。

それではこれから年末年始にかけての【東京オートサロン2024 KUHL出展速報】ブログを楽しみにしていてください。

 

 

 

 

 

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