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2020-7-26

TEAM TOYO TIRES DRIFT GRスープラ 川畑真人選手 D1GP開幕戦優勝おめでとうございます<前編>!KUHLRACINGワイドボディエアロキットを装着したGRスープラがD1GP開幕戦優勝です!<KUHL片岡より>

タグ: D1GPスープラ

7月24日に、奥伊吹モーターパーク(滋賀県)にて開催されました、2020D1グランプリ開幕戦にて、「TEAM TOYO TIRES DRIFT」の川畑真人選手が乗る、GRスープラが見事に優勝を成し遂げてくれました!!
川畑選手をはじめ、チーム関係者の皆様、誠に誠におめでとうございます~!!
 
そしてそして、なぜこの話題がKUHLにとって凄いことなのかと申しますと・・・この川畑選手が運転するGRスープラに、なんとなんとKUHLRACINGのワイドボディエアロキットが、フル装着されているからなんです!
これまで、モータースポーツへの参加を行って来なかったKUHLにとって、記念すべきデビューウィン??となったわけでございます~。
川畑選手をはじめ、チーム関係者の皆様、誠に誠にありがとうございました。
今回の、D1GP開幕戦の模様は、こちらのYouTubeチャンネル「KUHLRacingTV」にて、詳しくレポートさせていただいておりますので、良かったら見てみて下さいね!!

 
 
というわけで、最高の結果となりましたD1GP開幕戦の模様をご紹介させて頂きたいと思います。
D1GPとは、国内最高峰のドリフト競技となります。
その中でも川畑選手は、3回もシリーズチャンピオンを獲得している代表的な選手(トップドライバーの一人)と呼べる存在かと思います。
 
昨年秋頃に、今回のGRスープラを製作しているチーム「俺だ!レーシング」様より、「D1GPでチャンピオンを獲得するためのマシンに装着する、エアロパーツを開発して欲しい」というご依頼を頂いたのが始まりでした。
参戦チームは「TEAM TOYO TIRES DRIFT」、ドライバーは「川畑真人選手」、車両は「新型スープラ」!!という事をお聞きし、非常に恐れ多いながらも、これはぜひとも協力したい!と思い、このプロジェクトへの参加を決定いたしました。
 
そしてチームのオーナー様やメカニックの方のご要望を、いろいろ取り入れ、完成したのがこちらのエアロパーツとなります~👇


👆 TOYOのイメージカラーでもありますブルーカラーにてラッピングされていますが、ゴールドカラーの差し色が入っていることで、存在感がアップしており、非常にカッコいいカラーリングに仕上がっているのではないでしょうか!!
チームオーナー様からは、機能的かつ軽量で、なおかつカッコいい!!エアロパーツを作って欲しいという要望を受けて、エアロパーツの開発を進めました。
というわけで、まずはスタイリッシュな市販用のワイドボディキットを完成させ、そのワイドフェンダーに追加装着することで、ドリフト競技でも大きな戦闘力を発揮できるワイドボディキットを開発することにしました。
ドリフト車両は、切れ角の大きさや、上下のサスペンションストローク量が多いとの事でしたので、GTマシンをイメージさせるような、ワイドフェンダーをデザインし、サスペンションが大きな上下ストロークをしても、タイヤがフェンダー内に飲み込めるようにしました。
 

👆 フロントバンパーは純正バンパーよりも開口部を大きくすることで、冷却効率のアップと軽量化を狙ってみました。
デザイン的には、ノーマルバンパーよりも、少し前方に延長させ、両サイドダクトのエッジ感を強調させることで、スポーティな印象に仕上がる様にデザインしてみました。
GRスープラはフロントマスクが特徴的だと思いますので、イメージを変更させることなく、迫力アップを狙ってみたデザイン・・・という感じかと思います。
バンパー左右には、フロントのダウンフォース向上を狙って、大きめのカナードを開発しております~。
 

👆 ワイドフェンダー上部には、エアアウトレット(ダクト)を設けて、アクセントを加えております。
チームオーナー様から、リアフェンダー上部にダクトを設けて、タイヤスモークをフェンダー上部から出したいという意見を頂き、デザインしてみたのですが、ドライ路面では、バッチリとフェンダーダクトからタイヤスモークが出ておりました~。
 
リアウイングは、GTウイングタイプですと、ダウンフォースが効きすぎるとの事でしたので、ベタ付けタイプとしました。
しかしながら、ベタ付けタイプながらも、フェンダー上部までウイングをレイアウトすることで、リアの安定性を狙ってみました。
また、ウイングの上に、大きく反りあがったウイングカナードを追加することで、走行条件に合わせてセッティング出来るようにとデザイン開発を行っております。
今回は濡れた路面で、リアのトラクションを稼ぐために、2段ウイングを両方とも装着した状態で、走行していただきました~。
このワイドフェンダーキットの詳細につきましては、YouTubeチャンネル「KUHLRacingTV」の、こちらの動画で詳しく紹介させて頂いておりますので、良かったら見てみてくださいね!

 
そしてそして気になるこのスープラの、ポテンシャルですが・・・とんでもない!!作り込みをされているマシンとなっております・・・。
マシン製作のコダワリなどについては、マシン製作を行った「俺だ!レーシング」のYouTubeチャンネル「俺だ!Official channel」にて詳しくご紹介されていますので、こちらも良かったら見てみてくださいね!
川畑選手が、このマシンの凄さを、詳細に説明してくれています👇

 
 
マシンの凄さは語り出したら、キリがないほどの車両となっていますが、それはエンジンルームを見て頂くだけで、良く分かるのではないでしょうか!

👆 トヨタのV8・NAエンジンをベースにターボ化しているのも凄いですが(ちなみにパワーは・・・抑えて1000馬力です!!)、この美しい左右対称のエキマニを見て頂ければ分かるのではないでしょうか?
ただパワーアップさせるだけではなく、美しさにも徹底的にこだわって製作されています。
また美しいだけではなく、性能にも徹底的にこだわった(4本出ているエキマニのうち、2本はあえて逆バンクにつなげています。これはエンジンの気筒ごとの爆発順序にこだわり、ロスなく効率よくタービンへとパワーを伝えるためのレイアウトとなっているらしいです・・・)、まさに変態??(良い意味です・・)といっても良いコダワリと、技術力の高さを見せつれられます~。
無いモノはワンオフで作り出し、日本では見たことの無い海外製の高性能パーツで固めるなど、とんでもなくコストと手間のかかった車両となっております。
 
それではいよいよ、このようなスーパーマシン!!が走行した開幕戦の模様についてご紹介させて頂きますね!
 
 
  

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