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2020-6-6

KUHLRACINGエアロパーツ・GRスープラ・ワイドボディキット!D1グランプリ「TEAM TOYO TIRES DRIFT」さんのスープラに装着(前編)!ドライバーは「川畑真人」選手です!D1スペシャルエアロキットを開発!<KUHL片岡より>

タグ: スープラ

先日、GRスープラの標準ボディ用エアロキットのご紹介などをさせて頂きましたが、本日もGRスープラの、非常にホット!な話題をご紹介させて頂きたいと思います!
ご紹介させて頂く話題は何かと申しますと・・・
KUHLRACINGとして初めて、D1グランプリ車両へのエアロパーツ供給をさせて頂く事になりました~。
 
なんとなんと、エアロパーツ供給をさせて頂くチームとドライバーは・・・
「TEAM TOYO TIRES DRIFT」 チームの、「川畑真人選手」です!!
まさにD1グランプリでは、トップチームと言っても良いのではないかと思われる「TOYO TIRES」さんで、ドライバーも超有名な川畑選手という豪華な組み合わせでございます。
 
「D1グランプリ」はあまり詳しく無いという方もいらっしゃるかと思いますので、あらためてご紹介させて頂きますね。
「D1グランプリ」は、2001年に始まった国内最高峰のドリフト競技となります。
年間6戦~8戦を、日本全国を転戦して開催されます。
ちなみに初代チャンピオンは、現GT300ドライバーである「谷口信輝選手」です~。
まさにドリフト競技の頂点に立つモータースポーツカテゴリーなんですよね!
 
そしてそして、「川畑真人選手」はと言いますと、D1グランプリのチャンピオンを3回!も獲得しているという、輝かしい実績の持ち主なんです。
S15シルビアからスタートし、180SXに乗り換え、その後なんとなんと!R35GT-Rで参戦されていました~。
個人的には、R35GT-Rの圧倒的なパワーと技術の高さには、当時かなりの衝撃を受けたのを覚えています👇!

 
そして、昨年よりR35GT-Rから新型スープラに車両チェンジをし、参戦されていました。

👆 このスープラでのドリフトもカッコ良かったですよね!
ちなみに川畑選手は、D1グランプリだけではなく、FIAドリフティングカップの初代チャンピオンも獲得していたり、ドリフトの世界最高速度(時速304.96km/hでドリフト!!)を達成してギネス記録も持っている選手なんですよね!!
まさにドリフト界のトップスター選手です。
 
そしてこの度KUHLRACINGは、このような素晴らしいチームと選手の車両に、ワイドボディキットを供給するという栄誉を頂いたというわけなんです・・・!
エアロメーカーとして、本当に嬉しい出来事でございます。
エアロパーツを製作してくれたスタッフはもちろんの事ですが、日頃より応援して頂いている皆様のおかげであると、社員一同、感謝感謝でございます。
皆様、日頃よりKUHLグループを応援頂き誠に誠にありがとうございました~。
 
というわけで先日、レース車両に、ワイドボディキットを装着させて頂きました~。

👆 この車両のために、開発を行ったスペシャルモデルとなるワイドボディキットとなります!
実は昨年末頃に、こちらのチームオーナー様より、チームへの参加を打診頂いたのですが、その内容の凄さに驚かされました~。
それは車両のスペックが凄すぎた~からなんです・・・。
まさにD1車両として前例の無い、まさにGT選手権にも参戦出来るような本格的なレース車両を作り込みたいという事だったんです・・。
 
どのような車両かと申しますと・・(お話できる範囲でご紹介させて頂きますね!)・・こんな車両なんです!

👆 市販車をベースに製作していますが、もはやノーマルのまま使用しているパーツはほとんど無い!!という状態です・・。
エンジンはトヨタのV8エンジン「3UZ 4.3リッター」を使用し、100キロ以上のトルクと1000馬力以上のパワーを楽々発揮するというスペシャルエンジンとなります。
以前のD1グランプリでは、80スープラに搭載されていた「2JZ」エンジンが主流でしたが、最近では、日産GT-Rに詰まれている「VR38」エンジンを4.3リッターまで排気量アップした仕様には、トルク・パワーとも及ばないという感じになっておりました・・。
そこでトヨタエンジンの中で、この日産「VR38」エンジンに対抗できる可能性のあるエンジンとして「3UZ」が選択されたみたいです。
スープラはトヨタ車ですので、トヨタのエンジンにこだわっているという事でした。
「3UZ」エンジンは、セルシオやSC430などに搭載されていたエンジンです。ブロックの耐久性も高いということで4.3リッターを選択したということです。
 
しかしながら、「3UZ」エンジンは、もともとがNA(自然吸気)エンジンのため、ターボ化によるハイパワーには耐えきれない・・という問題がありました。
実際に、昨年のD1シーズン途中から2JZから3UZエンジンに変更しているのですが、トラブルの連続だったみたいです・・。
 
しかしながら昨年より、この3UZエンジンの実用化に向けてエンジンセッティングを煮詰めていき、現在はほぼパーフェクトなエンジンに仕上がったという事でした・・・。
その搭載される予定のエンジンを見させて頂きましたが、凄すぎるの一言でした(写真をご紹介出来ないのが残念です)!
このチームの技術力の高さには本当に脱帽です~。
 
**この3UZエンジンのターボ仕様は、今後市販化されるかもしれません・・。VR38よりもベースエンジンが安く手に入るという事なので、非常に楽しみですよね!KUHLでもこのエンジンを搭載したスープラを作って、走らせてみたい!!と勝手に妄想してました・・・。
 
(・・後編に続く)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

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