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2023-4-22

「レクサスRC」中古車購入のポイント解説!レクサスRC中古車おススメグレード・オプション・ボディカラーは?

タグ: RC

レクサスRC用エアロパーツ「KRUISE KR-RCRR」が完成しましたので、デモカーのご紹介とレクサスRCの中古車購入のポイントやおススメグレードなどについて、2回に渡って詳しく解説していきたいと思います。

⇧KUHLエアロパーツ装着 レクサスRCデモカー<KRUISE KR-RCRR>

 

レクサスRC中古車購入のポイント解説①!発売からマイナーチェンジ時期は?

レクサスRC編<前編>として、まずは中古車購入のポイントなどについて解説していきたいと思います。

発売は2014年(平成26年)10月、3.5L V6ガソリン(RC350)、2.5L HV(RC300h)の2エンジンにてスタート。

レクサスRCの初代モデル発売は2014年10月となります。

レクサスを代表する高級ラグジュアリークーペとしてデビューしています。

発売当初のエンジンは、3.5L V6ガソリンエンジン(RC350)と、2.5L 直4ハイブリッドエンジン(RC300h)の2種類がラインナップされていました。

2015年(平成27年)10月、2.0L直4ターボエンジン(RC200t)が追加

そして1年後に、2.0L直4ガソリンターボエンジン(RC200t)が追加となりました。

2017年(平成29年)11月に一部改良

最初の改良タイミングは2017年11月となります。

主な改良点は下記となります⇩

① レーダークルーズ・プリクラッシュセーフティなど「レクサスセーフティシステム+」が標準装備

10.3インチにナビ・マルチモニターがサイズ拡大

「RC200t」「RC300」とグレード名を変更

2018年(平成30年)10月に初のマイナーチェンジ

そして2018年に初のマイナーチェンジとなりました。

こちらはマイナーチェンジ後のモデルとなります⇩

前後バンパー・ヘッドライト・テールレンズ・グリル形状の変更など、外装を中心とした意匠変更が行われました。

前期モデルと比較して、より一層ラグジュアリー感が増した感じとなっていますが、前期モデルよりもスポーティ感が失われたという意見も多く、前期モデルほど販売台数を伸ばすことは出来なかったようです。

 

また、モニターが大きくなったり、安全装備が標準装備となった2017年11月以降の前期最終モデルについては、発売期間が1年未満ということで、市場にはほとんど流通していません。

というわけで、2017年11月以降の前期最終モデルに絞って中古車を探すというのは難しそうです。

 

レクサスRCの発売時期からマイナーチェンジタイミングについての解説は以上となりますが、この後は前期モデルに絞って解説していきたいと思います。

 

レクサスRC中古車購入のポイント解説②!エンジンは3種類。一番人気は意外にも・・・ハイブリッド!

レクサスRCの中古車購入ポイントを語る上で、最も重要と言えるのが3種類のエンジンラインナップかと思います。

RCのエンジンは3種類。スペックは下記⇩

① RC350 ➡ 3.5L V6ガソリンエンジン パワー318PS トルク38.7kgf/m 8AT

② RC300h ➡ 2.5L 直4ハイブリッドエンジン パワー220PS(システム合計出力) CVT

③ RC200t(RC300) ➡ 2.0L直4ガソリンターボ パワー245PS トルク35.7kgf/m 8AT

300馬力を超えるハイパワーの3.5L V6ガソリンエンジンが、個人的にはすごく気になりますが、2.0Lターボエンジンもかなりトルクフルで走りが楽しめそうな印象ですね。

このエンジンは220系クラウンにも搭載されており、高い評価を得たエンジンとなります。

3種類のエンジン中、中古車市場で人気が高いエンジンは・・・2.5Lハイブリッド。

そしてこの3エンジンの中で、中古車市場で最も人気が高いエンジンは・・・2.5L直4ハイブリッドとなります。

KUHLの中古車コンプリートカーで人気のレクサスLCでは、ハイブリッドよりも圧倒的にV8ガソリンエンジンの方が人気が高かったので、この結果は意外でした。

その理由は、レクサスRCというクルマの使い方にあるのではないかと思います。

レクサスRC前期の中古車市場での流通具合を分析すると、走行距離4万キロまでの低走行車が30%、4~7万キロの走行車両が40%、7万キロ以上の過走行車の割合が30%となっています。

レクサスLCRC Fは、過走行車の割合が10%未満と非常に少なく趣味性の高いクルマであるのに対して、レクサスRCは日常的に使用する(通勤や遠出など)頻度が高いクルマであることが予想されます。

そのため燃費に優れたハイブリッドエンジンが好まれているのではないでしょうか。

3.5L V6ガソリンエンジンと2.0Lターボの中古車相場はほぼ同等。ハイブリッドが20万円高で推移中。

ちなみに3.5Lと2.0Lターボエンジンはどちらが人気があるかと言いますと、現在の相場ではどちらもほぼ同じ中古車相場で推移しています。

そしてハイブリッドはこの2エンジンに対して20万円ほど高い相場で推移しています。

 

3.5L V6ガソリンエンジンが最もお得感がある。

新車発売当時の価格差をFスポーツグレードで調べてみると、2.0Lターボエンジンとハイブリッドエンジンの価格差が44万円、ハイブリッドエンジンとV6 3.5Lガソリンエンジンの価格差が51万円となっておりました。

2.0Lターボに対して3.5L V6は95万円も新車価格が高かったのに対して、中古車市場では価格差が無いという事実を考えますと・・・3.5L V6ガソリンエンジンが最もお得感があるといえるのではないかと思います。

もちろんこの現価格は、今後EV車の普及に伴いガソリンエンジンが値上がり傾向になることも予想されますので、ガソリンエンジンをご検討されている方は、この機会に購入しておいても良いかもしれませんね。

**参考までに、中古車市場での割合はハイブリッドが65%、3.5L V6が19%、2.0Lターボが16%という割合になっています。

 

レクサスRC中古車購入のポイント解説③!おススメグレードは・・・Fスポーツ。

それでは次に中古車でおススメのグレードについて解説していきたいと思います。

グレードは全エンジンとも3種類の展開⇩

① ベースグレード

② バージョンL

③ Fスポーツ

 

この3グレードの主な装備品の違いは下記となります

① ホイールサイズ ➡ ベースグレード17インチ。バージョンL 18インチ。Fスポーツ19インチ。

② フロントグリル形状 ➡ ベースグレード&バージョンLが縦基調フロントグリル。Fスポーツはメッシュ基調フロントグリル

③ 3眼LEDヘッドライト ➡ バージョンLのみ標準装備。Fスポーツはメーカーオプション、ベースグレードは装着不可。

➃ シート ➡ バージョンLはセミアリニン本革シート。Fスポーツは専用スポーツ本革シート。バージョンL&Fスポーツはシートヒーター&クーラー付き。ベースグレードはシートヒーターのみ。

⑤ Fスポーツ専用装備 ➡ メーターリングスライド式液晶メーター、専用本革ステアリング、アルミペダル、スカッフプレートなど

 

流石にレクサスのクーペだけあって、ベースグレードでもステアリングヒーター・シートヒーターが標準装備など、十分すぎる豪華装備が付いています。

その中でも一番人気のグレードは・・・やはり「Fスポーツ」となります。

スポーティなフロントグリルや内装が装備されているということで、カスタム派にも人気のグレードであり、個人的にも一番おススメのグレードとなります。

中古車市場でも全グレード中「Fスポーツ」の割合が70%超えとなっていますので、タマ数も最も豊富で選びやすいといえそうです。

ちなみに「Fスポーツ」と「バージョンL」グレードの価格差は30万円ほどとなっています。

 

レクサスRC中古車購入のポイント解説➃!Fスポーツを選択する際の注意点は?

このように一番人気のFスポーツですが、前期モデルでFスポーツを選択する場合に注意したいポイントがございます。

Fスポーツグレードでは3眼LEDヘッドライトがオプション設定。

その一つが3眼LEDヘッドライトの有無です。

レクサスRCと言えば・・・イカツイ3眼ヘッドライトが強い印象かと思いますが、当時Fスポーツにはオプション装備品となっていました。

3眼LEDヘッドライトの有無で、実は20万円ほど価格差があります。

ヘッドライトにこだわらない方には20万円以上安く購入できるノーマルLEDヘッドライトでOKかと思いますが、3眼LEDヘッドライトは装着されていて当然と勘違いしやすいポイントなので、中古車購入時には注意したいポイントです。

プリクラッシュセーフティ・レーダークルーズコントロール・オートハイビームなどの安全装備がオプション設定。

そして前期モデル(2017年11月までのモデル)については、レーダークルーズなどの安全装備がメーカーオプション設定となっていました。

ちなみに安全装備オプションの装着されていないおクルマの場合、10万円以上は価格が安くなる傾向です。

中古車市場で相場よりも安いと思ったら、3眼ヘッドライト無し、安全装備無しという場合がありますので、購入時に注意したいポイントだと思います。

 

レクサスRC中古車購入のポイント解説⑤!人気のあるメーカーオプションは?そして装着割合は?

そして付いていると嬉しい、人気の高いオプションパーツもまとめてみました。

付いていると嬉しい、ラッキーなメーカーオプション。

① ムーンルーフ(サンルーフ) ➡ 人気オプションの定番と言えばサンルーフです。サンルーフ有り車両は20万円以上の価格UPとなります。装着車両の割合は30~35%程度となります。

② マークレビンソンサラウンドシステム ➡ レクサスでは定番と言って良い「マークレビンソン」は人気高いです。しかしながら他のレクサス車両に比べて装着車両は少ないといえそうです。当時のオプション価格が238680円と高額であった点や、マークレビンソン無しでも「レクサスプレミアムサウンドシステム」が標準装備となっており、十分に高音質であったこともあり、装着率が低かったと言えそうです。

③ BSM(ブラインドスポットモニター)&RCTA(リアクロストラフィックアラート) ➡ 安全装備のBSM&RCTAセットは別オプションとなっていました。こちらの有無による価格差はほとんど無いので、付いていればラッキーなオプションと言えそうです。

 

レクサスRC中古車購入のポイント解説⑥!人気のボディカラーは?外装はパール&黒が一番人気。内装はレッドが人気。

人気のボディや内装カラーも気になる点かと思います。

「Fスポーツ」グレードでの中古車市場での人気カラーを調べてみました。

「Fスポーツ」ボディカラー人気順と価格差⇩

① ホワイトノーバ

② ソリッドブラック ➡ ホワイトパールとの価格差はほぼ無し

③ スターライトブラック ➡ ホワイトパールに対して10万円安

➃ ラディアントレッド・ヒートブルー ➡ ホワイトパールに対して20万円安

⑤ ラヴァオレンジ・マーキュリーグレーマイカ・ソニックチタニウム ➡ ホワイトパールに対して30万円安

⑥ プラチナシルバー ➡ ホワイトパールに対して40万円安

やはり人気は白と黒という結果となりました。

白・黒カラーはどのような車種でも人気強いですね。

そして注目は、当時のオプション価格が162000円だった「ラディアントレッド」「ヒートブルー」が、白・黒よりも20万円も安く購入できるという点です。

この2カラーはタマ数は少な目ですが、お得感のあるカラーだと思いますので、良いクルマが見つかった場合は買いかもしれませんね。

⇧ラディアントレッドカラー

 

内装の人気カラーは「レッド」

そして内装色の一番人気は・・・レッドカラーとなります。

その他ブラックやベージュなどのカラーもありますが、レッドが人気の様です。

また、レクサスRCの中古車シートの状態についても、レクサスLC、RC Fと同じく、乗り降りの際にショルダー部分や座面に負荷がかかるため、スレ・破れなどの使用感が多い車両が目立ちます。

シートに関しましては補修前提で購入した方が良さそうです。

**KUHLでは安価に皮シート補修メニューをご用意しています。皮を張り替えることなく、キレイに補修することが可能ですので、お気軽にスタッフまでご連絡下さい**

 

レクサスRC中古車購入のポイント解説⑦!走行距離別の中古車相場価格の違い。

走行距離別の中古車価格も気になるポイントかと思いますので調べてみました。

走行距離別の中古車価格⇩

① 走行4万キロまで(3万キロ代まで)が高値傾向

② 走行4~7万キロ ➡ 4万キロまでの車両に対して30万円安(走行距離が1万キロ増えるごとに10万円ずつ安くなるイメージです)

③ 走行7~10万キロ ➡ 4万キロまでの車両に対して70万円安

レクサスRCは中古車輸出が少ない車両のため、走行距離が増えれば増えるほど価格ダウンする傾向が強そうです。

走行7万キロ前後(ノーマル車)ですと、総額300万円までで購入できる車両も出てきております。

レクサス車はメンテナンスが行き届いているクルマが多いので、過走行でもトラブルが少ないのが大きなメリットだと思います。

従って、予算重視の方は走行7万キロ以上のベース車両を選択するのも良いかもしれないですね。

 

レクサスRC中古車購入のポイント解説⑧!<まとめ>

それではレクサスRC前期モデル中古車購入ポイントをまとめてみました。

① エンジンはハイブリッドが一番人気

② 3.5L V6ガソリンエンジンが価格的には圧倒的にお得

③ おススメグレードは「Fスポーツ」

➃ 3眼LEDヘッドライト・安全装備の有無は要注意

⑤ 人気のボディカラーはパール&黒・内装はレッド

⑥ 走行距離による価格ダウンがある(1万キロ走行UPにつき10万円安くなる)

 

レクサスRC前期モデルの中古車購入ポイント解説は以上となります。

 

昨年秋ごろまで非常に高騰していた中古車相場ですが、今年2023年に入ってようやく落ち着きを取り戻しました。

レクサスRCも昨年夏の相場に比べて50万以上お安くなった車両も出てまいりましたので、今が中古車を購入するベストタイミングかと思います。

また、実際に中古車相場が落ち着いた事により、KUHLでも3月頃から中古車販売が非常に活発になってきましたので、これから夏にかけて相場が再上昇するかと思います。

そういった意味でも、中古車をご検討されている方は今がチャンスだと思いますので、お気軽にKUHL各店舗の営業スタッフまでお問合せ下さい。

➡➡KUHL全国7店舗のディーラー情報はこちら・店舗別商談予約も可能です。

 

それでは次回<後編>では、レクサスRC用KUHL新作エアロパーツのご紹介と、デモカーの解説、お得なフルカスタム中古車ベースコンプリートカーの価格や装備品について詳しくご紹介したいと思いますので、楽しみにしていてください。

➡ 次回後編に続く

 

 

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