KUHL Fam!

2019-3-26

KUHLRACINGのR35GT-RのFR化を実現②!KUHLエアロパーツ&マフラー&VERZ20インチアルミ&ブーストアップチューニング仕様にてドリフトさせてみました!<KUHL片岡より>

タグ: GT-Rエアロクラウドファンディング

それでは、実際にサーキットにてドリフト走行をさせてみた、感想についてご報告させて頂きますね!
走行したサーキットは、「モーターランド三河」となります! 昔から非常にお世話になっているサーキットでございます~!
今回FR化を行ったデモカーは、2010年モデルの黒色のお車で、もちろんKUHLRACINGのエアロキットをフル装着です!
そして車高調は、今回ドリフト車両に多数装着実績のある「DG5」車高調を選択いたしました!バネレートはフロント18キロ、リア16キロの、通常ラインナップ仕様をそのまま装着しております。


エアロパーツは、35R-SSエアロキットを装着し、2017仕様に変身しております!
ホイールは、もちろんオリジナルのVERZホイールの20インチKCV02を選択しております。
ここで問題が・・・! このサイズに合わせるハイグリップラジアルタイヤで、お手頃なタイヤがありません・・。
ということで、今回はFALKENタイヤさんのAZENIS FK510を装着する事としました!
コンプリートカーで使用させて頂いております、FK510タイヤが、どこまでサーキット走行に適応できるかどうかも試してみる事にしました
ECUは、通常コンプリートカーメニューでおススメさせて頂いております、570馬力のブーストアップ仕様にて書き換えを行っておりますので、570馬力の車に果たしてタイヤが耐えられるかどうかなど、若干(かなり)・・ビビり・・が入りながらの走行となりました!
走行の模様は、YouTubeの「KUHLRacingTV」を見て頂きたいと思います!!

まずは、グリップ走行からスタートし、問題ない事を確認した後に、定常円旋回を行いました。
すごく狭い場所で、何十年ぶりかの定常円となりました・・・。出来栄えは動画を見て頂けるとして・・・とりあえず問題なく出来たのではないかと思います。

最近の車に多い、電子制御が入って、スロットルを閉じるような症状も無く、安心しました(車両のTRCは、もちろんオフにしなければいけません)!
というわけで、ウォーミングアップも十分??ということで、ドリフト走行のスタートです!!
 




クラッチペダルの無い2ペダル車ですので、クラッチ蹴りが出来ないということで、走行前には、どうやってドリフトのキッカケを入れようかと考えていました。
しかしながら、走らせてみると、やはりパワーとトルクが半端じゃないです~~!
アクセルを踏めば、勝手にリアがスライドしてくれるという状態です~
後は、車速を乗せて、左足ブレーキも使いながら、荷重移動を行えば、振り返しもそれなりに出来てしまう・・・ということで、非常に楽しい車です~!!
やはり、感動的だったのは、トルクとパワーに溢れているエンジンがとにかく素晴らしいということですね!
ブーストアップだけでこれだけのパワーとトルクが味わえるなんて、過去、エンジンのパワーアップのために、つぎ込んできた金額の事などを考えると、技術の進歩は凄いんだなあと、あらためて実感してしまいますね・・・。
そしてそして、もう一つ驚いたことは、車体のトータルバランスの素晴らしさです!!
重い車体なので、動きも鈍いんだろうなと勝手に想像してましたが、これが意外にクイック&素直に動いてくれるですよね。
車両の剛性が高いことは分かっていましたが、ここまで素直に動かせる車だったとは、本当に良い意味で裏切られた感じです!
 


 
今回、FR化しての感想はこのような感じですが、課題点も見つかりました。
まずは、冷却系の強化が必要となります。 水温・油温の上昇はある程度予想通りだったのですが、ミッションの油温上昇が半端じゃなかったです・・・。
ご存知の様に、R35のミッションはリアに搭載されていますが、走行風が取り込めないためか、クーリングにも時間がかかるというのが実感です!
ハードな走りをすることで、ただでさえ、ミッションに負担がかかるはずですので、ミッションオイルを冷却させるDCTクーラーは必須のアイテムかと思います。
急ぎ、エンジンオイルクーラー、ラジエターを強化し、DCTクーラーも装着したいと思います。
ここで、現在開発中の、冷却が狙える新作のフロントバンパーエアロが、効果的に活躍してくれるのではないかと思います!

なんといっても、これだけ開口部がデカいですからね!!
そして、もう一つはタイヤ選択とサスペンションセッティングですね!
やはりFK510の20インチラジアルタイヤでは、グリップが足りない~です・・。・・当然なんですが・・。性能の良いFALKENタイヤですので、意外に走れた!!というのが実感ですが、もっともっとスピードに乗せたドリフトをやるには、もっともっとグリップが欲しいのが本音です!
ということで、19インチの選択も視野に入れながら、いろいろなタイヤも試すことが出来たら良いなあと考えております。
そして、走り込むことで、今後サスペンションのセッティングも煮詰めて行きたいなあと思っております!
 


 
このデモカーは、テストカーとして今後、さらに進化させていきたいと考えています!
冷却系の強化が完了したら、タービン交換でさらなるパワーアップを行いたいと思います。 まずは最初のタービンは、ハイフロータービンとして、今度デビューする「BLITZ」さんのタービンを装着したいと思います! 今年の東京オートサロンのBLITZさんブースで紹介させて頂いたタービンです。 タービン交換でまずは700馬力くらいまで、パワーを引き上げたいと思います! 今年の、KUHLサーキットイベントまでには間に合わせたいですね!!
そのあと、どこまでパワーを上げていくかは、チューニングを進めながら考えていきたいと思います。
ということで、すっかりとR35にハマってしまい、昔の悪い?クセが再燃してきたワタクシですので、これからさらにこの車両を仕上げて行きたいと考えています。
 


 
ということで、R35GT-RのFR化も無事にテストが終了したということで、現在製作中のクラウドファンディングGT-Rも、同じくFR化する事とします!!
完成後は、1000馬力超えの車両となりますので、カスタムペイントを施したGT-Rで、ドリフト走行!!するという妄想も膨らみますが・・・、さすがにやる勇気はないです・・・ね。
クラウドファンディング企画も沢山のお客様に、ご支援を頂いており、誠に誠にありがとうございます!!
金額も300万円を超えており、本当に有難い限りです。
この企画もいよいよ今月27日で締め切りとなりますので、ご興味のある方は、ぜひともご支援申し込みを頂きます様、よろしくお願いいたします!!
クラウドファンディング企画へのリンク先は、下記となります
https://www.makuake.com/project/kuhljapan/
それでは、今後のKUHL GT-Rプロジェクトを楽しみにしていてくださいね!!
 
 
 
 
 
  

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