カーライフ
2022-2-28
車のおすすめホイールカスタム!ホイールの種類や人気のメーカーも
この記事ではホイールの種類や選び方、ホイールのカスタムについて解説しています。流行中のホイールカスタムも紹介しているので、これから購入を検討している方はぜひ参考にしてください。人気ホイールメーカーのおすすめ製品もお伝えします。
車のホイールって?アルミ・スチール・カーボンなど種類が豊富です!
車のホイールとは、タイヤに組み込まれている車輪状のものです。エンジンから伝わる動力源を、地面に接するタイヤに伝える重要な役割を果たしています。
材質はアルミやスチール、カーボンなどが存在しますが、国産市販車のホイールは軽量で加工しやすいアルミが主流です。海外の一部のハイパーカーでは軽量・高強度なカーボンを採用していますが、高価すぎるため国産車でハイパーカーの採用はしばらく先になるでしょう。
ホイールの種類 | 重さ | デザイン性 | 加工のしやすさ | 価格 |
---|---|---|---|---|
スチール | × | × | △ | ◎ |
アルミ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
マグネシウム | ◎ | ○ | × | × |
カーボン | ◎ | ○ | × | × |
ホイールには回転力をタイヤに伝える以外に、下記の3つの役割があります。
①車の印象に影響する
装着するホイールのデザインによって、車の印象は大きく変化します。自分好みに車をカスタムしたりライバルに差をつけたりしたい方はホイール選びを慎重に行うのがよいでしょう。
②走行性能・運動性能を向上させる
ホイールには車体の下部重量を抑え、サスペンションの動きを良くする役割があります。素材や構造などでホイールの重量は大きく変わり、グリップ力や加速性能、操舵性に大きな影響をもたらします。
③ブレーキから発せられる熱を逃す
ホイールの隙間には、ブレーキパッドの摩擦で生じた高温の摩擦熱を逃す役割があります。タイヤハウス内に熱がこもりすぎると、ブレーキの効き具合などに影響を及ぼす恐れがあるためです。
ホイール交換や塗装も!車のホイールのカスタムとは
ホイールのカスタムにはいくつか種類があります。簡単に始められるものから自分が納得するまでこだわったものまで、自由に選択してオリジナルのカスタムカーを目指しましょう。
①社外品に交換する
ホイールのカスタムといえば社外品への交換を思い浮かべる方は多いでしょう。純正品をはじめ各ホイールメーカーからは、様々なタイプのホイールが販売されています。
ホイールを選ぶ際はデザインや重量など、自分が重視したい要素を見極めることが大切です。
②塗装する
ホイールに塗装を施すと、世界に一つだけのオリジナルホイールに仕上げられます。ただし、失敗するとやり直せないため、カスタム専門ショップへ依頼するか交換が可能なセンターキャップから試すのがおすすめです。
③カラーホイールナットを装着する
ホイールカスタムの定番になったカラーホイールナットの装着は、失敗がなく誰でも気軽にホイールカスタムが楽しめます。純正のシルバーカラーのホイールナットから、カラフルなジュラルミン製ホイールナットへ交換すると、足元にアクセントを加えられるでしょう。
④リムテープを貼り付ける
ホイールの外周にアクセントカラーとなるリムテープを貼り付けるカスタムです。スポーティーな印象が高まるだけでなく、ホイールのリムをキズから防止する効果も期待できます。
リムテープはカー用品店やカスタムショップで簡単に入手でき、初めてのDIYホイールカスタムにおすすめです。
車のホイール選びのポイントを解説!
ホイールを購入する前に確認しておきたい、ホイール選びのポイントを3つ解説します。
①好みのメーカーで選ぶ
好みのホイールメーカー(デザインが好き、スタッフが好きなど)が存在する方は、その中からホイールを選ぶと所有満足度が高まるでしょう。ホイールメーカーならサポートも充実していますし、購入前にマッチングなどの相談ができるのが嬉しいポイントです。
②デザインで選ぶ
ホイールのデザインは実に多種多様で、大きく分けると以下の4つが存在します。目的・好みに合ったデザインを選びましょう。
スポーク系
スポーク部分を強調するホイールの定番デザインで、シンプルで飽きにくいのが特徴です。純正アルミホイールへの採用例が多く、見かける機会は多いですが塗装などのカスタムを行うと他車と差別化が図れます。
メッシュ系
細かな網目形状が特徴で、高級感や繊細さを演出できるデザインです。軽快な印象も与えるため、レースシーンでも採用例が多いです。
フィン系
フィンタイプはスポークを細くして本数を増やし、軽快でラグジュアリーな印象を受けます。クラシカルな印象も併せ持ち、近年では高級輸入車を中心に、採用例が多くなっているホイールデザインです。
ディッシュ系
ホイールのディスク面が、ディッシュ(皿)に覆われたようなデザインがディッシュ系です。ディスクの大部分を占めるため、インパクトと重厚感を演出したい方におすすめのホイールデザインです。
③ホイールの適合は必ず確認する
ホイールには、車に装着できるかどうかが判断できる、適合表が必ず存在します。たとえデザインが気に入ったホイールでも、サイズの不適合やボディに干渉してしまっては装着できません。
ホイールを購入する際は必ず適合表を確認し、装着できるかわからない場合はスタッフに確認するようにしましょう。
車のおすすめホイールカスタムをご紹介!今流行りのカスタムとは
流行している車のおすすめホイールカスタムを2パターン紹介します。初めてホイールカスタムに望む方は、失敗しにくい流行カスタムを取り入れるのもおすすめです。
①ホイールのブラックアウト化
ホイールのブラックアウト化は、スポーティな印象を高めるとして自動車メーカーでも積極的に取り入れている手法です。足元が引き締まり重厚感や威厳も感じさせるため、どんなボディカラーとも相性が良好です。
②コンケーブ形状
コンケーブ形状とは、スポークがホイールの中心に向かって途中からグッと急降下するようなデザインを指します。コンケーブが深ければ深いほど見た目にインパクトを与えられますが、人気の理由は純粋にスポーティーでかっこいいためです。
どのホイールメーカーでもコンケーブ形状のホイールをリリースしていますが、実際に製品を目にしてお気に入りのものを選ぶことをおすすめします。
バイクのホイールも!かっこいいおすすめカスタム
バイクのホイール交換は、曲がりやすくなったり取り回しがしやすくなったりとバイクの運動性能を向上させます。車同様、バイクのホイールにも「鋳造製」「鍛造製」が存在しますので、それぞれの特徴を確認してから購入してください。
◆鋳造製
・コストが安くデザインや種類が豊富
・1mm単位でサイズ調整が可能
・強度を確保するため、やや重量が重い傾向にある
・製造工程の中で「巣」と呼ばれる空洞や穴ができやすい
◆鍛造製
・軽さと強度を両立できる
・装着率が低いため、他車と差別化が図れる
・価格が非常に高価
・大径ホイールのラインナップが多くデザイン性も高くない
人気の車のホイールをチェック!
車のホイールも手がけるクールジャパンのホイールブランド「VERZ WHEELS(ヴェルズ ホイール)」の中から、3種類を抜粋して紹介します。
①DESIGN(デザイン)
「デザイン」は、ヴェルズホイールのブランドの中で最もラインナップ数が豊富なシリーズです。繊細で軽快な印象のメッシュタイプやスポークタイプ、力強い5スポークタイプなど5種類のラインナップを取り揃えています。
自由に配色やサイズなどを変えられるカスタムオーダープランにも対応していますので、まずは目を通してみることをおすすめします。
②FORGED(フォージド)
「フォージド」はクールレーシングブランド初となる1ピース鍛造ホイールです。エッジが効いて硬質感が感じられるスポークは、2段階に角度を変えながら中心に向かって急降下するコンケーブ形状が印象的です。
コンケーブの深さはミドル、ディープ、ウルトラディープが用意され、好みや車高の高さ、マッチングを考慮して選択してください。
③LIMITED EDITION(リミテッド エディション)
年度ごとに限定生産で販売される「リミテッド エディション」は、所有満足度を大きく満たしてくれるホイールです。細部まで考え込まれたデザインや配色は、息を呑むほど美しく車のかっこよさを格段に引き立ててくれます。
ミドルコンケーブ形状ですので、比較的どんな車種でも合わせやすいのが嬉しいポイントです。