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2023-3-29
新型60プリウス最速ローダウン!純正車高からローダウン時までのおススメタイヤサイズ&ホイールマッチングデータも公開!
KUHLで今最も熱いと言っても良い車種は何か・・・実は・・・「新型プリウス」なんです。
というわけで今回「KUHLFam!」ブログで2回に渡って、「新型プリウス」をカスタム目線を中心に、詳しく掘り下げてご紹介させて頂きたいと思います。
第1回目の本日は・・・「新型プリウス最速ローダウン&ホイールマッチングデータ公開!」編をお届けしたいと思います。
先日YouTubeチャンネル「KUHLRacingTV」にても「新型プリウス速攻ローダウン!」として詳しくご紹介させていただいておりますので、ぜひとも見てみてくださいね。
それでは早速「新型プリウス最速ローダウン&ホイールマッチングデータ公開!」編をお届けさせて頂きます。
新型60プリウス最速ローダウン!おススメのタイヤサイズについて解説。
KUHLでは新型車の発表と同時に、ローダウンをさせてサスペンションの特性とホイールマッチングデータ取りを必ず行います。
と言いましても、どの車種でも新型発表後すぐにローダウンサスペンションが発売されているわけではないので、まずは「ノーサス(スプリング外し!)」にて、強制的にローダウンを行っています。
というわけで今回も・・・「新型プリウス」を「ノーサスローダウン化」してみました。
新型プリウスは発売当初より、クーペデザインと言っても良い流麗なフォルムで話題となっていましたが・・・このようにローダウンが非常に似合っております~。
ちなみにノーサス状態で、純正車高比80㎜ダウンとなりました。
ローダウンカスタム派におススメのタイヤサイズは225/35R20がベストマッチ
装着ホイールはKUHLオリジナル「VERZ-WHEELS」最新作「DDR01」をクリスタルブラックカラーをインストールし、サイズは「20インチ」を装着してみました。
プリウスに20インチ!・・と驚かれる方もおみえかと思いますが、新型プリウスは純正で195/50R19サイズ(上級グレード)が標準設定となっており、実はかなりタイヤ外径が大きくなっています。
ちなみに前モデルの50型プリウスの場合、純正サイズが215/45R17(上級グレード)が標準設定となっていました。
50型と60型でどれくらい外径が違うかと言いますと、新型60プリウスの195/50R19のタイヤ外径678㎜に対して、前型50プリウスの215/45R17のタイヤ外径は625㎜となりますので、53㎜も外径が小さくなっているわけです。
50プリウスの純正タイヤを新型プリウスに装着すると、メーター誤差が基準範囲を大きく逸脱し、車検不可となってしまう・・・というほどタイヤ外径が違っております。
そこでKUHLでは、純正サイズと同じ外径値となる「225/35R20」サイズのタイヤを選択することで、タイヤ外径を変更することなく、タイヤ扁平も50から35まで小さくすることで、スタイリッシュに仕上げれるようにと20インチサイズを選択したというわけです。
ローダウンカスタム派としては、タイヤの扁平は出来る限り薄くしたい!という方が多いと思いますので、新型プリウスの場合には、20インチ35扁平サイズを選択することで、カッコいいローダウンスタイルに仕上げられるのではないかと思います。
というわけでワタクシの私観ですが、新型プリウスローダウン派へのおススメタイヤサイズは20インチ225/35R20サイズがベストだと思います。
**通常20インチですと30扁平がこのサイズ感のおクルマにはベストマッチだと思われますが、新型プリウスはタイヤ外径が大きいため、20インチでも35扁平で装着できるという点は、実は乗り心地や運転のしやすさでもメリットが非常に大きいと思います**
そして今回装着したタイヤは、FALKENさんのFK510シリーズ225/35R20を選択しています。
ローダウンカスタム派におススメの19インチサイズは・・「235/40R19」となりそうです。
ちなみに19インチを選択する場合のカスタム派にベストマッチングのタイヤサイズは・・・235/40R19あたりとなりそうです。
プリウスに40扁平はどうなの?と思われる方もいるかもしれないですが、ローダウン量は少な目でカスタムしたい方には、良いサイズ感かもしれません。
今後、19インチサイズをインストールしたデモカーも製作して検証してみたいと思っています。
というわけで、ローダウンカスタム派におススメのタイヤサイズの検証は以上となりますが、次にホイールマッチングデータについて解説していきたいと思います。
新型60プリウス最速ローダウン!純正車高からローダウン量に応じたホイールマッチングデータ公開。
まずはホイールマッチングデータ公開の前に、新型プリウスのサスペンション構造について解説していきたいと思います。
新型プリウスのサスペンション構造はフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーン形状となります。
サスペンション構造自体は前モデルの50プリウスと同形状となります・・・が、前モデルのサスペンションを移植することは不可!でした。
リアサスはほぼ一緒でしたので、そのまま装着できそうな感じでしたが、フロントはロアブラケットやボルト位置などが違うため、移植は不可となりました。
というわけで、エアサスや車高調などのリリースまでには、少しお時間がかかりそうですね。
そしてローダウン時のサスペンションの動きは、フロントはストラットタイプのため、キャンバー変化はほとんどありません。
リアはダブルウィッシュボーンサスのため、ローダウンすればするほど、キャンバーが増してくる構造となります。
分かりやすく言い換えると、リアサスはローダウン量が増えれば増えるほどハノ字になり、ホイールインセットがマイナス方向になる(2ピースホイールの場合はリム幅が増える)ということです。
というわけで、新型プリウスをノーサスにして80㎜ダウンを行った場合の、リアキャンバー角はこのような感じです⇩
写真では分かりずらいかもしれないですが、ハノ字になってます。
・・・が、思ったほどはネガキャンにならなかったという印象です。
おそらく、エアサスなどでここからさらにローダウンさせれば、もっと一気にネガキャンになっていくのではないかと予想しています。
ということでいよいよ、ローダウン量に合わせたホイールマッチングデータを測定させて頂きましたので、データを公表させて頂きたいと思います。
**今回の測定データは、この現車にてのKUHL測定データとなりますので、サイズデータを保証するものではありません。何卒ご了承ください**
純正車高の場合、8.5J+47~48が車検対応ギリギリサイズ。
まずはノーマル車高での車検対応ギリギリサイズは・・・8.5J+47~48あたりとなりそうです。
⇧ちなみにこのブラックカラーのデモカーが、純正車高のまま20インチ225/35R20サイズを装着した状態です。
タイヤ天面とフェンダーアーチとのクリアランスが58㎜ほどありましたので、クリアランスが大きめの印象を持ちました。
今回の装着ホイールのJ数は、8.5Jサイズを選択しましたが、イン側のクリアランスはかなり余裕がございます。
従って、新型プリウスは、インセット次第ではありますが9Jも十分装着できそうですので、カスタム派には嬉しいポイントかもしれません。
車検対応できるローダウン量は50㎜ダウンまで可能!50㎜ローダウン時の車検対応サイズは8.5J+45~46。
そして50㎜ローダウン時の車検対応ギリギリマッチングデータは8.5J+45~46となりました。
⇧こちらはフラットリフトを使用して50㎜ローダウンを再現した状態です。
タイヤ天面とフェンダークリアランスがほとんどなく、非常にスタイリッシュな車高だと思います。
50㎜ダウンは前モデルの50型でらえばかなりのローダウン量だったのですが、新型プリウスでは車検適合可能な最適とも言っても良いローダウン量となりました。
タイヤ外径が大きくなった影響もアリ、純正車高で最低地上高が148㎜もありましたので、50㎜ダウンでも車検適合できるというわけです。
このローダウン量も、カスタム派にとっては嬉しいポイントですよね。
後は、キッチリ50㎜ローダウン出来る車高調の開発が待たれるところです。
ただし、50㎜ローダウンを行っても、インセットが純正車高から3㎜ほどしか稼げなかったのは、少し痛い気がします。
20~30㎜ローダウンの場合は、8.5J+46~47あたりになるかと思いますので、ローダウン量に合わせたインセット変更は、あまり期待できないかもしれないですね。
フェンダー加工無しで装着出来るサイズは9J+44~45(デモカースペック)。
そしてフェンダー加工(ツメカット)無しで装着出来るギリギリサイズは、9J+44~45あたりかと思います。
⇧こちらはノーサスによるフルダウン(80㎜ダウン)状態です。
9J+45サイズに225/35R20 FALKEN FK510を装着して、フェンダー加工無しでキレイに収まっています。
このサイズは車検適合不可ですが、フェンダーは無加工で装着出来るサイズとなります。
8.5Jリムではなく9Jリムで、タイヤを少し引っ張っているのもポイントとなります。
**8.5Jリムで、同じ出面(8.5J+38~39)にてインストールした場合は、フェンダーに干渉する可能性ありです**
「新型プリウス最速ローダウン&ホイールマッチングデータ公開!」は以上となります。
車高調よりも、Air-Forceさんのエアサスが先に完成しそうですので、完成次第、速攻装着したいと考えていますので楽しみにしていてください。
そしてこれからいよいよ新型プリウス用エアロパーツの開発に取り掛かるのですが、ローダウンした時に、個人的に気になっているポイントは・・・フェンダーが黒い!という点です⇩
フェンダーが黒いため、ローダウンしてもこのように車高が高く見えてしまいます・・・。
従って、エアロパーツの開発の中には、片側9㎜ワイドのフェンダーを開発し、ボディ同色にて仕上げられるようにしたいと思っています。
そしてこの9㎜フェンダーは、フェンダーアーチを15㎜ほど下げたいと思っていますので、20~30㎜のローダウンでもタイヤとフェンダーの隙間が気にならない仕様にしたいとも思っていますので、楽しみにしていてください。
新型60プリウス用エアロパーツ開発スタート。
こちらはエアロパーツ第一弾のイメージCGとなります。
KUHLではエアロパーツを装着した新車コンプリートカーも販売受付中ですので、ぜひともご検討いただけると嬉しいです。
それでは次回「新型プリウスのおススメグレード・カスタム目線から」編をお届けしますので、よろしくお願いいたします。