KUHL Fam!

カーライフ

2023-1-6

維持費の安いファミリーカーおすすめ10選!選ぶポイントも紹介!

タグ:

ファミリーカーってどんな車?今のファミリーカーの流行をチェック!

ファミリーカーに厳密な定義はありませんが、一昔前まではミニバンを指していました。近年は核家族の増加や使用用途が多様化し、軽自動車からコンパクトカー、SUVまで幅広い車種がファミリーカーとして使われるようになっています。

同一車種で比較しても近年の車はサイズが大きくなっているため、居住空間が広く家族でゆったりと座れますし積載能力も高いです。

ファミリーカーに選ばれる車は主に4種類

ファミリーカーとして人気がある車は「軽自動車・コンパクトカー・SUV・ミニバン」の4種類です。それぞれの特徴をチェックして自分に合った車を選ぶことが大切です。

軽自動車

税金や維持費がもっとも安い軽自動車は、ファミリーカーとしてとても人気があります。車高の高いスズキ スペーシアやホンダ N-BOXといったスーパーハイト系車種は特に人気が高く、大人4人がゆったり座れる広さが魅力的です。

車種によってはスライドドアを搭載しているので、狭い場所でもスムーズな乗り降りが可能です。

代表車種:ダイハツ ムーヴ、スズキ ジムニー

コンパクトカー

コンパクトカーは軽自動車よりパワーがあり積載性があります。高速道路の合流時でもスムーズに加速し、合流時の不安を感じさせません。

ホイールベース(前輪と後輪の間隔)が短いので小回りが効きやすく、運転しやすいという特長があります。

代表車種:トヨタ アクア、ホンダ フィット

SUV

スタイリッシュなデザインが人気のSUVは、アウトドアやショッピングなど家族構成やシーンを問わずに活躍します。

各自動車メーカーからサイズや用途が異なるモデルが多くラインナップしているので、自分好みの車種が見つかりやすいでしょう。

代表車種:マツダ CX-5、日産 エクストレイル

ミニバン

車種によっては8人乗りに対応するミニバンは、大人数の家族がいる方におすすめです。ベビーカーを積んでもまだまだ荷物を搭載できるので、レジャーや旅行シーンで大活躍します。

代表車種:トヨタ アルファード、日産 セレナ

維持費はどのくらいかかる?車種によって違う!

ファミリーカーを購入する上で気になるのが維持費です。維持費には税金、燃料代、メンテナンス費用、保険料が含まれます。維持費は車種によって異なりますが、排気量が少ない車ほど低くなる傾向にあります。

ここでは軽自動車と普通自動車の「税金」を紹介しますので、違いを比較して購入後でも維持できるか確認しておきましょう。

軽自動車

軽自動車に必要な税金は以下の通りです。

  ・自動車税:10,800円/年
  ・自動車重量税:6,600円/車検毎
  ・自賠責保険:19,730円/車検毎

自動車税は毎年課税され、自動車重量税と自賠責保険は車検の際に納める必要があります。

普通自動車

普通自動車に必要な税金は以下の通りです。
 
自動車税

総排気量 2019年9月30日以前に新車登録した車 2019年10月1日以降に新車登録した車
1,000cc以下 29,500円 25,000円
1,000cc超~1,500cc以下 34,500円 30,500円
1,500cc超~2,000cc以下 39,500円 36,000円
2,000cc超~2,500cc以下 45,000円 43,500円
2,500cc超~3,000cc以下 51,000円 50,000円
3,000cc超~3,500cc以下 58,000円 57,000円
3,500cc超~4,000cc以下 66,500円 65,500円
4,000cc超~4,500cc以下 76,500円 75,500円
4,500cc超~6,000cc以下 88,000円 87,000円
6,000cc超〜 111,000円 110,000円

 
自動車重量税

新車登録から12年目 13年目から17年目 18年目以降
0.5トン以下 8,200円 11,400円 12,600円
~1トン 16,400円 22,800円 25,200円
~1.5トン 24,600円 34,200円 37,800円
~2トン 32,800円 45,600円 50,400円
~2.5トン 41,000円 57,000円 63,000円
~3トン 49,200円 68,400円 75,600円

 
自動車税は毎年1回、自動車重量税は車検の度に支払う義務がありますが、自動車重量税については新車登録から13年を越えると支払額が増加しますので、中古車を購入する場合は年式に注意してください。

なお、普通自動車の自賠責保険料は、車検の度に20,010円が必要です。

「トヨタ クラウン」と「スズキ ハスラー」の年間維持費を比較すると以下のようになります。

トヨタ クラウン スズキ ハスラー
排気量 1.690L 0.660L
年間維持費 33万6,401円 22万1,097円

 

維持費が安いおすすめのファミリーカー2選

維持費が安いおすすめのファミリーカー2台を紹介します。

ダイハツ タント(軽自動車)

ベビーカーをたたまずに収納できる積載性の高さと、両側スライドドアによる乗降のしやすさが魅力的です。
 

燃費 26.4km/L
新車価格(税込) 138〜177万円

 

トヨタ シエンタ(コンパクトカー)

 

荷室が広い5人乗りモデルと大人数に対応する7人乗りモデルが選べます。後方視界が良いので運転がしやすいです。
 

燃費 28.2km/L
新車価格(税込) 195〜310万円

 

選ぶ基準は維持費だけじゃない!ファミリーカーを選ぶ2つのポイント

失敗しないファミリーカーの上手な選び方を2つ紹介しますので、購入前の参考にしてください。
 

収納スペース

ドリンクホルダーや小物スペースが多い車は家族分の荷物を収納できるので、大人数向けのファミリーカーとしておすすめです。特に小さいお子さんがいる家庭は手荷物が多くなるので、置き場所に困らずに済みます。
 

安全性能

安全性能に優れているファミリーカーは、ドライバーや同乗者に安心感をもたらします。常にドライバーをサポートしてくれるので運転に集中できますし、長距離ドライブ時はなおさら恩恵を感じやすくなります。
 

種類別におすすめファミリーカーを紹介!

車種別のおすすめファミリーカーを8台紹介しますので、ご自身の予算や用途を考えながらご覧ください。
なお、これから紹介するファミリーカーは、株式会社スタルジーによる自家用車に関する調査・アンケートも参考にしています。

軽自動車

維持費の安いおすすめの軽自動車は以下の2台です。
 

ホンダ N-BOX

 

国内でもっとも売れている車として有名です。先進の安全運転支援システムと豊富なシートアレンジで、ファミリー層から絶大な人気があります。
 

燃費 21.2km/L
新車価格(税込) 144〜206万円

 

スズキ スペーシアカスタム

 

軽自動車の枠を超える洗練された内外装デザインが魅力的です。両側スライドドアのおかげで乗り降りや荷物の出し入れがスムーズに行えます。
 

燃費 21.2km/L
新車価格(税込) 166〜200万円

 

コンパクトカー

運転がしやすく維持費が安いおすすめのコンパクトカーは以下の2台です。
 

ホンダ フリード

 

シート位置を変更せずにウォークスルーが可能なので、お子さんやお年寄りでも移動が楽に行えます。シンプルな内外装デザインも人気の理由の一つです。
 

燃費 20.9km/L
新車価格(税込) 227〜327万円

 

スズキ ソリオ

 

伸びやかで動きのあるデザインが特徴的なコンパクトカーです。荷室からワンタッチで後席シートを倒せるので、荷物の出し入れが手軽に行えます。
 

燃費 19.6km/L
新車価格(税込) 151〜214万円

 

SUV

シーンを選ばずに活躍する維持費の安いSUVは以下の2台です。
 

日産 エクストレイル


欧州車のようなエクステリアと静かで快適な乗り心地が話題のSUVです。運転時のリスクやストレスを低減する全方位運転支援システムが、家族に安心感をもたらします。
 

燃費 19.4km/L
新車価格(税込) 319〜504万円

 

マツダ CX-5

クラスを越える内外装の上質さが魅力的なSUVです。ディーゼルモデルは軽油を使用するため、維持費を安く抑えられます。
 

燃費 17.4km/L
新車価格(税込) 276〜417万円

 

ミニバン

家族がゆったりくつろげる、維持費の安いミニバンは以下の2台です。

トヨタ ノア


クラストップレベルの燃費性能を誇るミドルサイズミニバンです。渋滞時や駐車時の支援システムが運転時の負担を大きく低減します。
 

燃費 23.0km/L
新車価格(税込) 267〜389万円

 

日産 セレナ


先進的なデザインとスタイリッシュなフォルムが特長的なミドルサイズミニバンです。静粛性の高さと車酔いしにくい工夫により、お子さんが元気いっぱいに過ごせます。
 

燃費 20.6km/L
新車価格(税込) 276〜479万円

 

中古と新車のファミリーカーはどちらがおすすめ?買う際の注意点

ファミリーカーを購入する場合は「中古車」がおすすめです。安価で手に入れられるので家計への負担が少なく、余剰資金をお子さんの教育費や習い事などに回せるからです。

新車登録から13年以内の中古車を選べば、自動車重量税の重税を受けず、状態の良い車に出会える確率が高くなります。

ただし、車内の衛生状態や安全機能は必ず確認するようにし、家族で快適なカーライフを楽しんでください。

KUHLのコンプリートカーやエアロパーツの開発情報や、こだわりのポイントを紹介する記事コンテンツ
  • 【GR86カスタム講座 #01】オーバーフェンダーの作り方<
  • 【GR86カスタム講座 #02】ワイドボディキットを装着<
  • 新型R35 GT-Rの2024年モデルエアロパーツが完成しました<
  • クラウンスポーツが入庫したのでベストなホイールマッチングサイズを検証しました<
  • 2ピースホイールの仕組みを解説します<
  • N-BOXカスタム用が完成しました。2種類のコンプリートカーがあります<

KUHL MAGAZINE 記事一覧へ