KUHL Fam!

2021-10-17

R35GT-R新作フルバンパーエアロパーツのご紹介(中編)!「KUHLRACING FINAL EDITION」の呼称にて開発中の新作フロントバンパー・サイドステップを装着したR35GT-Rデモカー完成!<KUHL片岡より>

タグ: GT-R

前回に引き続きR35GT-R新作エアロ「KUHLRACING 35R FINAL EDITION」のご紹介をさせて頂きたいと思います。


 
まずは、今回完成しましたデモカーのカスタム詳細は下記となります👇
① AirForceデジタルエアサスペンション
② VERZ-KRONE KR01 + FALKEN FK510 20インチタイヤ・ホイール
  ・運転席側 マットブラッシュドディスク+マットブラックリム
  ・助手席側 ブラックアルマイトディスク+マットブラッシュドリム
  ・フロント→ディープコンケーブディスク リア→ウルトラディープコンケーブディスク
③ KUHLRACINGスラッシュ4テールマフラー
  ・130パイテールエンド 車検対応マフラー
 
AirForceさんのエアサスにて限界までローダウンし、VERZ-WHEELSの最高峰ブランド「KRONE」クローネの20インチホイールをインストールしました。
「VERZ-KRONE」は鍛造2ピースホイールなのですが、鍛造製法だからこそ出来る「究極のコンケーブ」落とし込みが特徴のホイールとなります。
今回のデモカーではリアに「ウルトラディープコンケーブ」ディスクをインストールしましたので、かなり迫力あるホイールセッティングになっているかと思います。
**GT-Rノーマルボディの場合の「VERZ-KRONE」ホイールのマッチングですが、フロントは「ディープコンケーブディスク」、リアは「ウルトラディープコンケーブディスク」のマッチングがおススメとなります**
 
そして今回完成しましたデモカーに装着させて頂いておりますエアロパーツの確認です👇
① フロントバンパー&フロアパネル ➡ 「35R FINAL EDITION」新作
② サイドステップ ➡ 「35R FINAL EDITION」新作
③ サイドディフューザー ➡ 「35R GTⅡ」と共通
➃ リアバンパー ➡ 「35R-GTⅡ」
⑤ リアアッパーディフューザー ➡ 「35R-GTⅡ」
⑥ リアフローティングディフューザー ➡ 「35R-GTⅡ」
⑦ トランクスポイラー ➡ 「35R GTⅡ」と共通
⑧ ミドルマウントGTウイング ➡ 「35R GTⅡ」と共通
 
今回の新作エアロはフロントバンパーとサイドステップとなりますので、この2アイテムを中心に、デザインコンセプトなどを掘り下げてご紹介させて頂きたいと思います。
 
まずはフロントからご紹介です




 
フロントバンパーは、2017以降モデルのイメージを残しながら、KUHLスタイルへと変更してみました。
R35GT-Rの2017フェイスは、KUHLでも非常に人気の高いデザインとなっています。
従って、そのイメージを残しながらも、迫力アップを狙ってデザインしてみました。
**GT-Rの特徴でもあるVモーショングリルとGT-Rエンブレムは純正パーツを流用装着させていただく仕様となります**
 
ちなみに純正バンパーのデザインはこのようになっています👇

**👆こちらは純正フロントバンパー下部に、「KRUISE」ブランドのフロントディフューザーを装着したデモカーとなります**
 
この純正イメージに対して、このようなデザインに変更しております👇

・・・一見しただけでは・・・大きな違いが分かりにくいかもしれません・・・が、
純正バンパーの少し柔らかい(優しい)イメージから、シャープさと立体感が出るようにデザインしてみました。
かなりのコダワリ!を持ってデザインさせて頂いておりますので、そのあたりをご紹介させて頂きますね。
 

👆 まずはフロントバンパー下部にディフューザーをデザインしています。
KUHLのバンパーエアロは、ディフューザー部分を別体設定しているケースがほとんどなのですが、今回はバンパー一体型としています。
**今後リリースさせて頂くワイドボディキットは、このバンパー下にアンダーディフューザーを追加装着する設定となります**
一体型とは思えないデザイン・クオリティに仕上がっていますので安心してください・・・その分、塗装部での塗り分け作業は難易度が高くなってしまいますが・・・。
そしてバンパー下部両端部分を張り出すことで、ボディを大きく&低く見せる視覚効果を狙っています。
 

👆 ディフューザー部分の前方への突出はこのようなります。
前方へはバンパー先端から25㎜ほど延長しておりますが、バンパー下方向へは15㎜のみのダウンとなりますので、ローダウンしても地上高が確保出来る高さ設定とさせて頂きました。
 

👆 バンパー両サイドに、ダクトを設定ております。
純正バンパーはデイライトが装着されており、ダクトは空いておりません・・。
そこで思い切って?デイライトは無しの設定とさせていただき、開口部を大きく取ったサイドダクトをデザインしてみました。
このダクトは奥行きも深く設定し、縦長に大きく開口していますので、バンパーに立体感と迫力をプラス出来たのではないかと思っています。

ダクトを設けたことで、オイルクーラーへの冷却性UPも期待できるのではないかと思っています。
 

👆 そしてさらにフロントグリル下部両端部分にも、お好みでダクトを追加設定できる仕様とさせて頂きました。
この部分はエアロパーツ出荷時には塞がれた状態での出荷となります。
冷却性能をアップさせたい場合には、自由にカット加工(黄色部分です)することが可能です。
DCTクーラー(MTオイルクーラー)を装着する場合、助手席側にレイアウトする場合が多いので、その場合には助手席側の開口部を開けても良いかもしれないですね。
GT-Rはかなりエンジン熱量の高い車ですので、冷却効率をアップさせることは非常に重要だと思います。
 

👆 フロントグリル下に、かなり長い縦フィンを設けて迫力アップを狙ってみました。
ここに縦フィンを設けた事はデザイン性だけではなく、インタークーラー・ラジエター(ナンバーの奥にレイアウトされています)への効率の良い導風効果も狙っています。
サーキットを走らせてみるなどして、ぜひとも純正バンパーとの冷却性の違いをテストしてみたいです・・・。
 

👆 そして今回のバンパーエアロで一番のコダワリ部分は、フロントグリル下部分(黄色の部分です)の造型です。
純正バンパーデザインが少し柔らかい・優しい??印象(あくまでもワタクシ個人の主観です・・)がするのは、この部分のデザインが大きいと思っていましたので、今回、変更を加えてみました。
まずは厚みをかなり細くし(30~40㎜ほど細くしました)、ナンバープレート上部はさらに細くデザインしてみました。
下側部分を細くしたことで、開口部が大きくなり、インタークーラー・ラジエターへの冷却効果もアップ出来るかと思います。
そしてさらに、角部分のエッジ(アール)を鋭く立てることで、柔らかいイメージからシャープさを感じさせるようにデザインしてみました。
エッジのアールが変更となったことで、牽引フックカバーのデザインも変更し、専用フックカバーを開発させて頂きました。
いざというときに牽引フックは使用できないと困る場合があると思いますので、今回はバッチリ使用出来るようにさせて頂きました。
牽引フックカバーはABSウレタン製となりますので、フィッティングも完璧ですので安心してください。
 
新作フロントバンパーのご紹介は以上となります。
次はサイドステップやリアバンパー、そして開発中のワイドボディキットやリアバンパーの情報などについても少しご紹介させて頂きますね。
・・・次回(後編)に続く・・・
 
 
 
 
 
 
  

KUHLのコンプリートカーやエアロパーツの開発情報や、こだわりのポイントを紹介する記事コンテンツ
  • プリウスワイドボディに装着した6本出しマフラーを販売します!|KUHL Racing TOYOTA PRIUS<
  • 東京オートサロン2024に展示したR35GT-Rの詳細を解説します!<
  • デリカD:5ベースのまったく新しいコンプリートカーが完成しました<
  • ハスラーをフルカスタムしたコンプリートカーが完成しました|KUHL VRARVA HUSTLER<
  • 新型GT-Rは車高調とロベルタカップを使ってローダウンしたら最高でした|KUHL Racing NISSAN R35 GT-R<
  • デリカD:5を4インチのボディリフトさせる方法をお見せします<

KUHL MAGAZINE 記事一覧へ