開発情報ショップ
2022-11-6
KUHLJAPAN「東京オートサロン2023」出展フルカスタムデモカー開発速報①!レクサスLCワイドボディエアロキット開発中!
いよいよ11月に突入したということで、来年1月13日より開催されます「東京オートサロン2023」の出展準備が進行中でございます。
先日もご報告させて頂いた通り「KUHLJAPAN」は過去最大のブース規模と総勢18台のデモカーを出展させて頂く予定です。
というわけで本日から来年1月初旬にかけて「東京オートサロン2023」に出展するデモカーの開発状況などを中心に「KUHLFam!」ブログにて速報!させて頂きたいと思います。
KUHLJAPAN「東京オートサロン2023」に出展させて頂くデモカー① 「レクサスLC」ワイドボディを製作中
ということで、ご紹介の第一号車は・・・「レクサスLC」となります。
「KUHL KARS AICHI」中古車センターのオープンに合わせて開発させて頂きました「レクサスLC」ですが、発売以来、非常に好評で多数のオーダーを頂きました。
オーダー頂きました皆様、誠に誠にありがとうございます。
ちなみにこちらは「KRUISE」ブランドからリリースさせて頂きました「レクサスLC」エアロパーツの第一弾となります👇
👆 「KRUISE KR-LCRR」レクサスLC用エアロパーツ
こちらはシンプル&スポーティなエアロブランド「KRUISE」からのリリースでしたので、LCの純正スタイルを生かしたままでシンプルに抑えたデザインとして開発をさせて頂きました。
**「レクサスLC」 「KRUISE」エアロパーツの詳細はこちらを参照してください**
そして今回新たに開発を行っているのは・・・「KUHLRACING」ブランドからリリースさせて頂く「ワイドボディキット」となります。
エアロ呼称は・・・「KUHLRACING LCR-RSW」を予定しています。
それでは開発速報をお届けさせて頂きます。
今回はKUHLJAPAN藤井寺工場の矢田工場長が製作をいたします。
3DCADデータによるマシニング製作は、別プロジェクトが進行中のため使用できず・・・、また、他のスタッフはそれぞれにプロジェクトを抱えているため動員できず・・・ということで、矢田工場長「ONLY!」にて開発を行って頂く事になってしまいました・・・。
まだ先日「デリカD5」がひと段落付いたばかりにもかかわらずご覧の様にかなり進んでおります。
このあたりのスピードは流石「工場長」でございます・・・が、オートサロンまでの日程を考えるとかなりタイトになっております・・・。
今回の「ワイドボディキット」は、前後とも片側50㎜のワイド化を予定しています。
車幅は約2メートル10センチとなりますので、かなりのデカさですね。
かなり巨大なワイドボディとなりますが、今回のコンセプトは「純正ライク」をテーマとしています。
「KUHLRACING」ブランドからのリリースですので、過激なボディキットを期待されている方も多いかと思いますが、「レクサスLC」は非常に美しいスタイルのクルマで、優雅で高級なラグジュアリークーペだと思いますので、純正のスタイリングを生かす(出来る限り崩さない)イメージにてデザインを行っております。
まずは「フロントワイドフェンダー」ですが、ダクトなどは一切入る予定はありません。
そして純正フェンダーにはドアからつながる美しいプレスラインが2本ほど入っていますので、このラインを生かしたライン取りとしました。
純正バンパーはそのまま使用しますので、両サイドに被せるアタッチメントも造型していますが、下部をあまり絞り込ませず、自然に底面につながるようにデザインしています。
そしてバンパー下には、ワイドボディ専用の「アンダーディフューザー」を新開発いたします(アンダーディフューザー無しで、エアサスでローダウンしたスタイルも迫力出そうですね・・)
そしてサイドからリアまわりにかけてはこのように造型しています。
リアも片側50㎜のワイド化となっています。
こちらの写真では、発砲ウレタンの黄色部分が目立ってしまい、発砲ウレタン部分のみがフェンダーと認識されるかもしれないですが、リアフェンダー全てからトランクの一部までを覆いかぶせる、かなり大型のリアフェンダーとなる予定です。
リアサイドガラスの下側まで被せることによって、純正のボディラインを崩すことなくワイド化したいと思っています。
このようにサイドステップも純正イメージを残したままワイド化しています。
実は非常に迷ったポイントが・・純正サイドステップのダクト部分となります。
純正イメージを残すためにはダクトをそのまま残したかったのですが、どうしても全体のバランスが崩れてしまいそうでした・・。
というわけでダクトはこの後、ふさいで!スムージングさせて頂く事になりました。
ダクトをふさぐことで、より一層ワイド感が強調されるのではないかと思っています。
サイドステップ下部には「サイドアンダーディフューザー」を新開発させて頂く予定です。
そしてリアまわりには、デザインに大きなアクセントを加える予定です。
そのアクセントはリアウイングとなります。
リアウイングのデザインとしましては「KRUISE」リアウイングをさらに後方延長して迫力アップさせます。
・・・が、今回リアウイングをオーバーフェンダーやトランクと一体成型してしまいます。
リアウイングが自然とボディとつながる事で、ボディの一部として認識させたいと思っています。
今回のコンセプトはあくまでも「純正ライク」ですので、別体感のある目立つリアウイングではなく、ボディのラインとしてシンプルながらも、ワイドボディに負けない迫力を出したいと考えています。
「レクサスLC」4本出しマフラー(カッター)も開発完了!「KRUISE」仕様のリアディフューザーにも装着可能です。
そしてそして4本出しのマフラー(カッター)も開発完了しました。
ご覧の様に4本出しマフラーが、バッチリ装着されています。
このように見た目としましては、マフラーに見えるかと思いますが・・・実はテールエンドだけを交換する「マフラーカッター」となっています。
拡大して見てみますと、カッターとは思えないかと思います。
リアタイコから非常に長いパイプを通してレイアウトしていますので、外観からはマフラーにしか見えないです。
レクサスLCのガソリンV8は、純正でも相当な音量となっており、社外マフラーの場合、騒音規制に適合させることが非常に難しいです・・。
KUHLでは車検NGのマフラーは販売出来ないということで、今回は純正タイコを利用して、テールエンドだけを交換するマフラーカッター(車検OKです)を開発いたしました。
このように純正のテールフィニッシャーを切り落とし、116Φの大径テールエンドをギリギリでインストールしました。
上下左右ともほぼクリアランスの無い状況ですが、バッチリ収めて頂きました。
開発はもちろん愛知県春日井市の「ZEESプロジェクト」さんに依頼しておりますので、流石の仕上がりとなりました!
そして切り落としたマフラー周囲には、マフラーカバーを開発させて頂き、カット面や穴を塞ぐことになります。
ちなみにマフラー下部に装着されていますアンダーディフューザーは「KRUISE」ブランドの当社リアディフューザーとなります。
従って、こちらの4本出しマフラーカッターは、標準ボディの「KRUISE」仕様の方にも装着頂く事が可能です。
もし現状で「リアディフューザー」を装着されている方は、今後開発されます「マフラーカバー」と「マフラーカッター」をセットでご購入頂くだけで大丈夫です。
テールエンドは写真の「ヒートブルーグラデーション」カラーと「ヘアラインブラック」カラーの2色から選択頂く事が可能です。
というわけで、「東京オートサロン2023」出展車両紹介の第一弾は「レクサスLC」ワイドボディでした。
「レクサスLC」は今後開発の進行状況を速報させて頂きますので楽しみにしていてください。
そしてそしてKUHLにいよいよ・・あのクルマ・・が入庫しました。
・・・「RZ34」 新型Zです~!
そしてそして、「東京オートサロン2023」にぜひとも間に合わせたいおクルマが到着いたしました~!
それは・・・「RZ34」新型Zでございます~!
KUHLではすぐにローダウン・ホイールマッチングを行っております。
「RZ34」は、この後いろいろと検証した後、エアロパーツの開発に着手したいと思っています。
今後YouTubeチャンネル「KUHLRacingTV」などでも、ガンガン取り上げて行きたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね!