KUHL Fam!

カーライフ

2022-9-30

乗り心地の良いSUVランキング!SUVは乗り心地が悪いと言われるのはなぜ?

タグ:

SUVとは?趣味やレジャーで重宝される車です!

SUVとは「Sport Utility Vehicle」の略で、直訳すると「スポーツ用多目的車」です。悪路走破性に優れ、積載容量や居住空間が広く作られていることが特徴的です。

SUVの種類はサイズや構造によって以下の6つに分類されます。
 
・軽SUV
・コンパクトSUV
・ミドルサイズSUV
・ラージサイズSUV
・クロスカントリーSUV
・クロスオーバーSUV
 
軽SUV・コンパクトSUV・ミドルサイズSUV・ラージサイズSUVは乗用車のプラットフォームを採用したSUVです。一般的にはボディサイズに比例して車格も上がります。

クロスカントリーSUVはオフロードで高い走行性能を発揮するモデルで、通称「クロカン」と呼ばれます。頑丈な2本の鋼のレール(シャーシ)でボディを支える「ラダーフレーム構造」を採用し、悪路に耐えられる強い耐久力を誇ります。

クロスオーバーSUVは、乗用車のプラットフォームをベースにしながらSUVのエッセンスを加えたモデルです。シャーシとボディが一体化した「モノコック構造」を採用し、軽量かつ衝突時の衝撃を抑えやすいという特徴があります。

乗り心地って一体何?乗り心地のいい車の特徴を解説!

乗り心地が良い車の特徴は、走行中に感じる振動や風切り音が少なく、ハンドリング通りに車が応答することです。乗り心地は車種ごとに味付けが異なり、ふわふわしたやわらかいものから硬質感のある固いものまで様々です。

好みは千差万別ですので実際に車を乗り比べてみて、自分にあった乗り心地の良い車を見つけてみてください。

SUVは乗り心地が悪い?その理由とは

SUVは乗り心地が悪いという声も聞きますが、なぜそのように言われるのでしょうか。その理由は主に3つありますので順番に解説します。

重心が高い

SUVは障害物が干渉しないように車高と重心が高く設計されています。そのため、コーナリング中に横Gを感じやすく、振動の影響を受けやすくなります。

身近な例を挙げるとすれば「バス」を思い浮かべてみてください。バスは重心が高いため走行中に大きな揺れを感じやすくなっています。

ラダーフレーム構造

クロスカントリーSUVの「ラダーフレーム構造」は、シャーシとボディが別体構造になっているため車が揺れやすいです。

リジットアクスル

主にクロスカントリーSUVに採用される「リジットアクスル」は、左右のタイヤをつなぐ軸パーツを意味します。タイヤが1本ずつ独立していないため車体が大きく揺れやすくなるという面が存在します。

SUVの選び方を目的別に解説!

アウトドアやキャンプ、スキーなどを楽しみたい方は走破性の高い「ミドルサイズSUV」がおすすめです。デザインでSUVを選びたい方は力強さを全面に出したものや、スマートでおしゃれなものなどを好みで選びましょう。

ボディサイズが小さければ小さいほど燃費性能が良く、車両価格を安く抑えられます。

〜国産車・外車〜乗り心地のいいSUVランキングをご紹介!

ここでは国産車と輸入車に分けて乗り心地のいいSUVランキングTOP5を紹介します。
なお、これから紹介するランキングは、株式会社スタルジーによる自家用車に関する調査・アンケートも参考にしています。

国産車①レクサス RX

「RX」は乗り心地と快適性、機能性が充実したクロスオーバーSUV車です。徹底的に改良を重ねたサスペンションは低速域から高速域まで最適な減衰力を確保してくれます。

アグレッシブとエレガンスを両立したエクステリアは街中でひときわ目を惹く存在と言えるでしょう。

国産車②スバル レガシィ アウトバック

洗練されたスタイリングと上質なインテリアを兼ね備えたクロスオーバーSUVです。重心が低いため走行時の揺れが少なく長時間のドライブでも快適に過ごせます。

事故を起こしにくくするために運転席からの死角を減らしたり、高度運転支援により渋滞時の負担を軽減したりする「アイサイトX」も注目です。

国産車③ホンダ ヴェゼル

シンプルでクーペライクなフォルムが特徴的なコンパクトサイズSUVです。室内空間を広げる「センタータンクレイアウト」を採用し、身長が高い人でも圧迫感を感じずにドライブが楽しめます。

インテリアにはやわらかな触感のパッドや遮音性の高い窓ガラスを装着し、快適な室内空間を演出しています。

国産車④トヨタ C-HR


「C-HR」はなめらかな曲線美と鋭さを感じるデザインが両立したコンパクトSUVです。ハイブリッドシステムを搭載した車両は加速力が高く、キビキビとした軽快な走りを楽しめます。

最高値で30.4km/Lになる燃費はクラストップレベルの低さで、家計の負担を軽減してくれるでしょう。

国産車⑤日産 キックス

「キックス」はSUVらしいスポーティさと高級感のあるデザインが特徴的です。日産を象徴する「Vモーショングリル」はスタイリッシュで洗練された雰囲気で、エレガントな印象を受けます。

日産のSUVとして初めて「e-POWER」ハイブリッドシステムを搭載し、低燃費と静粛性、運転する楽しさを味わえます。

輸入車①シトロエン C5エアクロス

「C5エアクロス」はフランス車独特のポップなデザインと運転しやすいサイズ感が魅力のクロスオーバーSUVです。乗り心地は、走行中に訪れる段差を何事もなかったかのように乗り越える懐の深さを感じます。

ラゲッジスペースは670Lと広大で、旅行やアウトドアなどで大活躍するでしょう。

輸入車②メルセデス・ベンツ GLS

静かでなめらかなフィーリングが味わえるメルセデス・ベンツ最上級のSUVです。全長5,210mm×全幅1,955mm×全高1,825mmという大型サイズにも関わらず、車重を感じさせないパワフルなエンジンを搭載しています。

車高を自在に上下できる電子制御エアサスペンションを装着し、悪路走破性が高いことも忘れられません。

輸入車③フォルクスワーゲン ティグアン

「ティグアン」はゴルフ7をベースに開発されたコンパクトSUVで、敏捷性と静粛性の高さが優れています。特にオンロード走行時は、振動や内装のきしみ音が少なく、なめらかな乗り心地を体感できるでしょう。

ロードノイズやエンジンノイズも聞こえにくく長距離の移動も快適です。

輸入車④プジョー 3008

「3008」はフロントにあるライオンの牙をモチーフにしたデイライトが大きな特徴です。パワートレインは「ガソリン・ディーゼル・PHEV」の3つから選べ、路面状況に応じて走行モードの切り替えが可能です。

路面からの衝撃をうまく和らげるため、どんな道でも快適な走行を楽しめます。

輸入車⑤アウディ Q2

不快な揺れや突き上げ感がなく安定感のある乗り心地が持ち味のコンパクトSUVです。排気量が1.0Lにも関わらず、力不足を感じさせないキビキビした軽快な走りが楽しめます。

取り回しやすいサイズで女性やお年寄りにも人気があります。

【番外編】買わない方が良い?乗り心地が悪いと口コミのあるSUVとは

クロスカントリーSUVに代表する「ラダーフレーム構造」を採用したSUVは、重心が高く振動が伝わりやすいです。トヨタのランドクルーザー、プラド、FJクルーザーなどがそれにあたります。そのため、頻繁にアウトドアや過酷なオフロード走行をする方以外は購入を見送った方が賢明です。

街乗りがメインで乗り心地を気にする方はクロスオーバーSUVである「モノコック構造」の車を検討してください。ボディサイズが小さければ小さいほど、購入費用や燃費が抑えられることを覚えておきましょう。

KUHLのコンプリートカーやエアロパーツの開発情報や、こだわりのポイントを紹介する記事コンテンツ
  • 【GR86カスタム講座 #01】オーバーフェンダーの作り方<
  • 【GR86カスタム講座 #02】ワイドボディキットを装着<
  • 新型R35 GT-Rの2024年モデルエアロパーツが完成しました<
  • クラウンスポーツが入庫したのでベストなホイールマッチングサイズを検証しました<
  • 2ピースホイールの仕組みを解説します<
  • N-BOXカスタム用が完成しました。2種類のコンプリートカーがあります<

KUHL MAGAZINE 記事一覧へ