2018-11-28
マイナーチェンジで衝撃的なフロントデザインになったデリカ D:5。カタログをチェックです。
いまからさかのぼること約一週間前に、衝撃的なマイナーチェンジ情報を目にした人は多いと思います。それはミツビシ・デリカ D:5です。デリカ D:5といえば日本車では唯一のクロスカントリー車要素を取り入れたミニバンとして、熱狂的なファンが多いことでも知られています。ミニバン特有の広い室内と多人数乗車を確保しつつ、高い車高とミツビシならではの4WDシステムのおかげでオフロードの走破性もしっかりと確保しているクルマなんですね。デビューしたのは2007年1月なので、約12年も生産され続けていることに驚きです。R35 GT-Rも2007年のデビューで12年選手、今年モデルチェンジしたレクサスLSは2006年のデビューで11年選手。2007年近辺は名車の当たり年だったのかもしれませんね。
というわけで改めて、マイナーチェンジしたデリカ D:5をチェックしてみましょう。
どれがヘッドライトかわからないフェイスが斬新!
これです。ここ最近のミツビシ車のアイデンティティでもあるダイナミックシールドと呼ばれるフェイスデザインは、先立って発売されているエクリプスクロス同様に薄型のヘッドライトを採用しているのかと思いきや、じつはそこはポジションランプで、その下の大きな縦型のLEDライトがヘッドライトだという変化球を投げてきました。この見慣れないレイアウトによってデリカD:5のフェイスを直感的に”顔”として認識することができません。どこが”目”なのかわかりにくいからですね。
ちなみにデリカ D:5のデビュー当時の姿がコチラです。
やはりコチラのほうが”顔”らしいですよね。
マルチLEDヘッドライトと呼ばれるこのヘッドライトは、内側の4灯LEDがハイビームで外側の5灯LEDがロービームとなります。縦型というのがかなり斬新です。
こちらがポジションランプになるのですが、車格からもわかるとおり国産車史上最大級の大きさを誇るポジションランプではないでしょうか。なので一瞬これがヘッドライトかと見間違えてしまうんですね。
そしてヘッドライトにの下にはフォグランプがセットされますが、そのフォグランプとヘッドライトの隙間にウインカーランプがレイアウトされていることがみてとれます。
標準グレードのほうのグリルはハニカムメッシュデザインとなっていますが、もはや4枚刃カミソリという異名をとるほどに個性を発揮しています。
リアまわりはフロントほどの大幅な変更はありませんが、テールランプがライン状に光るLEDを採用しているので、より先進的な雰囲気を醸し出しています。
見慣れたらよく見えるデザイン?
いかがでしょうか?発表された瞬間は賛否両論というか、かなり意見の分かれるデザインに見えましたが、よくいう「見慣れたらよく見える」のではないでしょうか?
今回のマイナーチェンジでポイントとなるのは大きく5つです。
1つ目はもちろん
アクティブなエクステリアデザイン
2つ目は大幅に変更されて
上質感を手に入れたインテリアデザイン
3つ目は自動ブレーキなどを含めた
予防安全技術「e-Assist」を採用
4つ目は圧倒的な走破性を実現する
2.2Lクリーンディーゼルエンジンと8速スポーツモードA/T
5つ目はオフロードだけではなく
都会的なスタイルの「アーバンギア」を設定
となっています。
この新型デリカD:5ですが、現在予約受付中で発売はもうちょっと先になるようです。
2019年1月11日から3日間、千葉県の幕張メッセで開催される「東京オートサロン2019」のミツビシブースに実車が展示される予定なので、ぜひチェックしに行きたいですね!
カタログをチェック!
まだカタログを手に入れていない人のためにこちらに載せておきますね。
大きくわけて「標準グレード」のデリカD:5とエアロパーツなどが装備された「アーバンギア」の2タイプがあります。
そしてグレードは
標準グレードが「M」→「G」→「G-Power package」→「P」
アーバンギアが「G」→「G-Power package」
の順でグレードがあがっていきます。