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2018-10-31

新型スープラがついに登場!世界初のお披露目は2019年1月14日に決定

タグ: スープラトヨタ

かつて日本のスポーツカーシーンを牽引する1台として人気を誇っていたクルマ「スープラ」をご存知ですか? スカイラインGT-RやNSX、RX-7ともに時代を築き上げたトヨタのフラッグシップモデルです。80系と呼ばれる最終モデルは3.0Lの直列6気筒ツインターボの名機2JZ-GTEを搭載し、後輪で駆動する純然たるスポーツカーの姿をしていましたね。いまでもファンが多いクルマです。しかし、2002年の排ガス規制に対応できず絶版車種となってしまいました。それから約16年の歳月を経て、いよいよスープラの復活です。これまでも噂話は出ていましたが、ついにトヨタが正式に発売を発表しました。それではどんな内容かチェックしましょう。

北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)が初お披露目の場所!

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スープラの試作車はこれまでも数々報道はされてきていますが、正式に「新型スープラ」として発表されるのは初となります。試作車ではなく、製品車ということですね。その発表の場は2019年1月14日から開催される北米国際自動車ショー、通称デトロイトモーターショーに決定しました。日本ではないのがちょっと残念ですが、いまやインターネットを駆使すればリアルタイムに情報を得ることができるので、良しとしましょう。そして肝心の発売日は、いまのところ2019年前半となっているので、少なくとも6月頃までには生の新型スープラを見ることができるのではないでしょうか。
それでは現時点で判明している内容を確認しましょう。

イギリスではすでに試作車が走っていた!


写真のスープラはじつはまだ試作車の状態です。これは2018年7月12日からイギリスで開催していた「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、スープラの試作車を走行させていたんですね。このときにチーフエンジニアの多田さんという方が新型スープラのスペックについて語っていました。ちなみにこの多田さんは86も担当しており、トヨタの豊田章男社長から「86を次男とする3兄弟を出したい」と言われていたそうです。つまり、新型スープラは3兄弟の長男。てことは、いずれは三男の存在も期待できるのでは……。

86よりもコンパクトになる!?

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スープラといったら3.0Lクラスのスポーツカーなので、必然的に大きなボディをイメージしますが、じつはなんとホイールベースが86よりも短いことが語られています。チーフエンジニアの発言なので間違いないでしょう。ただし、トレッドはワイドなのでボディ全体が86よりも小さいということはないと思いますが、いったいどのくらいのサイズ感なのかは実物をみるまで楽しみですね。
またボディの重心は86よりも低く、剛性は86の2倍、レクサスLFAと同等の剛性レベルを手に入れているとのことです。

純然たる80系スープラの後継車!


こちらの写真をご覧ください。スープラファンならお気づきかと思いますが、ナンバープレートのところに「A90」と記載されております。スープラは1978年にデビューした初代のスープラ(日本名:セリカXX)にA40という型式を使用してからA50→A60→A70→A80と進化していきました。2002年に絶版車となったことで、型式名も消滅してしまったかと思いきや、新型スープラは「A90」となっています。長い時をあけていますが、スープラの血統が継続していることは嬉しいですね。ただしこれはあくまで試作車なので、量産車も「A90」になることは未確定です。ぜひ”90系スープラ”と呼びたいものですね。トヨタさんお願いします。

エンジンは期待通りの直列6気筒を搭載!

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この長いロングノーズのボンネットがスープラのスープラたる姿でしょう。直列6気筒を収めるために必要なこの長さがスープラを、そしてスポーツカーとしてのスタイリングをカッコよく決めるわけです。いま世界的にみても、スポーツカーはV型エンジンがほとんどです。GT-Rだって直列6気筒をやめてV型6気筒になっています。パワフルなサウンドを奏でるV型もいいですが、官能的なサウンドの直列6気筒をいま味わえるのは楽しみで仕方がありません。
ちなみに現時点での情報では、3.0Lで300PSオーバー、BMWとの共同開発とされていますね。

もちろん後輪を駆動するFRを採用!

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世界的にみた場合、スポーツカーのほとんどは4WDかMR(ミッドシップ)となっています。しかし、スポーツカーといえば、とくに日本のスポーツカーといえばやっぱりFRなんですよ。FRがなかったら日本の文化「ドリフト」も生まれなかったかもしれない。新型スープラはブレずにしっかりとFRレイアウトで登場するので安心してくださいね!

一足先に走行している姿はコチラ


こちらの映像は「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のときに撮影されたようです。まだ試作車でカモフラージュもされていますが、その走る姿はハッキリとわかります。80系スープラを思わせるフォルムがみてとれますね。また一瞬だけ映るパドルシフトの操作が気になりますね。これはオートマ車であることは間違いないでしょうが、どのような仕様になっているのか楽しみです。
1月14日は1月11日から開催される東京オートサロン2019の直後。クルマ好きの来年は1月から忙しくなりそうですね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

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