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2019年6月30日

【RAV4とハリアーを比較】実際どっちが買いかスペックを比べてみました。

2019.06.30

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いまトヨタのSUVを買ううえでとっても悩ましいのが、RAV4にするかハリアーにするか問題です。トヨタは販売チャネルによって、アルファードとヴェルファイアのように共通コンポーネントで姉妹車を展開するので、今回もそうかと思いきやじつは新型RAV4とハリアーはまったく別のクルマなんですね。ちなみにいうと、ハリアーは北米などで販売されていた先代RAV4と姉妹車なんです。

そこで何が問題かというと、通常姉妹車じゃない場合は排気量別などでクラス分けされていて、競合車種にならないようにしていますが、新型RAV4とハリアーってモロにバッティングしているです。厳密にいうと、ハリアーのほうがちょっとだけ高級車の位置づけですが、新型RAV4を買おうと思ったらハリアーも買えちゃうし、その逆もある。最新のクルマに乗るか、ちょっと高級なクルマに乗るか。

実際にどのくらい性能に違いがあるか、スペックを元に比較してみたいと思います。

ボディサイズはほぼ同じ!先進設計でRAV4がやや有利?

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ハリアーのデビューは2013年12月で、2017年6月にマイナーチェンジをしています。わりと設計年数は経過しているクルマですが、洗練されたデザインのおかげで色あせることのない魅力を放っています。対して、RAV4は2019年4月でデビューしたばかりのできたてホヤホヤ。デザインの違いは好みの問題なのでさておき、RAV4の大きなアドバンテージはトヨタニューグローバルアーキテクチャ(TNGA)のコンセプトに元づいて設計された新プラットフォーム「GA-Kプラットフォーム」を採用しているところにあります。ちなみにハリアーは一世代前の「新MCプラットフォーム」になります。

TNGAのプラットフォームは走りがいいって評判なんですよね。とくにRAV4の場合はカムリはレクサスESと同じプラットフォームなので、上質な走りが期待できます。

それ以外のスペックをチェックするとボディサイズは

RAV4
4600mm×1855mm×1690mm(全長×全幅×全高)、2690mm(ホイールベース)

ハリアー
4725mm×1835mm×1690mm(全長×全幅×全高)、2660mm(ホイールベース)

となっています。(グレードによって若干異なります)
数値だけみるとほぼ同じですね。RAV4がちょっとワイドで、ハリアーのほうがちょっと長い。
ホイールベースはRAV4がちょっと長めですね。

インテリアの素材感はハリアーのほうが高級

rav4,ハリアー

RAV4

rav4,ハリアー

ハリアー

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RAV4

rav4,ハリアー

ハリアー

インテリアもデザイン的なことは好みなので置いておいたとして、やはりRAV4はアクティブさを感じさせて、ハリアーはセダン的な高級感を感じさせてくれますね。RAV4はもっとオモチャ的なのかと思いきや、意外と高級感がありますよね。とはいっても細かいことをいうと、ハリアーはステアリングが本革巻きだったり、ウルトラスエード生地が採用されたシートがあったり(一部グレードのみ)と、細かい高級アレンジがニクイ演出をしています。

4WDシステムはRAV4の圧勝!?

rav4,ハリアー

ガソリン車

新型RAV4の最大のトピックといえば、ガソリン車に採用された「ダイナミックトルクベクタリングAWD」にあります。これは後輪左右のトルク配分を連続可変させることで、コーナリング性能をかなり高めたトヨタ初のシステムになります。

また、ガソリン車ではオフロードを走行する際に使える3つのモードを備えるなど、街乗りSUVの域を超えた本格的な走行性能を備えているんですね。

【RAV4 vs ハリアー】ガソリン車比較

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rav4,ハリアー

新型RAV4とハリアーはどちらもガソリン車とハイブリッド車をラインアップしているので、それぞれ分けて比較してみましょう。まずはガソリン車からです。

RAV4はガソリン車の最上級グレードとなる【G”Z package”】が334万8000円なので、それに近い価格のハリアーをピックアップすると、ターボ仕様の【ELEGANCE】とNA仕様の【PREMIUM】が競合となります。この2つではPREMIUMのほうが上のグレードとなりますが、3台を比較した場合はこちらが1番安い価格になりますね。

PREMIUMはELEGANCEと比べて、シート表皮の違いやホイールが18インチにアップ、ヘッドライトにアダプティブハイビームシステムなどが装備されます。とはいえ、ターボ車の圧倒的なパワーは魅力的以外のなにものでもありません。じつはこのターボはいま流行りのダウンサイジングターボとは異なり、マジでパワーを発揮する仕様になっています。その証拠にRAV4とハリアーのNA仕様と比べて、出力・トルクともにケタ違いです。なんせこのエンジンは「8AR-FTS」といって、レクサスRCや220系クラウンにも採用されている高級車向けエンジンなんですね。体感的には3.5LのNA仕様なみに加速してくれるそうです。
またトランスミッションにも注目したいのですが、ハリアーのターボ車のみ6速オートマチックとなっています。ほかの2車種はCVTですね。オートマチックはCVTに比べてダイレクト感が高く、スポーティな走りを実現してくれます。さらにハリアーのスーパーインテリジェント6速ATは、シフトダウン時にブリッピングをしてくれるので(マニュアル車でいうところのヒール&トゥみたいなもの)、かなりスポーティな走行を楽しめますよ。とはいえ、RAV4に採用されているDirect Shift-CVTも負けてはいません。トヨタの最新CVTで、なんと10速シーケンシャルシフトマチックを備えています。6速のオートマか、10速のCVTか。悩みます。

あと、RAV4のみ4WD車となります。そもそも2WD車の設定は「X」というベースグレードにしか設定されていませんが、もしハリアーで4WDをチョイスするとなると約20万円ほどアップとなります。

ということでガソリン車の同価格帯の比較では
・充実装備が欲しいなら:ハリアー PREMIUM(ガソリン車・2WD)
・ハイパワーを楽しむなら:ハリアー ELEGANCE(ターボ車・2WD)
・コーナーリングやオフロード性能重視なら:RAV4(ガソリン車・4WD)

という感じでしょうか。
それでは次はハイブリッド車を比較してみましょう。

【RAV4 vs ハリアー】ハイブリッド車比較

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続きましてハイブリッド車の比較です。こちらもRAV4は最上級グレードである【ハイブリッド G】が381万7800円なので、ハリアーのハイブリッド車では【ELEGANCE】がほぼ同じ価格帯の377万4600円となります。ともに2.5Lのハイブリッドなので、同じシステムなのかと思いきや、全然別物でした。となるとお察しの通り、RAV4のエンジン【A25A-FXS】は、ハリアーのエンジン【2AR-FXE】の後継版なんですね。進化版ではなくて、いちから開発されたまったくの新型エンジンです。2AR-FXEと比べて、高圧縮とロングストローク化になったうえで、さらに「直噴インジェクション」になっているのがポイントです。さらにさらに、可変バルブタイミング機構であるVVT-iが、これでの油圧制御から電子制御となるVVT-iEに進化しています。出力とトルクだけをみると、大幅にパワーアップしていることがわかりますね。

で、そのA25A-FXSに組み合わされるモーターは、フロントが【3NM】で、リアが【4NM】となっており、こちらも新型モーターとなります。出力やトルクはハリアーの【2JM】【2FM】のほうが上ですが、結果的に燃費はRAV4のほうが上ですね(JC08モードの場合)。

グレード的にもRAV4は上位グレードなのに対して、ハリアーは下位グレードになるので、ハイブリッド車比較ではRAV4のほうがお買い得かもしれませんね。

【RAV4 vs ハリアー】スポーツグレード比較

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最後はそれぞれのスポーツグレードを比較してみましょう。RAV4は【Adventure】で、ハリアーは【GR SPORT】となります。ハリアーのGR SPORTはELEGANCEをベースとして、ターボ車とガソリン車のラインアップがありますが、同価格帯ではガソリン車の2WDとなります。それでもRAV4のAdventureが313万7400円なのに対して、ハリアーのGR SPORT ガソリン車 2WDは339万8760円と26万円以上高くなっています。ちなみにこれがターボ車の場合だと、399万6000円なので競合車種とはなりにくところですね。

基本的なスペックはそれぞれガソリン車比較と同じなので、違いはほかにあります。RAV4の場合は、基本的にベース車と同じとしながらも、フロントバンパー&グリルとオーバーフェンダー部分のデザインが異なり、インテリアのカラーリングも独自のタイプになります。全体的にオフロード、アウトドア感を高めていますね。ただし、ベースグレードに比べてオフロード性能があがっているわけではありません。あくまで、見た目がオフロードってことですね。

それに比べてハリアーのGR SPORTはマジです。フロントグリル、バンパー、リアバンパー、マフラーが専用品を用意。インテリアもシートをはじめ、インパネやステアリングなど、かなりスポーティなデザインのものが与えれています。そして、35mmもローダウンする専用チューニングサスペンションやフロントからリアまでいたるところに装備されたボディ補強。それだけにとどまらず、スポット溶接の打点を追加したり、パワステまで専用チューニングが施されております。かなり、マジなチューニングとなっています。価格が高いのも納得の仕上がりです。

この2台を比較するのはちょっと無理かもしれませんが、オフロード寄りのスポーティか、オンロード寄りのスポーティかで、性格が異なっているのがわかりますね。

先進安全装備・Toyota Safety SenseはRAV4が機能充実!

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もうひとつオマケで比較してみましょう。いまクルマ選びで重要となる先進安全装備です。自動ブレーキシステムとかですね。トヨタでいうと、Toyota Safety Senseはつねに進化していて、同じ名称でも機能が異なっている場合があります。RAV4とハリアーもToyota Safety Sense装着車ですが、やはりプリクラッシュセーフティに違いがありました。RAV4は歩行者検知を昼と夜できますが、ハリアーは昼だけです。また、ハリアーには自転車運転者検知の機能がついていません。

レーダークルーズコントロールに関しても、どちらも全車速追従機能はついていますが、RAV4はレーントレーシングアシストといって、車線の中央をキープするようにステアリングを制御する機能がついています。これがあると高速道路などでかなり楽なドライブとなりますが、ハリアーは車線を逸脱しそうになったときに警告するレーンデパーチャーアラートしかついていません。この差はレーダークルーズコントロール使用時に大きな差となってくるポイントですね。

とここまで、RAV4優位ですが、ハリアーも負けてはいません。ハリアーのPREMIUMに関しては、アダプティブハイビームシステムといって、ハイビームにした状態で先行車や対向車に光りが当たらないように自動的に遮光するシステムがついています。つまり、夜間は最大限まで前方を照らして明るくした状態で走れるというわけです。オートマチックハイビームは、単に走行状況によってハイビームとロービームを切り替えるのみです。

あとは、アクセルの踏み間違いで壁に衝突しそうになったときなどに自動ブレーキをかけてくれる、インテリジェントクリアランスソナーや、駐車場でバックしているときに接近車両がいると自動ブレーキをかけてくれる、リアクロストラフィックオートブレーキなど、先進の安全装備はRAV4のほうが充実していますね。

結局は好みのタイプはどちらかってことです

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いかがでしたでしょうか?心は決まりましたか?RAV4とハリアーはどちらもトヨタの2.0LクラスのSUVとして魅力的なクルマです。確かにRAV4はまだ発売されたばかりのクルマなので、先進装備やスペック面で優位な部分はありますが、ハリアーのもつ高級感や都会的な雰囲気は唯一無二の存在です。つまり、結局は好みの問題ってことですね!「RAV4とハリアーはどっちが買いのクルマなの?」っていう答えは、欲しいと思ったほうが”買い”ということでいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

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