2019-5-23
トヨタ・グランビアが復活!そのサイズはアルファード&ヴェルファイアを超える最大9人乗りミニバンです。
5月22日にトヨタ台湾から突如として新型グランビアの発表がありました。まずトヨタ台湾というのに馴染みが薄いですが(もしかしたら台湾トヨタと読むのかもしれません)、Hotai Motor Co.、Ltd.(和泰汽車)という台湾最大の自動車会社がありまして、そこがトヨタブランドで自動車販売を展開しているんですね。今回はそのHotai Motorから発表がありました。
アジア市場向け新型ハイエースがベース
写真をみてお察しできた人も多いかと思いますが、新型グランビアは先日発表されて話題となっているアジア市場向けの新型ハイエースがベースとなっています。
新型ハイエースの詳しくはコチラ
https://kuhl-japan.com/pre/1900/
ハイエースはもちろん商用車としての役割が大きいですが、グランビアはミニバンとしてバージョンアップされたモデルとなります。なので外観もメッキパーツを多用していたり、LEDヘッドライトなどが装備されて高級感が漂っていますよね。
こちらはリアまわりの写真ですが、ハイエースと違ってリアゲートまでテールレンズがデザインされていたり、メッキパーツで加飾されているようです。
エンジンはハイエースに用意されている3.5LのV6はラインアップされておらず、2.8Lディーゼルターボエンジン(1GD)のみのラインアップで、最高出力176.8PSと最大トルク45.9kg・mをほこります。
そして後輪駆動でボディサイズは全長5300mm、全幅1970mm、全高1990mmという驚異的なビッグボディとなっています。日本最大級のミニバンであるアルファードとヴェルファイアを遥かにしのぐサイズですね。それでいて、最小回転半径は5.5mなので、アルファードとヴェルファイア(5.6〜5.8m)よりも小回りがきいて扱いやすいかもしれませんね。
インテリアも新型ハイエースとデザインは一緒のようですね。しかし、木目調パネルなどを随所に盛り込んで高級感をアップさせています。もちろんシートは高級レザーとなっています。トヨタセーフティセンスも備えているので、安全性もバッチリです。
台湾のカタログをチェック
トヨタ台湾のサイトではカタログがアップされていたのでチェックしてみましょう。もちろんすべて中国語で書かれているので、なんとなくで意味を感じ取っていきましょう。クルマ好きなら言語の壁は簡単に超えられるはず。
こちらのページでは先程のインテリアの写真のほかに、足まわりやエンジンについて書かれています。最小回転半径は5.5mの6速手自排變速箱と書かれているのは、おそらくハイエースと同じようにシーケンシャルシフトマチック付6速オートマチックのことではないでしょうか。またリアのサスペンションの写真をみると後輪駆動なのでセンター部分にデフのある車軸懸架のようですが、ハイエースのようなリーフスプリングではなく、コイルスプリングを採用しています。これは板バネと違って、より乗用車的な乗り心地が期待できますね。エンジンは1GD-FTVとなっていて、日本仕様のハイエースのNAモデルではなく、ランドクルーザープラドなどに搭載しているターボモデルなので、パワフルな走りを実現してくれそうです。
次にシートバリエーションの紹介です。やはり圧巻なのは9人乗り仕様ですね。2列目だけではなく、3列目もキャプテンシートになっていて贅沢感満点ですが、そのさらに上をいくのが、6人乗り仕様です。乗車人数こそ少なくなってしまいますが、こちらはアルファード&ヴェルファイアのエグゼクティブパワーシートを彷彿とさせる豪華なシートが、なんと2列目と3列目に与えられます。アルファード&ヴェルファイアの場合は3列目はベンチシートになるので、全席で優雅にくつろげるのは魅力的ですね。
続きまして主要諸元表です。もはやなにを書いているのかわからない項目だらけですが、全5グレードあって、6人乗りと9人乗りの2タイプがあるということでしょう。おそらく旗艦と書いてあるのが最上級グレードです。LEDヘッドライトがついているのは読み取れますが、ほかはよくわかりません。根気のある方は、Google翻訳などを駆使して調べてみてください。
お次は主要装備一覧表です。とにかくミニバンとして十分な豪華装備と安全装備があるようですね。(ごめんなさい、全然読めません……)
そして最後に裏表紙です。いかがでしたでしょうか?日本で発売されるのかはまったく不明ですが、新型グランビアはかなり魅力的なミニバンといえるでしょう。なんせデカイのはすごい!エクステリアデザインもカスタムベースにもってこいだし、インテリアの高級感も十分。もし日本で発売されることになったら、ぜひともカスタムして楽しんでみたいですね!