2018-12-31
【2018年新車販売ランキング】日本車のいままで売れた台数ベスト20を紹介します!(暫定版)
2018年は新型車の登場が少なく、一部の車種がマイナーチェンジをしたぐらいの状態だったのでかなりの激戦状態になりました。例年トップランカーをひた走っていたプリウスも12月にマイナーチェンジを控えていたこともあってか伸び悩み、アクアも特別仕様車などでつないでいるなか、ついにあの車種がトップに君臨しました。2017年は2位でフィニッシュしたニッサン・ノートです。ノートは本当に走っているのを見かけることが増えたので、売れている実感がありますよね。ちなみに2017年は1位プリウス、2位ノート、3位アクア、4位C-HR、5位フリードと、トヨタハイブリッド勢が陣取っていただけにノートの活躍は目覚ましいものがありますよね。ただし、今回のデータは2018年1月から11月までのものなので、12月の1ヶ月分が加算されていません。ニッサンはお家騒動やリコール問題などがあり、ラスト1ヶ月にどう響いているかは不明です。とりあえず11月までの暫定ランキングを発表したいと思います。
※2018年1月から11月までの販売台数データ(自販連)をもとにランキングにしています。また、軽自動車は除いています。
1位:ニッサン ノート
12万8260台
ついにトヨタのプリウス・アクアが死守するトップにニッサン ノートがランクされました。2位、3位との差がかなりあるので、このまま逃げ切れることでしょう。勝因はやはり燃費のよさに加えて、e-POWERならではの加速感をはじめとした走行性能にあると思われます。またNISMOのラインアップも大きいですね。本当によく見かけるクルマになりました。
2位:トヨタ アクア
11万7511台
クロスオーバーなども加えてグレードラインアップを充実させているアクアです。コンパクトカーのスタンダードとしての地位はもはや不動です。
3位:トヨタ プリウス
10万8401台
2015年デビューでマイナーチェンジイヤーとなっていたこともあって、プリウスはやや苦戦気味。とはいってもやっぱり売れているクルマです。12月にマイナーチェンジをしたので2019年はまた1位に返り咲く可能性が大ですね。
4位:ニッサン セレナ
9万3952台
2017年はライバルのヴォクシーにあと一歩及ばずに10位でしたが、2018年は大躍進の4位にランクインです。もちろんミニバンランキングでは堂々の1位となりました。これはやはり2018年3月に追加されたグレード「e-POWER」の影響が大きいでしょう。
5位:トヨタ シエンタ
8万5020台
コンパクト3列ミニバンの人気をフリードと二分しているシエンタは2017年は敗退しましたが、2018年は逆転勝利で5位にランクインです。9月にマイナーチェンジをおこなったおかげで、10月と11月の販売台数が急激に伸びています。
6位:ホンダ フィット
8万4351台
2017年よりは販売台数が落ち気味ですが、さすがフィットは安定しており前年同列の6位です。7月にはアグレッシブなモデル「モデューロスタイル」などでテコいれをしていました。
7位:トヨタ ヴォクシー
8万4265台
2018年はセレナの後塵を拝してしまったヴォクシーですが、やはりミドルサイズのミニバンとしては不動の人気です。特別仕様車なども登場していなかったので、2019年は新たな動きに期待したいですね。
8位:トヨタ カローラ
8万3515台
トヨタといえば「カローラ」はいまだに健在です。とはいえ、カローラにはセダンの「アクシオ」、ワゴンの「フィールダー」、そして6月に新登場したハッチバックの「スポーツ」という体制で販売台数を伸ばしています。
9位:トヨタ ヴィッツ
8万1752台
カローラ同様にトヨタの屋台骨を支える1台として外してはいけないのがヴィッツです。2018年は特別仕様車をバシバシ出して、しっかりと販売台数を稼いでいる小さな巨人ですね。リーズナブルで価格と相まって、コスパが最高な1台ですよ。
10位:トヨタ ルーミー
7万9875台
両側スライドドアでミニバンちっくに使えつつ、5人乗り2列シートというコンパクトなパッケージで人気を博すルーミーです。2018年11月に特別仕様車を出していますが、つねに安定的な人気のクルマですね。
11位:ホンダ フリード
7万8243台
現行フリードは2016年9月にデビューしているので、そろそろマイナーチェンジを期待している人も多いのではないでしょうか?2017年は10万台オーバーで5位にラインクインしているほど、いいクルマなのはたしかです。
12位:トヨタ C-HR
7万2107台
ちょっと意外なランクにいるのがC-HRです。2017年は4位をマークしてSUVクラス1位とともに堂々の貫禄を見せつけていましたが、2018年はだいぶ後退しています。
13位:トヨタ タンク
6万8310台
ルーミーの姉妹車になるタンクですが、こちらも人気車種としてランクインしています。姉妹車なのでもし2台の販売台数を合算したとしたら、14万8185台で一気に1位なんですね。じつはすごいポテンシャルを秘めたクルマです。
14位:ホンダ ヴェゼル
5万6013台
ヴェゼルは2018年2月にマイナーチェンジをおこなって見た目を刷新しつつ、先進安全装備「ホンダ センシング」を全車標準装備させてかなり充実な内容としています。が、販売台数は2017年とほぼ変わらず状態となっています。
15位:トヨタ アルファード
5万4206台
日本のミニバンにおいて、最高級に位置するアルファードは1番安くても337万6080円、1番高いと750万2760円という高価格帯にもかかわらず、15位にランクインしているのがすごいです。姉妹車のヴェルファイアは3万4665台なので、合算すると8万8871台にもなります。
16位:ステップワゴン
5万2913台
2017年9月にステップワゴンスパーダのデザインが変わってから好調をキープして、2017年の販売台数よりも飛躍的にアップしています。
17位:トヨタ ノア
5万2836台
安定のミドルサイズミニバンを担うノアは、販売台数も安定的に位置づいています。姉妹車のヴォクシー同様に2018年は特別仕様車などが発売されなかったので2019年に期待したいですね。
18位:スバル インプレッサ
5万952台
ベスト20にスバル唯一のランクインはインプレッサとなりました。インプレッサはセダンの「G4」と5ドアハッチバックの「スポーツ」から選べて、使い勝手のいいクルマとして人気を集めています。
19位:ニッサン エクストレイル
4万7472台
例年バシバシと特別仕様車を発売するエクストレイルですが、なんと2018年はなにもありませんでした。残念な限りですが、それでも販売台数は2017年とほぼ同様を確保しています。
20位:マツダ デミオ
4万5698台
年次改良を積極的にすることで、つねに新鮮な状態をキープするのがマツダのやり方。おかげでデミオは2014年デビューにもかかわらず、いまでも色あせない魅力でしっかりと20位キープでフィニッシュです。