ども

お久しぶりの登場！配送部の木村です。

今日のブログは皆さんよく聞くエアロ等の素材で【ABS】とは一体何かを説明しようと思います。

他にも【FRP】と比較して何が違うのかをご紹介していこうと思います。

では　どうぞ！

【目次】

①　ABSとは？

②　FRPとは？

③　ABSとFRPの違いとメリット・デメリット

④　その他の種類

⑤　KUHLのABS製品の紹介

⑥　まとめ

ABSとは？

ABSとは、アクリロニトル･ブタジエン･スチレンの略となり

A＝アクリロニトリル、B＝ブタジエン、S＝スチレン

という、原料の名前のイニシャルがそのまま名前になってる材料となります。

A＝アクリロニトリルは、アクリル繊維の原料で、強度・耐久性が強い。
B＝ブタジエンは、合成ゴムに使う材料で、耐摩耗性、耐衝撃性、耐熱老化性に優れている。
S＝スチレンは、合成樹脂。

皆さん良く耳にする「モデリスタ」等の純正オプションのエアロがABS樹脂素材が使われています。

他にもおもちゃのブロックやゲーム機etc…

日常でも様々な製品に使用されています。

FRPとは？

FRPとは、ファイバー･レインホース･プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略となり

繊維強化プラスチックとなります。

F=Fiber　繊維

R=Reinforced　強化

P=Plastics　プラスチック

現在KUHLのエアロのほとんどが、こちらのFRPを使用してエアロが製造されています。

エアロ以外には、電車の外装やボート等にも使用されています。

そして他にも良く聞く【黒ゲル・白ゲル仕上げ】とは、製造の際に雌型にゲル状の樹脂をコーティング塗りこみ

その上からFRPを貼り込む事によって、塗装の際の下地作りが簡略化出来るようになっています。

ABSとFRPの違いとメリット・デメリット

まずABSですが

一度雄型を作ってしまえば寸法精度が安定して生産を行うことが可能なので

大量生産に向いているのが特徴ですが、複雑な構造を製作するのは非常に難しいです。

またABS製品は弾力性があり割れ難い素材となっておりますが、割れ等の補修は簡単には出来ません。

詳しい製造工程はKUHL Fam!に記載されていますのでこちらをクリック！

一方FRPは

型を作るのは共通ですが、雌型にガラス繊維を張りこんで製品を製作していきます。

一般的には精度を保つのは難しいと言われておりますが、複雑な構造でも製作が可能となり

エアロのデザインの自由度は高くなります。

また、ABSでは難しい割れ補修等が簡単に出来てしまいます。

こちらの製造工程は【KUHL Racing TV】にて動画がアップロードされていますのでこちらをクリック！

その他の種類

ここまで【ABS】と【FRP】の二種類の特性を紹介してきましたが

他にも有名所で言えば【CFRP】・【ECC】があります。

あまりパッと思いつかないと思いますが

これら2つは皆さん良くご存じ、いわゆる【カーボン】と言われている物になります。

CFRP＝カーボン・ファイバー・レインホース・プラスチック

C=カーボン、F＝繊維、R＝強化、P＝プラスチックとなります。

ECC＝エポキシ・カーボン・コンポジット

E＝エポキシ　C＝カーボン　C＝合成

これら共に世間一般的にカーボンといわれていますが

大きな違いは、ウェットカーボン（CFRP）かドライカーボン（ECC）になります。

これら2つは製造工程が大きく違いますが、今回は割愛とさせていただきます。

そしてメリット・デメリットを超大雑把に言いますと・・・

【メリット】軽い！　頑丈！

【デメリット】高い！！（価格）

特にドライカーボンに関してはお金に糸目を付けずに軽さを求める人にはお勧めです。

KUHLのABS製品

さて　ここまで

素材の話を長々と書いてきましたが、皆さんABSとは何かなんとなく分かったと思いますが

KUHLのABS製品って一体なにがあるかを一部紹介しようと思います。

【レーシングフォルムカバー】

純正のメッキを隠す事によってイメージが一変

取付も両面テープで簡単に装着可能となってます。

30系アルファードや90系ヴォクシーが非常に人気です。

これらの商品KUHL MALLのネットショッピングでも購入が可能です→クリック

【KUHL STYLE KIT】

先日お披露目されたばかりの、60プリウス用のハーフエアロとなります。

純正から15mmダウンされており、

ローダウン車は勿論、純正車高でも似合う様なデザインとなっております。

こちらの車両は新車コンプリートでご購入可能なので詳細はこちら！

そしてKUHL STYLE KIT第2弾の

【40VF　KUHL STYLE KIT 】

40系ヴェルファイア用のABSハーフエアロとなります。

まだ3Dデータのみの公開となりますが、純正と比較してフロントだけでも非常に印象が変わるので

製品が完成して、実際に車両に取り付けされるのが非常に楽しみです。

こちらのハーフエアロは絶賛予約受付中となりますので、

気になる方は最寄りの店舗まで是非ご問い合わせください！

店舗一覧

まとめ

今日は主にエアロの素材の違いを説明させて頂きました。

ABSとFRPの違いやメリット、デメリットを少しでも知って頂き、

皆さんの今後のカスタムにおいての知識や参考にしていただければ幸いです。

今後KUHLではABS製品を続々と製作、商品化していく予定なので、

これからも登場する新商品を皆さんお見逃しが無いように要チェックお願いします！！

では　今日はこのあたりで

ほな　さいなら～

KUHL KARS AICHI 木村