
Z#6型のクラッチ交換ご依頼いただきました!
みなさんこんにちは。KUHL KARS AICHIメカの水野です!
本日は86のクラッチ交換です。先日ご依頼いただきました作業をご紹介させて頂きたいと思います。
今回はZN6型トヨタ86のクラッチ交換作業をご紹介します。
86にお乗りの方であれば一度は耳にしたことがある「クラッチ周りのトラブル」。特にレリーズベアリングに関する不具合は“86あるある”の代表例とも言えます。
今回の車両も、レリーズ周りが起因となる不具合が発生したため、クラッチ一式の交換と同時にレリーズ系部品のリフレッシュを行いました。
写真は要所のみですが、ポイントを押さえて解説していきます。
■ 今回交換したクラッチについて
今回装着したクラッチは
ORC(Ogura Racing Clutch)製:ORC-309D-TT1213A-SE
いわゆるシングルプレートのメタルクラッチになります。

▼ 特徴
・高トルク対応(チューニング車両にも十分対応)
・ダイレクト感のあるクラッチフィーリング
・半クラ領域は純正よりシビアだが扱いやすい設計
・スポーツ走行〜ストリートユースまでバランスが良い
ORCのクラッチは「扱いにくい」というイメージを持たれることもありますが、この309シリーズは比較的マイルドな部類で、街乗りとスポーツ走行を両立したい方におすすめです。
■ クラッチ交換作業のポイント
クラッチ交換はミッション脱着が必須となるため、作業としてはそれなりに大掛かりです。
・プロペラシャフト取り外し
・ミッション降ろし
・クラッチ&フライホイール脱着
・マフラー脱着
ここまで分解する作業になるため、**「ついでに交換しておくべき部品」**が非常に重要になります。
■ レリーズベアリングは必ず交換するべき理由

今回のメインテーマでもあるレリーズベアリングについて。
86(ZN6)は構造上、レリーズベアリングやフォーク周りに負担がかかりやすく、異音や作動不良が発生しやすい傾向があります。
今回の車両も実際に
・クラッチ操作時の異音
・フィーリングの違和感
・ギヤが入ったままクラッチを(動力を)切ることが出来ない
が発生しており、原因はやはりレリーズベアリングでした。
▼ 実際の状態

・グリス切れ
・摩耗進行
・回転時の違和感あり
・ベアリング自体の変形
今回のケースでは容易に停車が出来なくなり、近い状態になると、最悪の場合は走行不能になるケースもあります。
■ 「まだ使える」は危険な判断
よくあるのが
「クラッチ交換ついでだけど、レリーズはまだ大丈夫そうだからそのままでいい」
という判断。
正直に言うと、これはおすすめしません。
理由はシンプルで、
レリーズベアリング単体の交換でもミッションの脱着が必要だからです。
つまり…
・今ケチって再使用できる部品は再度組付け
↓
・数万km後に異音発生
↓
・またミッション脱着
結果的に工賃が二重にかかる可能性が高くなります。
■ 交換推奨部品(今回の作業内容)

今回の作業では以下を同時交換しています。
・クラッチディスク
・クラッチカバー
・レリーズベアリング
・レリーズフォーク周辺部品
・パイロットベアリング
・レリーズマスターシリンダー
距離や使用状況にもよりますが、ミッションを降ろす作業=リフレッシュのチャンスです。
■ 作業後のフィーリング
交換後は
・クラッチの切れ、繋がりが明確
・ペダル操作の違和感解消
・異音も消失
ORCクラッチ特有のダイレクト感もありつつ、非常に気持ちの良いフィーリングに仕上がりました。
■ まとめ
ZN6型86においてクラッチ交換を行う際は、
レリーズベアリングは“セット交換が基本”
と考えてください!
特に以下に当てはまる方は要注意です。
・走行距離が5万km以上
・クラッチ操作時に違和感がある
・異音が出始めている
「まだ大丈夫だろう」ではなく、予防整備としての交換が結果的にコストを抑えることにつながります。
■ 最後に
クラッチ交換は決して安い作業ではありません。
だからこそ、一度の作業でしっかりと仕上げることが重要です。
当店では車両の状態や使用用途に応じて、
・最適なクラッチの選定
・同時交換すべき部品の提案
・確実な作業
を心がけています。
86のクラッチやミッション周りで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
「頼んで良かった」と思っていただける作業をお約束します。
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