入庫車両GRヤリスの販売がスタート！

ラリーがコンセプトのトヨタが誇るコンパクトスポーツカーです。

その速さはコンパクトスポーツ界最速という噂もチラホラ聞くほどのポテンシャルを持ったクルマです。

GRヤリスの強みはどこか？

見ていきましょう。

【目次】

・そもそもラリーって？

・GRヤリス最大の武器

・スイフトスポーツとの比較

・入庫したGRヤリスの詳細

そもそもラリーって？

皆さんも1度は聞いたことがあるかもしれないラリージャパンやWRCというワード。

聞いたことはあるけどあまり詳しく知らないという方もきっといるはず。

大丈夫です。ラリーを語らずしてGRヤリスは語れませんので、しっかりお話ししていきます。

まずラリーとは何なのか？

ラリーとはモータースポーツの一種であり、他の車両やドライバーとの速さを競う競技です。

しかし、一般的なモータースポーツとは決定的に違う部分が1つだけあります。

それは、1台ずつの出走で複数の競技区間をそれぞれがタイムアタック、その合計タイムで順位を決定するというラリー特有のルール。

基本的にモータースポーツとは2台以上のクルマが同時に出走し、最も早く規定周回数を走ったクルマが優勝というルールです。

一般的なモータースポーツとラリーではこの部分で大きな違いがあります。

そして、ラリーは主に一般道を使用して行うモータースポーツで、開催国によっては舗装されていない道路を走行することもしばしば。

そんな環境で少しでも速くと速さを追い求めるドライバーとクルマは最高時速200km/hを超えることもあり、また路面の傾斜や凹凸によって50m近くジャンプするなんてこともあります。

時速200km/hで50mジャンプするなんて普通では考えられません。

ラリーとはそんなモータースポーツ競技です。

GRヤリス最大の武器

GRヤリスは先述した通り、ラリーをコンセプトにして開発されたクルマである為、ラリー仕様特有の走りを実現しています。

では一体どんな走りなのか。何と言ってもかなりピーキーな動きをするのが最大の特徴。

ドライバーのちょっとした操作がしっかりクルマの挙動に反映される素直さはさすがレーシングカーをモチーフにしているだけあるでしょう。

それだけの反応の良さと軽快さがあるにも関わらず、挙動がシビアなわけではなくかなりの余裕を持たせた走りを実現。

これはバランス重視のクルマだからこそ実現できる走りで、GRヤリス最大の強みではないでしょうか。

さらに深掘っていくと、コンセプトにしっかりコミットした作りになっていることが分かってきます。

ここまでご紹介してきた素直な反応やピーキーさが最大の強みのGRヤリス。さらにラリーコンセプトならではの特徴も兼ね備えてます。

乗り味を一言で表すならマイルド。一般的なスポーツカーは硬めの乗り味で、コーナリング時にもロールしにくいというクルマが多いですが、GRヤリスに関してはしっかりとロールさせてクルマを安定させるという足回りとなっています。

さらには路面の段差や凹凸も一般的なスポーツカーとは違い跳ねることもなく軽やかな走行を実現。

これはラリーという路面コンディションが刻一刻と変わる環境に対応する為、足回りのストローク量がかなり広く確保してあるからこそ再現できる乗り味で、スポーティーなクルマでここまでマイルドなのは国産ではGRヤリスだけでしょう。

スイフトスポーツとの比較

GRヤリスと並ぶコンパクトスポーツと言えばスズキスイフトスポーツでしょう。

ここではスイフトスポーツとGRヤリスそれぞれのスペックをご紹介

【スイフトスポーツ】

【GRヤリス(RZ)】

クルマのサイズ感以外は全く違う特性を持っているこの2台。共通点と言えば、共にターボエンジンであること、排気量、ホイールベース程度でしょう。

基本的なスペックはGRヤリスに軍配が上がりそう。ただそれは当然な話で、GRヤリスはラリーカーベースで開発をしていますから、街乗り専用設計にはなっていないわけです。

公道走行には十分すぎるスペックが整っていて、文句の付けようがないと言っても過言ではないでしょう。

唯一物足りなさを感じる部分としては、スポーツカーならではの疾走感や刺激的な走行特性は感じにくい部分。

しかしこれは上記でもお話した通り、ラリーをベースに様々な環境変化に対応できる柔軟性と全体のバランスを整えた安定性に重きを置いて開発されたクルマである為、マイルドな乗り味がGRヤリス最大の特徴です。

コンセプトによってここまで違った走行特性を実現できるのは、クルマの楽しさそのものであると言えます。

入庫したGRヤリスの詳細

ここまでGRヤリスの特徴や他車比較を踏まえてお話をしてきました。

最後に今回販売を開始させていただくGRヤリスの詳細をご紹介します。

年式：2021年式

走行距離：約2.8万キロ

排気量：1600cc

支払総額：389万円

GRヤリスの基本スペックや魅力についてはここまでご紹介してきた通りです。

特有の乗り味やコンセプトがありハイスペックながらも非常に扱いやすいクルマに仕上がっています。

こちらのクルマは2021年式と非常に新しいクルマであり、走行距離の3万キロ以下と低走行。

大きくカスタムがされていたりするわけでもなく、クセの付いていない極上車！

既にお問い合わせも入っていて非常に人気であることが伺えます。

ご検討の方はお早めに！