@雑記 スイフトを見ながら黒塗装について考える。

どうも僕です(・ω・)ノ

 

猫は狭いところに入りたがる、とはよく言ったものですがね。

我が家の愛猫しまろさんは、僕のスリッパの中に入りたがります。

いや無理だから。

それでも必死にトライし続けること数年です。かわええ。

 

 

 

 

 

さてさて。

本日は久しぶりの雑記のコーナーでございます。

ゆるくお付き合いください\( ‘ω’)/

 

 

 

最近、33スイフトの新車が2台入ってきたのですが、これが興味深かったのでちょっとお写真を撮ってみたんです。

2台の違いが分かりますでしょうか?

右側の車両はルーフまでブラックの、2トーン車両なんですよ\( ‘ω’)/

 

 

 

いいねぇ2トーン。

ルーフをブラック系にするとそれだけで車高が低く見えるという、嬉しい視覚効果の特典つきです。

 

それではここから細かい話をしていきますよ(`・ω・´)b

 

 

 

ちょっと注目してほしいのが、このブラックカラー(の部分)。

通常は、いわゆる無垢の黒(=ピアノブラック)になります。

エアロを塗り分ける際にバランスを重視するなら、ポイントとしては抑えておきたい場所になります。

 

 

 

ところが2トーン車両になりますと、スズキ純正ブラック(ZMV)になるんです。

黒が占める面積も大きいため、エアロを塗り分けるならZMVでの塗装がベターかもしれませんね。

 

 

 

日差しが良すぎて砂ぼこりのようにも見えてしまいますが、ZMVとはパール系のキラキラした粒子が含まれたブラックとなります。

そう、一口に「黒いクルマ」といっても、世の中には様々なブラック系塗料があるんですよね。

当たり前すぎて、僕はKUHL入社前には違いなど考えたこともありませんでした。

 

 

 

 

KUHLではこれまでにも沢山の車両をカスタマイズしてきましたが、特に一時、塗り分け色を微妙に変えることでオリジナリティにエッセンスを加えるカスタムが多かった時期があったように思います。

 

まず、アナタの目の前に白い車両があったとしましょう。

その車両でKUHLのエアロデモカーを製作する場合、塗り分け色はカラーコード202という、いわゆるアルヴェルを代表するような無垢の真っ黒(=ピアノブラック)で行います。

あるいはマットブラック。二択ですね。

 

ですが、ここからさらにオリジナリティを追求していきますと、黒は黒でも色んな黒が世の中にはあります。

そしてキラキラした黒の中でも、当然色んなキラキラがあるんですよね。

ほんの一例を紹介したいと思います。

 

 

 

86/BRZなど - クリスタルブラックシリカ(D4S)

KUHLでも塗分色に指定されることが多い色の一つがクリスタルブラックシリカ(D4S)です。

その名の通りキラキラの成分にシリカ(石英など)が含まれており、個人的には寒色系のキラキラといったイメージがあります。

シリカと聞くとガラスコーティングを連想される方もいらっしゃるかもしれません。

鋭く、鋭利、クールなイメージを連想させてくれます。

 

 

 

50プリウス/RAV4など - アティチュードブラックマイカ(218)

同じくKUHLで選ばれることの多いアティチュードブラックマイカ(218)。

こちらはマイカ(=雲母)が含まれた、個人的には暖色系のキラキラかなと思っております。

 

…もうお判りですね?

実は車体色の名前の中には、フレークの主成分が潜んでいることがあるのです(`・ω・´)

これが分かると、新車情報が出たときにちょっとイメージしやすく…なる。かもしれません(笑)

 

試しに1問いってみますか?

 

Q. トヨタVOXYのブラッキッシュアゲハガラスフレーク(221)はどんなタイプのキラキラでしょうか?

 

 

ね?

僕はとりあえずすげぇんだろうなってことだけはすぐわかりましたよ。

つまりどういうことか。

そういうことです。(どどん)

 

 

 

ちなみに、「世界で一番黒いクルマ」って知ってますか\( ‘ω’)/

もちろん80ハリアーではありませんよ(笑)

 

2019年にフランクフルトのモーターショーで発表されたBMWのX6という車両なんです。

正確にはX6のワンオフモデル【ベンタブラック】が、世界で初めてベンタブラックという塗料を車両に使用したとのことなんですが…。

これね、気になる人は是非調べてみてください。

 

イメージCGがそのまま動いてんのかってくらい、本当に「世界一黒」ですよ\( ‘ω’)/

 

 

 

 

KUHLJAPAN/906事業部

中條