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2024-12-12
【知らなきゃ損?】自分の愛車を高く手放すタイミングとは!
こんにちは!KUHL前橋駒形の伊東です!
最近、CMや広告で高額査定で車が売れた!などよく見ますよね?
なんでこのような広告が増えているのか、実際に高くなっている要因など、具体的な例などを用いてご紹介します!
今お乗りの車も当てはまるかもしれません!
目次
・なぜ下取りの高額になっているのか
・輸出先で見る車両の売却タイミング
・まとめ
近年下取、中古の相場が上がっているのは皆さんご存じでしょうか?
緑が2021年、黄色が2022年、青が2023年、赤が2024年の中古車相場です
毎年の傾向として3月から10月にかけて価格が上がっていき、11月から年末、年度末にかけて金額が落ちていく1年の波は毎年変わりませんが、年々中古車相場は上がっています。
中古車相場高騰の要因は大きく3つあり
1.新型コロナウイルスの蔓延
2.新車価格の高騰
3.中古車の海外輸出
があげられます。
2020年以降世界的に大流行した新型コロナウイルスの影響です。
感染拡大防止のため、世界的にロックダウンや外出自粛要請が出され、海外への渡航も禁止または規制されました。そのため、高級車や旧車にお金をかける人が急増し、価格が高騰したといわれています。
また、ロックダウンの影響で生産工場の稼働停止し、車の製造や部品供給が滞り、新車製造が大幅に遅れました。新車よりも納期が早い中古車の需要が急増したため、中古車価格の高騰につながっています。
また、ニュースでも度々取り上げられていた半導体の不足も原因のひとつです。車には、多くの半導体が使われています。日頃何気なく行っている音声操作や画面のタッチ操作といった便利なシステムは、半導体のおかげです。
新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークなどによる電子機器や巣ごもりによる家電製品など、半導体を使用しているさまざまな物の需要が急増しました。そのため、半導体の生産が追いつかなくなり、世界的な半導体不足に陥っています。
そして、新型コロナウイルス感染症の影響で感染予防のために公共交通機関を使わず、自家用車を利用する人も増え、車の需要にも及んでいます。
新車は納期が遅れているため、中古車の需要が急増しています。
さらに、いつまで価格高騰が続くのか分からないために、車の買い換えを控える人も増加傾向です。供給よりも需要のほうが多くなりバランスが崩れたことが、中古車の価格高騰につながっています。
新車の小売価格は毎年上昇を続けており、新車価格の平均価格を2010年と比較すると、2024年は軽自動車が1.47倍、小型車が1.82倍、普通車が1.34倍の価格になっています。
これは前述した半導体の不足や世界情勢の変化による原材料費やエネルギー価格の高騰、機能や装備の追加等によるもので、新車購入のハードルが徐々に高くなっていることが分かります。また、輸入車の一部では、為替(円安)の煽りを受けて値上げが行われているケースもあります。
そのため、新車と比べて比較的安価に購入できる中古車の需要が一層高まっています。
また、中古車の需要が高まっているにもかかわらず、新車・中古車の供給量が減少していることも中古車価格高騰の一因となっています。供給量の減少には大きく分けて二つの要因があります。
一つ目は、トヨタ アルファードやトヨタ ランドクルーザーなどの人気車種のモデルチェンジがここ1~2年で相次いで行われましたが、これらの車種の納車が年単位となっていたり、希望者全員が購入できずに抽選での販売となっています。このため、一部の車種では車を購入したいユーザーに対して十分に車が行き渡らない状況となっており、すぐに手に入れることができる新車のコンディションに近い中古車は新車価格以上の価格で取引されるケースも多くなっています。
二つ目は、ダイハツやトヨタなど自動車メーカーの検査不正に伴い、新車の出荷が停止したことで新車供給も一時的に停止しました。新車の供給が滞ると、乗り換えに伴う買取が行われなくなるため、中古車の供給も減少します。この結果、市場全体での在庫が減少し、中古車業販オークション(AA)での競りが激しくなることで流通価格が上昇します。
これらの要因が複合的に影響し、中古車の供給量が減少している状況が続いています。
日本から海外への中古車輸出が増加を続けています。2023年には前年同期比で30%の増加を記録し、特にロシア向けの輸出台数が顕著に増加。輸出台数は昨年過去最高の輸出台数を記録し、今年はそれを上回るペースとなっています。
その大きな要因の一つが、2022年より続くロシア・ウクライナ情勢です。ロシアへの経済制裁により高価格帯の車の輸出は規制されています。さらに欧米や日本などの海外メーカーは相次いでロシア国内での自動車生産の停止や撤退を行っており、ロシア国内では慢性的に新車の供給不足の状況となっています。しかし手頃な価格の中古車は2024年6月時点では経済制裁の輸出規制の対象外となっており、日本の中古車需要が急増しています。
更に2024年に入ってからの為替の変動(円安の進行)により、日本国内の中古車の割安感が高まり、中古車輸出業者が積極的に車を購入するようになりました。中古車業販オークション(AA)での成約平均価格が上昇を続けているのは、国内買取業者と中古車輸出事業者での仕入れ競争が激化したことが要因の一つとなっています。
前項で紹介した輸出に関して、輸出先によって売却するタイミングが変わります。
KUHLでよく販売させていただいている車の最新の輸出状況を見ながら、皆さんのお車も当てはまるタイミングが当てはまるかもしれませんね!
まずは、KUHLでも大人気な30アルヴェルを見ていきましょう!
30アルファードの場合
30ヴェルファイアの場合
表の縦は対象の車両でよく輸出される国をピックアップしています。
表の横は経過年月を表します。
また、黄色の帯は製造年で何年落ちとも言われます。
青は登録年で、製造年が2023年1月であっても未登録在庫車を購入し初度登録が2023年6月であれば、この青い帯に該当します。
緑は経過月数です。黄色の製造年をより細かく判別する国もあります。
30アルファードとヴェルファイアは共通してマレーシア、ケニア、スリナム(南アメリカ北東部に位置する国)に輸出されてますね!
ヴェルファイアのみジャマイカへの輸出ルートもあるようです!
特殊な国としてはマレーシアがあります。
マレーシアは12ヶ月から59ヶ月経過したお車が輸出の対象ですが、0ヶ月から11ヶ月までは輸出の対象じゃないのも面白いポイントですね!
登録されてから5年経たない令和2から令和4年のアルヴェルを乗っている方はチャンスですね!
スリナムは前期から対象になりますので、型落ち等気にすることなく高値が付きやすいですね!
続いて
80ハリアーの場合
80ハリアーの場合は、前述のアルヴェルと同様、マレーシア・ジャマイカ・ケニア・スリナムでも人気車種なようです!
キプロス・バングラデシュは80ハリアーの需要が高く、製造されてから4から5年経過のお車までが下取りは狙い目ですね!
続きまして
90ヴォクシー
90ノア
90ヴォクシー・ノアです!
この車はまだ出て間もないですが、マレーシアへの輸出が強いですね!
マレーシアはトヨタ車の需要がとても高く幅広い車種が求められていますね!
続いて
80ヴォクシー
80ノア
80ヴォクシー・ノアは聞き馴染みのない国が多くありますね!
様々な国で評価され需要が高いので、今80ヴォクシー・ノアお乗りの方は乗換のチャンスです!
今回は、中古車価格の高騰と現況、おクルマを高く売る方法について解説しました。中古車価格は社会情勢や需給バランスに左右されやすいものですが、最適な判断に役立てていただければ幸いです。
現在もロシア・ ウクライナ情勢による中古車の海外輸出の活発化、および円安の進行により、中古車需要が高い状況が今後も続くことが予想されます。更に前述したとおり、半導体不足も続いています。
これらの影響により、中古車オークションの成約単価は上昇し続けていくと思われます!
2023年4月と比較して、2024年5月の平均成約単価は1.36倍まで上がっており、円安が続く限りこの状況も続くと考えられます。
更に、世界的に需要が大きくグローバルに展開されている車種は、国内での販売に割り当てられる台数が少なく、結果として中古車相場の高騰を招いています。
トヨタ ランドクルーザーやスズキ ジムニー、日産 フェアレディZなどの車種がその例として挙げられ、国内では納車が数年待ちや、受注停止になっているものもあります。
こうした状態が長期化するほど、中古車相場も高値を維持すると考えられますが、需給バランスの変化によって価格が乱高下するリスクも認識しておく必要があります。
また、今乗っている車の価格がいくらか気になるなど査定のご希望ございましたら、お気軽にご連絡ください!
来店いただき、直接お車を見て査定させていただくほか、LINEやメールなどでのオンラインの査定なども行っております!
では!
KUHL前橋駒形 伊東
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