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2021年11月2日

DIYで車の塗装がしたい!パーツ別の塗装工程や注意点を解説!

2021.11.02

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この記事ではDIYで車に塗装を施したい方に向けて、必要な道具や塗装工程、注意点などを交えて解説しています。また、業者に塗装を依頼した場合の費用や仕上がりの違いも比較していますので、これから塗装へ挑戦したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

DIYで車を塗装!刷毛や缶スプレー、ローラーでできる?

DIYで車を塗装する際に使用する道具は、缶スプレーと刷毛(はけ)/ローラーが一般的です。それぞれの使い方や仕上がりの違いを解説します。

缶スプレー


缶スプレーは霧状の細かい粒子が均一に散布されるため、ツヤのあるボディに仕上がります。スプレーを吹きかける面が平らであれば失敗もしにくく、塗装面を滑らかに整えられるでしょう。

缶スプレーは手軽に扱えて一度に広範囲へ塗装できますが、調色できない欠点があります。調色とは塗料同士を混ぜ合わせ、さまざまなボディカラーに対応させることです。車のボディは保管状態などにより、同一車種でも色合いが微妙に異なりますので、調色できない点はデメリットと言えそうです。

特に経年劣化が激しい車両は缶スプレーとの色合いに差が起こりやすく、スプレーガンの使用や専門業者へ依頼するのが望ましいです。

刷毛(はけ)/ローラー


刷毛/ローラーを使用すると塗装面が凸凹するため、ツヤのないマットな仕上がりになります。マット塗装は車の純正色で採用されるケースも増えていて、重厚感やクラシカルな雰囲気に仕上げたい方に最適です。

刷毛はドアミラーやドアノブに、ローラーはボディ全体へと使い分けますが、近年のマット塗装の人気を受け、セット商品でも販売されています。刷毛/ローラーともに塗装作業には時間を要し、安価な商品は毛が抜けやすい弱点があります。

毛先の長い商品は模様のムラが目立ってしまうため、うまく使い分けるのもポイントの一つです。

車はどこで塗装する?必要な道具や準備するものをご紹介

車の塗装は風の影響がない、ガレージや屋内塗装ブースが望ましいです。屋外では風に煽られてスプレー缶の霧が飛び散ったり、ゴミや埃が塗装面に付着したりと仕上がりに悪影響が出てしまいます。

場所が確保できず屋外で塗装を行う場合は。あらかじめ周囲に水を撒くことで少しでも砂ぼこりが舞い上がるのを防げますので、ぜひお試しください。

塗装に必要な道具は以下の通りです。

①マスキングテープ


マスキングテープは塗料の付着を防ぎたい部分を、養生するために使用します。幅広タイプや曲面に対応している商品など種類が豊富ですので、買い揃えると養生が楽になります。

②シリコンオフ

シリコンオフは塗装面の油分や汚れを取り除くためのスプレーです。油分が塗装面に残っていると塗料が弾かれ仕上がりに悪影響が出ますので、脱脂は念入りに行ってください。

③耐水サンドペーパー(600番〜2000番)

水に濡らした状態で使用できる紙ヤスリで、番手の数字が小さいほど目が荒くなります。ボディの足付けから塗装面を滑らかにするなど、様々なシーンで使用します。

④プラサフ(プライマー・サフェイサー)

プラサフは塗装面の凸凹を埋め、塗料をしっかり密着させるためのスプレーです。また、ボディカラーの発色を助ける働きも併せ持っています。

⑤ボカシ剤

塗料のざらつきを無くし、古い塗装面と新しい塗装面の境界線を馴染ませる効果があります。

⑥クリアースプレー

クリアスプレーを吹き付けると、塗装面に透明で光沢感のある塗膜を形成します。クリアスプレーはボディに光沢感を与えるだけではなく、キズや汚れからボディを守るコーティングの役割も併せ持っています。

缶スプレーで車を自分好みに!塗装の工程を解説

ここでは缶スプレーを用いての車の塗装工程を、ステップ毎に紹介します。

1.丁寧に洗車し、足付けを行う

丁寧に洗車してボディ表面の汚れを落としたら、プラサフの密着度を高めるため600番の耐水ペーパーで、ボディ表面に曇りが現れるまでやさしく研磨します。

研磨カスを洗い流し、シリコンオフで念入りに脱脂してください。

2.塗装しない箇所をマスキングテープで養生する

塗料はわずかな隙間から侵入しますので曲面やキワの部分は、特に慎重にマスキングテープで養生しましょう。

3.プラサフを塗布した後、研磨で整える

下地が見えなくなるまでプラサフを数回重ね塗りし、乾燥させます。塗布後はスプレーダストが発生しますので1,000番の耐水ペーパーで研磨し、塗装面を滑らかに仕上げます。

4.カラースプレーを塗布

カラースプレーはよく振ってから一定の距離と速度を心がけ、横一直線に薄く吹き付けます。一度に厚塗りすると液だれしますので4、5回に分けて慎重に重ね塗りを行ってください。

5.クリアスプレーで光沢感を出す

カラースプレーを塗布した3〜5分後に、クリアスプレーを4、5回ほど薄く重ね塗りします。塗装した箇所より広い範囲にクリアスプレーを吹き付けると、仕上がりが綺麗になります。

6.仕上げにボカシ剤を塗布する

塗装面が完全に乾いたら、スプレーダストを無くすため仕上げのボカシ剤を塗布してください。

DIYで車の塗装をする際のメリットとデメリットを押さえましょう!

車の塗装をDIYするメリットは費用を抑えつつ、新車時の色合いに戻せたり自分好みのボディカラーに変更できたりする点でしょう。その一方で、失敗する可能性が高いことがデメリットとも言えます。

車の塗装が失敗した状態で業者に修復を依頼すると「修復」と「再塗装」の費用が発生し、料金が割高になりますので注意してください。

DIYで車の塗装をした際の失敗例とその対策・対処法…潔く業者に頼むのもアリ!

車の塗装で起こりがちな失敗例3つと対策方法を紹介します。また、業者はコンプレッサーとガンスプレー(エアブラシ)と呼ばれる、専門道具を使って塗装を行います。綺麗な仕上がりを求める方は、迷わず業者に塗装を依頼してください。

①ゆず肌

ゆず肌とは柑橘類の皮のように、塗装面が波打った凸凹状態を指します。凸凹の影響でボディにツヤが現れず、原因として考えられるのは缶スプレーの圧力不足です。

塗装前にスプレー缶を40℃くらいのお湯で温めると、内部が膨張し圧力が高まりますので試してみてください。

②塗装面に突起物が発生する

塗装の際にゴミやほこり、虫などが付着してしまうのが原因です。屋内や風の吹かない晴れた日に塗装を行ってください。

③色ムラが発生する

色ムラが発生しないためにはスプレー缶の動きを一定に保つ必要があります。スプレー缶は車体から15〜25cmほど離し、1秒間で30cmの距離を動かすことを心がけてください。

業者が使用するガンスプレーは常に安定した圧力で、塗料が非常に細かな霧状となって噴出されます。凸凹や塗りムラ、液だれも発生しにくく、車両それぞれの状態に合わせてボディカラーの調色ができるのが強みです。

調色は知識や経験が大切になりますし、缶スプレーでは実現不可能です。仕上がりのクオリティを求める方は、ぜひ業者へ塗装の依頼をお願いしてください。

業者と比較!DIYで車の塗装をした場合の費用とは

「車一台」をDIYで塗装する場合にかかる費用は、およそ6万円です。上記で解説した「塗装に必要な道具」に加え、スプレー缶は30〜40本、ボカシ剤やクリアスプレーは10本ほど必要になるでしょう。スプレー缶・ボカシ剤・クリアスプレーは1本1,000円ほどで購入可能です。

業者に車一台の塗装を依頼すると30万円ほどの費用がかかります。自分だけのオリジナルカラーも製作できますし、業者によってはスーパーカーやハイパーカーで採用されているカラーの調色にも対応してくれます。

費用面だけをみると両者に大きな差がありますが、DIYは失敗するリスクも考慮しつつ塗装にチャレンジしたいという方におすすめです。業者への依頼は費用がかかりますがオリジナルカラーを製作できるうえ、仕上がりの美しさにも満足できるでしょう。

DIYをすると査定金額に差が出るって本当?

基本的にDIYを含め、塗装を施した純正状態ではない車両の査定金額は、下がる傾向にあります。その理由は買取した車両が経年により、色褪せや塗装剥がれなどが起こる可能性があるためです。

査定会社にもよりますが「全塗装車」の場合、30万円〜50万円のマイナス査定がつく場合もあります。奇抜だったり不人気だったりするボディカラーは、さらにマイナス査定になる可能性も否めません。

しかし、エアロパーツなどカスタムされている車両に関しては、プラス査定になる可能性があります。「カスタム車両取扱い店」ではスーパーカーのような珍しいボディカラーなどがプラス査定で買い取られた例もありますので、売却の際は検討してみることをおすすめします。

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