2007年の誕生以来、GT-Rは世界中から注目を集め、スポーツカー愛好家はもちろん、プロのレースシーンでも圧倒的な存在感を示しています。日本が誇る最高のスポーツカーのひとつです。
多くの車ファンが「一生に一度はGT-Rに乗ってみたい」「自宅ガレージに納めたい」と熱い想いを抱いています。
KUHLでは、良質な中古GT-Rをベースに、エアロパーツやマフラーなどのカスタムパーツを組み込んだコンプリートカーを、多くのオーナー様に提供しています。また販売だけでなくメンテナンスやカスタムにも力を入れており、オーナーがいつまでも快適にGT-Rに乗れるようサポートしています。
KUHLの代表である片岡孝裕も、自身の愛車としてGT-Rを乗り継いでおり、その特性を深く理解しています。無類のGT-Rファンとして、自社のYouTubeチャンネルで多くのGT-R関連動画を公開しており、これを見た方が遠方から訪れて購入することも少なくありません。
ここでは、GT-Rの購入を検討している方や興味を持っている方に向けて、カスタムメーカーならではの視点から、その魅力や各モデルの違い、メンテナンス方法、そしてお得な購入方法などをご紹介していきます。
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KUHL代表の片岡はGT-Rの大ファン。こだわりの強さのあまりGT-Rのエアロパーツは群を抜くラインアップに!
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KUHLのオフ会では、代表自ら運転するGT-Rのドリフト同乗体験が大人気。一風変わった面白いことにチャレンジしています。
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KUHL公式の GT-Rオーナーズクラブを結成。さまざまなイベントや交流を企画しています。
まずは最新型(MY2024-2025)からチェックしていきましょう。大きなデザイン変更が施された2024年モデル
がこれまでのモデルと大きく変化したところを比較して見ていきましょう。
2017年以降は、少変更に留めた年次改良を行なってきましたが、2024年モデルで大胆なフェイスチェンジを行いました。フロントバンパーではこれまで大きく開かれたグリル開口部が上下に2分割され、かつてのR34型を彷彿とさせるデザインに。
より現代的な佇まいにアップデートされた2024年モデル。空力特性と走りの質の向上が図られた。
リア周りでは大型化されたリアウイングが目を惹きますが、全体的には過度な装飾を抑えたモダンかつクリーンな佇まいに仕上がっています。下回りのブラックアウトされたディフューザー部分は上方に拡大され軽快かつスポーティな印象になりました。
クルマを下に押し付ける力ダウンフォースを向上。より安定感のある走りを実現。
そのほかシート形状の変更やサスペンションのセッティング、電子制御式ショックアブソーバーを含めた足回りのチューニングが施され、走りの質を高めています。
細部に至るまで弛むことなく進化と熟成を重ねてきたGT-Rだからこそ、ファンの心を掴んで離しません。
「誰でも、どこでも、どんな時でも」を合言葉にデビューした35GT-Rは777万円〜という驚きの価格で登場しました。
しかし、2025年モデルの新車価格がベースグレードのピュアエディションで14,443,000円〜。改良を重ね別物と言っていいぐらいに進化しているGT-Rですが、残念なことにもはや誰でも買えるような車とは言えない存在になってしまいました。
しかも近年では生産台数の都合上オーダー受付も極めて限られており(2025年モデルは1500台と発表)、新車での購入は大変厳しい状況となります。
つまり今新たにGT-Rを購入するなら、必然的に中古車での購入が現実的になります。
フェラーリやポルシェとは異なりスーパースポーツカーとしてはタマ数が豊富で、かつ年式によるキャラクターの違いも楽しめるため、予算やお好みに合わせてさまざま選択肢があります。
ただし気をつけておきたいのが、2025年モデルが35型の最終モデルになるという見方がされているため、その影響で35GT-Rの全体の中古車相場が高騰しつつあるという状況です。
もともと35GT-Rは欧州での新しい騒音規制や安全基準などの問題で、2022年をもって販売が終了される噂もあったため、2022年にはわずか半年の間に中古車の平均価格が500万円以上も膨れ上がり、デビュー当時の新車価格を上回る価格で取引されていました。
その後、大幅改良とともに国内の騒音規制をクリアした2024年モデルが発表されたため、相場は一旦は落ち着きを見せましたが、2025年モデル発表の後はまたグッと価格が上がってきています。
こうしたプレミアムスポーツカーは、チャンスを逃すともう本当に手が届かない存在になってしまいます。
35GT-Rに思い入れがある方なら、1日でも早く動くことをおすすめします。
KUHLでは累計500台に及ぶ35GT-Rの中古車を販売。市場動向を注視しています。
35GT-Rは決して他車と比べて故障やトラブルが多いクルマではありませんが、初期型や中期型など経年した車両を安心してお乗りいただくためには事前のメンテナンスがおすすめです。
国産スポーツ最高峰を味わい尽くすためにも事前の対策や定期的なメンテナンスは不可欠です。
エンジン本体の後方にあるフライホイールハウジング内の支持ベアリングが前後方向にガタついてしまうという不具合があります。
そのままでも走行できますが、酷くなるとエンジン本体のクランクシャフト支持部やトランスミッション側にも影響を及ぼす可能性があるため対策が必要です。
年次改良を行っているので、年式が新しくなるほど、不具合は出にくくなっているが、2008年~2010年までの走行距離が多めのモデルは不具合が出る可能性が高いです。
修理は、2015年以降の対策済みハウジングへのASSY交換がベスト。費用は部品代と工賃で総額200,000円〜程度となります。
フライホイールハウジングのベアリングのガタつきは初・中期モデルの主なトラブル。
初期型・中期型の年式の古いGT-Rの中には、ダッシュボードのベタつきや亀裂の症状が出ている個体も少なくありません。日光による車内温度の上昇や紫外線の影響による樹脂や被膜の劣化が原因です。解決方法としては、症状が少ない場合は再塗装、劣化がひどい場合はダッシュボードの交換となります。
こうした修繕費用も見込んだ上で、中古車価格が妥当なのかどうかを見極める必要がります。
フライホイールハウジングのベアリングのガタつきは初・中期モデルの主なトラブル。
センターパネルのサイド部分に亀裂が入った状態。症状が進むと開いてきます。
画像のような警告灯とエラーメッセージが表示された場合、ABSユニットのASSY交換が必要になります。通常だと部品代とブレーキフルード交換とユニット交換工賃で計230,000円ほどの修理費用となり、こちらも初期型に多いトラブルとなります。
修理部品には、オーバーホールを施した中古パーツのリビルト品を使用することで価格を抑えることができます。KUHLでは、GT-Rを長く快適にお乗りいただくためのランニングコストを抑える提案として、こうしたリビルト品の活用を推奨しています。
ABSにトラブルが発生するとワーニングランプがいくつか同時点灯しエラーメッセージが出現。
リビルト品を活用し修理費用を抑えることは、年式の古い車との上手な付き合い方のひとつ。
マグネットセンサーに鉄粉が付着することでシフトアクチュエーターが固着し、ギアが入らなくなる症状。
ソレノイドバルブの分解・洗浄を行い、鉄粉を除去する必要があります。油圧ソレノイドとシフトフォークが咬み込む部分の摩耗が激しくなるとシフトセンサー用の磁石が埋め込まれている部分がセンサー側の検知部分とズレてエラーとなり、シフト操作ができなくなります。
対策としては咬み込み部分を保護するためのスチール製クリップを装着します。KUHLでは車両販売時に、ソレノイドバルブの洗浄と対策キャップの組込メニューを推奨しています。Moty,sのミッションオイル10L 、クラッチ調整も含めて、120,000円〜(税込)にて作業を行っています。
リビルト品を活用し修理費用を抑えることは、年式の古い車との上手な付き合い方のひとつ。
2013年モデル以前のR35GT-Rに、13年モデルのミッションデータをインストールすることでクラッチのつながり方がスムーズになり、普通に走っている時からその違いを体感できます。
また、低速の旋回時におけるギクシャク感も改善され、車庫入れやUターンなどでもガクガクした動きがなくなります。非常におススメのメニューです。
お値打ちに走りの違いを実感できるおすすめのメニューです。
KUHLでは、GT-R を快適に長く安心してお乗りいただくためのメンテナンスメニューを提案しています。
国産スポーツ最高峰を味わい尽くすためにも事前の対策や定期的なメンテナンスは不可欠です。
純正ビルシュタインダンパーをそのまま使用し、車高調整用のシートを装着するキット。本来はへたりが出たスプリングの調整のために開発されたシートですが、20mm程度の車高ダウンを実現できるため、手軽に適度なローダウンスタイルを手にすることできます。純正ダンパー調整スイッチがそのまま使用できるため汎用性が高いです。
お値打ちに走りの違いを実感できるおすすめのメニューです。
安価でローダウンスタイリングを実現。
サスペンションのアッパーマウント部に車高を上下させる“カップ”と呼ばれるユニットを装着。空気の力で車高を上げるが、一般的な“エアサスペンション”とは異なる。 空気を入れなければカップ部はリジッド状態で、緊急時のみ空気の力で車高を上げるため、サスペンション本来の性能を損なうことがありません。
サーキット走行などのハード走行も可能であるが、エアサスほど車高を落とせない事が注意点となります。
KUHL片岡のマイカーGT-Rには、BLITZ車高調整とロベルタカップの組み合わせをインストール!
燃料マップや点火マップ、バルブタイミングやブースト圧の変更など各種ECUチューニングを施すことで初期型・中期型なら550〜570PS、2017年以降の後期型なら610〜640PSまで最大出力をアップさせることができます。
ECUデータインストールで、走りを劇的に改善。
KUHLでは、お客様の乗り方に合わせた最適なGT-R専用メンテナンスメニューをご用意しています。
【KUHLのメンテナンスメニュー】
GT-R12ヶ月点検 | 25,000円〜 | アライメント込/40,000円〜 |
エンジンオイル交換 | Moty’s/25,000円〜 | Wako’s/15,000円〜 |
ミッションオイル交換 | 10L/68,000円〜 | - |
フロントデフオイル交換 | 0.7L/10,000円〜 | 車両購入時/8,000円〜 |
リアデフオイル交換 | 1.6L/15,000円〜 | 車両購入時/12,000円〜 |
ソレノイドバルブ洗浄プラン | 120,000円〜 | 車両購入時/110,000円〜 |
2013ミッションデータ書換 | 80,000円〜 | ECU書換同時/60,000円〜 |
タイヤ空気圧センサー4個新品交換・セッティング |
50,000円〜 | アルミ購入時/40,000円〜 |
DIXELブレーキローター交換(純正ベル使用) |
フロント/100,000円〜 | リア/95,000円〜 |
DIXELブレーキパッド | フロント/40,000円〜 | リア/30,000円〜 |
快適な走りを楽しむための主要なメンテナンスをパッケージ化したサービスを用意しています。こうしたパッケージプランを活用することでランニングコストを抑えつつ、常に良好なコンディションを保つことができます。
パッケージプラン | プラン内容 | 価格 |
GT-R専用 プロメンテパッケージ(3年) |
12ヶ月点検(3回)・4輪アライメント調整(3回)・WAKO,sエンジンオイル交換(3回)・
MTオイル交換&ソレノイドバルブ洗浄(1回)
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180,000円〜
135,000円もお得
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GT-R専用 メンテパッケージ(3年) |
12ヶ月点検(3回)・ WAKO,sエンジンオイル交換(3回)
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80,000円〜
40,000円もお得
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GT-R専用 プロメンテパッケージ(2年) |
12ヶ月点検(2回)・4輪アライメント調整(2回)・WAKO,sエンジンオイル交換(2回)・
MTオイル交換&ソレノイドバルブ洗浄(1回)
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130,000円〜
120,000円もお得
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GT-R専用 メンテパッケージ(2年) |
12ヶ月点検(2回)・ WAKO,sエンジンオイル交換(2回)
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50,000円〜
30,000円もお得
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KUHLでおすすめしているのは、2014年から2015年モデルの中期型です。このモデルは、以前のピュアスポーツ的な側面よりもラグジュアリー性を重視しており、誰でも扱いやすい走りを実現しているため、初めてのスポーツカーとしても安心してお乗りいただけます。
また、ヘッドライトとテールライトのデザインが変更されている点も大きな魅力です。初期モデルで採用されているディスチャージランプは経年劣化で黄ばみが発生しやすく、磨いても再発することが多いため、ユニットを交換するオーナーが少なくありません。この「イナズマライト」はパーツ代だけでも数十万円と非常に高価です。したがって、初期装備されている2014年以降の中期型はコストパフォーマンスに優れています。
さらに、フライホイールハウジング内のベアリングのがたつきも対策部品に変更されているため、走行面や安全面でも安心です。
一方、初期モデルでも状態の良い個体であれば、適切なトラブル対策とメンテナンスを行うことで、リーズナブルにGT-Rを楽しむことができます。
KUHLでは、YouTubeの動画企画で実際に初期モデルを購入し、メンテナンスやカスタムの様子を配信していますので、ぜひチェックしてみてください。
LEDヘッドライトを装備した中期型は、スポーツカーファンのみならず万人におすすめできるモデル。
KUHLは東京オートサロンや大阪オートメッセで数々の受賞実績を誇るエアロメーカー。2024年、2015年にはGT-Rで最優秀賞を受賞。
新車はそもそも入手困難ですが、「やっぱり最新モデルの外観がいい!」、あるいは初期型の購入を考えてるけど、「デザインは2017年モデルの顔が好き!」という方はたくさんいらっしゃると思います。
そういう時こそ、エアロカスタムの出番です。KUHLでは、GT-R用のエアロを幅広くラインアップ。純正を活かしたシンプルなものからオリジナリティを高めたフルバンパータイプまで、お好みに合ったスタイルを選べるようになっています。
2024年モデルをモチーフとしながら、KUHL独自のエッセンスを詰め込んだのが攻めのスタイルのエアロキット。スポーティかつエレガントに仕立てあげられたトレンド感のあるスタイリングを実現します。2024年モデルの純正デイライトを換装することで初期モデルにも装着できるため、価格を抑えながらも最新のスタイリングを手にすることができます。
大阪オートメッセ2024のドレスアップ&チューニングカーコンテストでは1位グランプリを獲得!
大阪オートメッセの詳細はこちら
35R-2024EDITION WIDE BODY
大型エアインテークがハイパフォーマンスモデルらしさを際立たせている2018年モデルをモチーフとした「Ver5 35R-FINAL EDITION」。純正パーツのVモーショングリルを換装することで、初期モデルにも装着できるエアロキットです。純正バンパーよりもエッジラインを強調したスポーティなスタイリングで、多くのKUHLユーザーに支持されている大変人気な商品です。
Ver5 35R-FINAL EDITIONボディキット
初中期型のフロントバンパーに装着する薄型ディフューザータイプのボディキット。厚さわずか10mmながらワイド&ロー感を強調したスポーティな佇まいに変化させます。純正スタイルを生かしながら、さりげなく自分だけの個性をプラスできる大人のスタイリングです。
以上のことから、プロの目で見極めた状態の良質な中古車両にエアロカスタムを施したコンプリートカーがおすすめです。
車両購入とカスタムを同時に行うことで、パーツ代や工賃などのカスタム費用を車両購入のオートローンに一括で組み込むことができるため、計画的なお支払いが可能です。
またKUHLでは店頭販売車以外にもお客様のご予算やご要望に応じて、オートオークションからの仕入れも対応しているため、一切の妥協のない一台を探すことができます。
人生は一度きり!夢を叶えてGT-Rライフを一緒に楽しみませんか。