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KUHL 栃木
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2025-7-17
ジムニーシエラがターボ化!?
みなさんこんにちは!
今回はジムニーシエラにTRUSTさんのターボキットを装着しました!
ジムニーシエラ「TRUST」ボルトオンターボキット装着!推奨オプションパーツ含めて89万円税込(工賃込)にて取付作業を行います。
↑こちらはターボキット装着後のエンジンルームとなります。
それでは装着前のターボキットからご紹介していきます。
↑こちらが「TRUST」ボルトオンターボキットに含まれているパーツ一式となります。
*レーシングプラグ×4が映っていますが、こちらは別オプションとなります。
その他のパーツとして、「インタークーラー」「パイピング」もキットに含まれます。
アクチュエーター式タービンと、エキマニ、エアクリーナーは、このような構成となっています。
そして今回は、メタルキャタライザー付きフロントパイプも装着します。
このメタルキャタライザーを装着しないと、車検非適合となりますので必須のアイテムとさせて頂きます。
ここでターボの仕組みについて解説しておきます。分かりやすく解説するために空気の流れをたどります。
【ターボエンジンの仕組み・空気の流れで解説】
<NAエンジンの場合>
エアクリーナーから吸気 → スロットルボディ・インマニ → エンジン内で圧縮空気+燃料+点火=爆発 → エキマニから排気 → マフラーから排気
<ターボエンジンの場合>
エアクリーナーから吸気 → コンプレッサーハウジング → インタークーラー → スロットルボディ・インマニ → エンジン内で圧縮空気+燃料+点火=爆発 → エキマニから排気 → タービンハウジング → マフラーから排気
このように、ターボエンジンの場合、タービン・インタークーラーがプラスされています。
↑こちらがタービン装着後のレイアウトとなります。
ターボのポイントは、排気ガスがエキマニを通して「タービンハウジング」に入ることで、排気ガスの力で「タービンホイール(羽)」が回転します。
そしてこのタービンホイール(羽)が、コンプレッサー側のホイール(羽)と、同軸で回転する事により、排気ガスの圧力が高ければ高いほど、コンプレッサーホイールの回転力がアップし、より一層、たくさんの空気を取り込むことが可能となるわけです。
今回のターボキットは、MT車の場合はなんと40馬力以上のパワーアップ、トルクも6㌔以上のアップが見込めますので、メーカーさんのこだわりを感じさせるタービンチョイスとなっています。
そしてタービンキット以外に必要となるアイテムも紹介させていただきます。
今回は全て「TRUST」さんのパーツです。
①オイルクーラー
右下の青いパーツが「TRUSTオイルクーラー」となります。
ちなみにグリル部分に装着されているのは「インタークーラー」となります。
*「インタークーラー」は吸入空気を冷却するためのパーツとなります。吸気温度が高すぎると、エンジンの燃焼に悪影響を及ぼしますので、安定した燃焼を実現するために吸気の冷却が必要となりますので、ターボ化では必須アイテムとなります。
オイルクーラーは、その名前のとおりエンジンオイルのクーリングに効果があります。
ターボ化することで、エンジンへの負担がアップし、油温の上昇も起こりますので、オイルクーラーによる冷却化は、エンジンを労わる意味でも、KUHLでは必須のアイテムとさせて頂いています。
②ブローオフバルブ・アルミ製ウォッシャータンク
そして「ブローオフバルブ」「ウォッシャータンク」も追加したいアイテムです。
ブローオフバルブは、スロットルを急に閉じた時(アクセルオフ時)に、行き場の無くなった吸気を逃がすバイパスの役割を果たします。
そして上の写真はタービン装着前の状態となりますが、ここに本来はプラスチックの大きなウォッシャータンクが備わっています。
タービンを装着することでスペースの関係上、純正ウォッシャータンクは装着不可となるため、この専用ウォッシャータンクを装着しました。
アルミ製のためチューニング感が強く出せるので、こちらも是非おススメしたいアイテムとなります。
③オイルパン(オイルリターンパイプ付)
こちらの写真は、取り外した純正パーツとなります。
エアクリーナーボックス、ウォッシャータンク、エキマニなどと一緒に純正のオイルパンがあります。
なぜ、オイルパンの変更が必要かと言いますと、ターボの冷却などにオイルを使用することになります。
そこでオイルパンにリターンパイプを繋げることで、タービンまでオイルを回してしまうというわけです。
このリターンパイプの取付は純正オイルパンに加工して装着することも出来るのですが、「TRUST」さんからリターンパイプ付オイルパンを購入することが出来ます。
価格は¥35,200(税込)となりますが、加工の手間やリスクを考えると、オイルパンごと購入することをおススメしています。
➃エンジンECU書き換え・レーシングプラグ交換
そしてターボ化については、エンジンECUの書き換えが必須となります。
ECU書き換えは「TRUST」さんにエンジンECUを送れば、書き換えして返送されてきますので、このあたりも安心なポイントだと思います。
また効率の良い安定した燃焼を実現するために、熱価8番相当のレーシングプラグへの変更もおススメしたいポイントとなります。
⑤その他おススメパーツ
「追加メーター」 → ブースト圧・油温・油圧・水温を追加メーターにより管理することがおススメです。
「大容量ラジエター」 → 純正ラジエターでは水温の上昇傾向が見られます。大容量のラジエターに交換しておくことで、安心した走行が可能となるかと思います。
以上がジムニーシエラ「TRUST」ボルトオンターボキットの詳細となります。
*気になる「ノマド」用に関しましては、ただ今「TRUST」さんで開発中となります。タービンはすでに装着完了していますが、この後エンジンセッティング、キャタライザーの認可申請が行われてからのリリースとなるかと思いますので、発売までもうしばらくお待ちください。
それではこのターボキット装着に対する価格を発表させて頂きたいと思います。
【シエラTRUSTボルトンターボキットパーツ明細&価格(全て税込)】MT・ATどちらも対応可能
①TRUSTボルトオンタービンキット → ¥544,500
②エンジンECU書き換え → ¥151,800
③アルミ製ウォッシャータンク → ¥27,500
➃ブローオフバルブ → ¥59,400
⑤オイルパン(リターンパイプ付) → ¥35,200
⑥オイルクーラー → ¥61,600
⑦レーシングプラグ → ¥2,420×4個
⑧上記組付工賃総額 → ¥176,000
:合計金額 ¥1,065,800
そしてこの度、先着10名様限定・特別価格として・・・¥890,000税込・・・にて取付作業を行わせて頂く事となりました!
取付作業は、全国のKUHL店舗で作業受付させて頂きますので、最寄りのKUHL店舗までお気軽にお問い合わせ下さい。
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