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2018-9-7

【スバル・WRX S4】追加設定された最上級グレード『STI Sport』の詳細解説

タグ: WRXスバル

全国のWRX好きに朗報です。WRXといえば「S4」と「STI」の2台体制で展開されていますが、「WRX STI」は走りのモデルとして君臨しています。もちろん「WRX S4」の走りも高次元のものとされていますが、WRX STIは6速マニュアルしかラインアップしていないなど、ある意味乗り手を選ぶ仕様となっています。S4にしたいけどSTI仕様も捨てがたい、そんな人は多いのではないでしょうか?2016年から2017年の一時期に期間限定モデルとして「WRX S4 tS」を販売していましたが、それ以来S4にはSTI仕様のラインアップはされていません。そこで今回の朗報です。9月3日にスバルから『WRX S4 STI Sport』が発表されたんですね。S4でSTIってますます意味がわからなくなりそうですが、どんな仕様なのかチェックしてみましょう。

『STI Sport』はスバルが新たに展開する特別な1台


スバル好きならご存知かもしれませんが、じつは「STI Sport」の名前が使われるのは今回がはじめてではありません。すでにレヴォーグとBRZにもSTI Sportが設定されており、どちらも最上級グレードとして設定されています。コンセプトは「上質な乗り味」と「上質な内外装」としており、STIとはまた違った輸入車テイストのスポーツ性がウリのようです。詳しくはスバルのサイト内に「STI Sport」専用のページがあるのでそちらをご覧ください。
STI Sport ブランドサイト
https://www.subaru.jp/stisport/

STIのチューニングと専用の内外装を装備



【WRX S4 STI Sportの主要装備】
■ 足回り/メカニズム
・ 245/40R18タイヤ&18インチ×8 1/2Jアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)
・ STIチューニングビルシュタイン製ダンパー&コイルスプリング(フロント:DampMatic®Ⅱ、倒立式)
・ 高剛性クランプスティフナー(左右)付電動パワーステアリング
■ エクステリア
・ WRX S4 STI Sportフロントグリル(ダークメタル塗装)
・ STIエンブレム付サイドガーニッシュ(ブラックカラード)
・ STIエンブレム(フロント&リヤ)
・ ブラックカラードドアミラー
・ トランクリップスポイラー(ブラックカラード)
・ シャークフィンアンテナ(ブラックカラード)
■ インテリア
・ 本革巻ステアリングホイール(レッドステッチ+高触感革+STIロゴ入りハイグロスブラックベゼル)
・ 本革巻シフトレバー(レッドステッチ+高触感革+ハイグロスブラック加飾パネル)
・ RECAROフロントシート(ブラック/ボルドー、レッドステッチ+STIロゴ入り)
・ STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート(フロント)
・ フェルト巻フロント&リヤ大型ドアポケット(ボトルホルダー付)
■ 価格
・409万3200円(消費税込み)
そもそもWRX S4はWRX STIに負けず劣らずのメカニズムをもっているので、STI Sportにパワーアップ関連のチューニングは施されていません。基本的に足まわりをメインとして、専用のホイールと専用のサスペンション、ステアリングボックスの取り付け剛性を高めるクランプスティフナーを装備することによって、「段差や荒れた路面を走行する際のショックや車体の上下動を抑えたしなやかな乗り心地と、ドライバーの思い通りにクルマが反応してついてきてくれる俊敏なハンドリング、高い操縦安定性を併せて実現しました(ニュースリリース引用)」とのことです。

足回りは専用ホイールと特別なビルシュタイン!

STI Sportのホイール

245/40R18タイヤ&18インチ×8 1/2Jアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)

2.0GTのホイール

225/45R18タイヤ&18インチ×7 1/2Jアルミホイール (ガンメタリック塗装)

2.0GT-Sのホイール

245/40R18タイヤ&18インチ×8 1/2Jアルミホイール (ダークガンメタリック塗装)


専用に用意されたホイールはサイズこそ2.0GT-Sと同じですが、15本のフィンスポークデザインとなっておりスポーティかつ上品な雰囲気を醸し出していますね。

STIチューニング ビルシュタイン製ダンパー& コイルスプリング(フロント:DampMatic®Ⅱ、倒立式)※写真はフロント


サスペンションは2.0GT-Sもビルシュタイン製のダンパー(フロント倒立式)を採用していますが、STI SportになるとSTIチューニングが施されています。DampMatic®Ⅱ(ダンプマティック2)とは可変減衰力サスペンションのことで走行状況にあわせて減衰力が変化するとっても高級なメカニズムなんです。

高剛性クランプスティフナー(左右)付電動パワーステアリング ※写真は運転席側


こちらがステアリングギアボックスの取り付け剛性をアップさせるクランプスティフナーです。要するにステアリング操作によるステアリングギアボックスの揺れを抑えて応答性をよくしてくれるんですね。

しっかりSTIを主張するエクステリア!

WRX S4 STI Sportフロントグリル(ダークメタル塗装)


STIエンブレム付サイドガーニッシュ(ブラックカラード)


STIエンブレム(フロント&リヤ)


ブラックカラードドアミラー


トランクリップスポイラー(ブラックカラード)


シャークフィンアンテナ(ブラックカラード)


エクステリアのデザインは基本的にほかのグレードと同じですが、各箇所をブラックアウトして精悍さをアップさせています。そしてなにより真っ赤な「STI」エンブレムが気分を盛り上げてくれますね。ボディカラーのラインアップは全6色で、ほかのグレードと同じです。
【カラーラインアップ】
アイスシルバー・メタリック
クリスタルホワイト・パール ※32,400円高(消費税込)
ダークグレー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
ピュアレッド
WRブルー・パール

レッドを基調としたスポーティかつ大人っぽいインテリア

本革巻ステアリングホイール(レッドステッチ+高触感革+STIロゴ入りハイグロスブラックベゼル)


本革巻シフトレバー(レッドステッチ+高触感革+ハイグロスブラック加飾パネル)


RECAROフロントシート(ブラック/ボルドー、レッドステッチ+STIロゴ入り)


STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート(フロント)


フェルト巻フロント&リヤ大型ドアポケット(ボトルホルダー付)


ボルドーのレザーとレッドのステッチ、そしてレッドのSTIエンブレムで飾られたインテリアはWRX STIとは違った大人のスポーティさを感じさせてくれます。シートはもちろんレカロ製で本革とウルトラスエードを組み合わせた特別なモノ。ステンレス製のサイドシルプレートやレッドステッチ入りの本革巻きステアリングホイールな随所に高級感を漂わせています。写真ではみえませんが、STIロゴ入りのマルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーターも備えています。

スポーツリニアトロニックで存分に走りを楽しめる


いかがでしたでしょうか?「STI Sport」はSUBARU TECNICA INTERNATIONAL(スバルテクニカインターナショナル)との共同開発で誕生したれっきとしたSTIイズムが脈打つモデルです。WRX STIとは違って、その走りのテイストを8速クロスレシオのCVT「スポーツリニアトロニック」で楽しめるのはこのWRX S4 STI Sportの特権です。WRXの購入を検討している人はぜひ候補の1台に入れてみてはいかがでしたでしょうか?

KUHLではWRX用のエアロパーツ&コンプリートカーをやっています!


愛知県名古屋市にあるKUHL Racing名古屋ではWRXのエアロパーツやカスタムコンプリートカーの販売をしています。WRXにさらなる個性をプラスできますよ。詳しくは動画をご覧ください。もちろん今回紹介した『WRX S4 STI Sport』もそのまま購入できますので、ぜひお問い合わせください。
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