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2018年10月30日

ついにドアミラーがなくなった!世界初のサイドミラーレス車がレクサスから新登場|LEXUS ES・新型レクサスES

2018.10.30

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クルマの未来を想像したとき、行き着く先はどんなクルマが理想ですか? SF映画のように空飛ぶクルマが行き交う未来はワクワクしますよね。ナイトライダーのナイト2000のように人工知能と会話をしながらドライブするのも楽しいかもしれません。けど、そんな未来はまだまだ先、自分が生きているうちは叶いっこないなんて思いっていませんか? もしかしたらそんなことはないかもしれませんよ。クルマは一歩づつ進化し続けています。2018年10月24日にクルマはまた一歩未来へと進化しました。それが量産車として世界初採用された「デジタルアウターミラー」なんです。簡単にいうと、ドアミラーのミラーがなくなり、デジタルカメラに置き換わったというわけです。その記念すべき初搭載車は「レクサスES」となります。それでは、いったいどんな仕組みになっているのかチェックしてみましょう。

日本初上陸となるレクサスESが新発売

【LEXUS ES/レクサス ES】
LEXUS,ES
LEXUS,ES

【LEXUS ESの主要諸元】
・全長×全幅×全高(mm):4975×1865×1445
・ホイールベース(mm):2870
・燃費(JC08・km/L):23.4
・エンジン最高出力(PS/r.p.m):178/5700
・モーター最高出力(PS):120

【LEXUS ESの価格】
ES300h:580万円〜698万円

「デジタルアウターミラー」が搭載された車種は、日本初上陸となるレクサスESです。レクサスESはこれまでも北米などで販売されており、この型で7代目となるかなり息の長いモデルなんですね。レクサスのセダンラインアップの位置づけ的にはLS→GS→ISのなかで、ISと同等あたりになります。しかし、ISがFRなのに対して、ESはFF車なのでセダンとしての趣はちょっと異なりますね。余談ではありますが、ESは日本初上陸ですが、じつは過去に日本仕様としてトヨタからウィンダムという名前で販売されていました。対してISの日本仕様はアルテッツァになります。それぞれの現行車は当時からかなり進化しているので一概にはいえませんが、なんとなくESが高級志向でISがスポーティといった印象でしょうか。

じつはカムリと兄弟車なの!?

トヨタ,カムリ

トヨタ・カムリ

レクサスESの画像をみて、なにかピンときている人は多いのではないでしょうか? そうです、なんかカムリに似てるっぽいんですね。それもそのはず、カムリもレクサスESも同じGA-Kと呼ばれるプラットフォームを使用しているんです。つまりベースとなる部分が同じわけです。さらに搭載されるエンジンも2.5L直列4気筒のA25A-FXS+モーターとまったく同じ。サスペンションはフロントがストラットでリアがダブルウィッシュボーンというのももちろん同じ。スペック上で明らかに異なるのはESのほうがボディサイズが大きく、ホイールベースも45mmほど長いというところでしょう。しかし、あくまでベースが同じというだけで、中身はものすごい高級車に仕上げてあるっていうのがレクサスなので、決して兄弟車といえる関係ではないでしょう。

デジタルアウターミラーはオプション設定

そしてこちらが量産車世界初採用となるデジタルアウターミラーです。ミラーレスなのに名前に”ミラー”と入っているのはどういうわけなのかわかりませんが、ミラー(鏡)はなくなり、カメラだけがそこにそびえております。従来のドアミラーと比べると明らかにコンパクトなサイズになっていて、かなりスタイリッシュです。世界初ということで、まだまだ荒削りな部分は見受けられますが、ここからどんどん進化していくことでデザインはより洗練されていくことでしょう。いまはまだ”ドアミラー”感が残っていますが、いずれこの出っ張りすらなくなるスッキリとしたボディサイドのクルマが登場することが期待できますね。

このデジタルアウターミラーですが、レクサスESに標準装備されているわけではなくて、「version L」というグレードのみにオプションで設定されています。その価格、じつに21万6000円となります。世界初の先進装備なので、このくらいの価格は妥当なとこでしょうか。

デジタルアウターミラーで撮影した映像は室内のモニターに映し出されます。これが賛否両論ありそうなデザインなんですね……。5インチのディスプレイが左右それぞれのAピラーの根本あたりにくっついているんですが、このいかにも後付け感がなんともいえません……。あくまで世界初!まだこれから進化する過渡期でしょう!

ちなみにデジタルアウターミラーを装備しない通常のインテリアはこのようになっています。やっぱり流れるような統一感のあるデザインでいいですね。それだけに、ディスプレイはピラー埋め込みなどにできなかったものでしょうか……。

ミラーがカメラになるといいことたくさん!

まずはこちらの動画をご覧ください。レクサスが公式でデジタルアウターミラーの解説をしています。単純に「カメラの映像をモニターで確認すればいいだけでしょ」というわけではないようです。最大のメリットは雨天などでも視界に影響を受けにくいところにありますが、逆に通常のミラーとは違って見る角度を変えれば映し出される角度が変わるってことがないので、少し慣れが必要かもしれませんね。

雨天時などのドライブで1番のイライラポイントといっても過言ではないのが、ドアミラーの視認性が悪くなるところですよね。ミラー自体に水滴がつくし、サイドウインドにも水滴がつくことで、ひどい場合はなにが写っているのかまったくわからなくなります。かつてはドアミラー用のワイパーがあったり、撥水コートをしたりと対策はありましたが、どれも根本的な解決にはいたっていません。
そこでこのデジタルアウターミラーです。カメラは水滴の影響を受けにくい設計になっているので映像にほぼ支障なし。さらにモニターはもちろん室内にあるのでサイドウインドウに水滴がついていたって関係なし。これだけでもドアミラーに革命をもたらしています。


また通常のドアミラーでは夜間などの暗い場所ではもちろん暗いまま写し出されますが、デジタルアウターミラーの映像は自動で明るさを合わせてくれるので、しっかりと視界を確保できます。さらに、後続車などのヘッドライトが眩しい場合などでは手動で明るさを調整できるので、つねに快適な視界をキープできるんですね。

これもデジタルアウターミラーならでは機能。ウインカーと連動して映し出される映像の画角が変化します。ウインカーを出すとより広い範囲の映像に切り替わるので、できるだけ死角を減らすことができるんですね。通常のドアミラーだと見る角度を変えて対応するしかなかったので、だいぶ運転が楽になりそうです。

いかがでしょうか? まだまだ車種は限られるし、価格も高い。デザイン面や機能面に改良の余地はありそうですが、着実にクルマは未来へと進化しています。30年前はフェンダーミラーが当たり前でした。20年前にはドアミラーがほとんどになりそこで終わりかと思ったら、今度はミラーそのものがなくなるという進化です。クルマがこれからどんな進化をするのか楽しみですね!少しづつでも先進の装備に一喜一憂していきたいものです。

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